ETH-BTCレシオが再び注目されているというニュースが出ています。
多くの人は「また相場予想の話か」と感じるかもしれません。
しかし、この話題は値上がり・値下がりを当てる話ではありません。
私たちが何を基準に価値を測ってきたのか、その前提を問い直す材料です。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
ETH-BTCレシオ、4月に底打ち 2019年サイクルと類似とアナリスト指摘 2026年1月12日
Cointelegraph Japan
URL
https://jp.cointelegraph.com/news/eth-btc-bottom-april-mirror-2019-cycle
2026年1月、暗号資産市場アナリストのミハエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の価格比率であるETH-BTCレシオが、2025年4月に底を打った可能性があると指摘した。
同氏は、この動きが2019年の市場サイクルと類似していると述べている。
記事によれば、イーサリアム上のステーブルコイン供給量は2025年に大きく増加し、過去最高水準に達した。
また、現実世界資産(RWA)のトークン化や、イーサリアムネットワーク上での開発活動の継続も報告されている。
データ分析サイトの情報では、イーサリアムは2024年後半から2025年にかけて大量のステーブルコイン送金を処理しており、ネットワークの利用量は依然として高水準を維持している。
一方で、ETH価格は一時的な上昇と調整を繰り返しており、市場心理は分かれている。
ETH-BTCレシオは2025年4月に約0.017付近で底を付け、その後上昇したが、同年後半の市場全体の下落局面で再び低下した。
現在の水準について、過去の相場転換前と似た心理状態が観測されているとする分析も紹介されている。
この出来事はこう解釈してください。価値の測り方が揺らいでいる
この出来事はこう解釈してください。
問題は、イーサリアムが上がるかどうかではありません。
「何を基準に価値を判断しているのか」という前提そのものが、揺らいでいるという構造の話です。
日本円や米ドルで仮想通貨の価格を見ることは、これまで当たり前でした。
しかし、法定通貨自体が大きく変動する時代に入り、その物差しは必ずしも安定していません。
価格が動いた理由が、仮想通貨側なのか、通貨側なのかが見えにくくなっています。
そこで使われ始めているのが、仮想通貨同士で価値を測るという視点です。
BTC/ETHレシオは、未来を言い当てるための答えではありません。
ただし、判断の前提を大きく外しにくくするための道具であり、注意が必要です。
「BTC/ETHレシオは当てにならない」という解釈はズレている
BTC/ETHレシオを疑っている人ほど、測る道具を持たずに判断しようとしています。
この指標は、万能でも完全でもありません。
それでも、法定通貨ペアだけで相場を眺めるより、余計なノイズを減らせます。
「正解を出すため」ではなく、「見誤りにくくするため」に使うものです。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。


















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