METEORとは
METEORは、ペルーを拠点とする暗号資産プラットフォームである。暗号資産を日常生活で利用できる新しい道を開拓しており、教育、ビジネス、スポーツなど多岐にわたる分野で暗号資産を活用した支援を行っていく予定です。
ラテンアメリカでは自国通貨への不安などの要因から、消費者の4分の1が暗号通貨を保有していると言われており、保有割合は世界的に見ても高い。現状は、販売所での現物保有が中心で、トレード人口はまだ少ないようだ。METEORはペルーをはじめとした南米市場は、暗号通貨の普及にとって潜在的に魅力がある市場と考えています。
2022年にはペルーで金融ライセンスを取得。OKXとのパートナーシップや、南米の銀行システムと連携するためのPROMETEOとの提携など、優れたサービス構築に向けたパートナーシップを広げています。
METEORは暗号資産取引だけでなく、NFTマーケットプレイスやローンチパッド、ゲーミングといったコンテンツに注力していることも特徴であり、今後のMETEORエコシステムの拡大にも注目です。
そして、METEORのガバナンストークンとなる”MTO”の上場が12月28日に決定しました。
ロードマップ
Meteorの直近一年間のロードマップは以下のとおり。
2023 Q3:トークン設計、コミュニティ参加促進、プロモーションパートナー提携
2023 Q4:トークンリスティング、NFTマーケットプレイス、ローンチパッド
2024 Q1:ステーキング、ゲーム、メテオクレジットカード
2024 Q2:ローンチパッド提携大学の発表、ペルーでのインフラサービスの展開、ローンサービス開始
2024 Q3:大型オフラインイベント、パートナーシップ発表
トークン上場
METEORのガバナンストークン”MTO”は、12月28日に上場が決定しております。
MTOの総発行枚数は1億枚です。
名前:Meteor(メテオ)
シンボル:MTO
発行数:1億トークン
ネットワーク:イーサリアム(ERC-20)
投資家: 15%
メテオチーム: 20%
アドバイザー: 5%
パートナー: 7.5%
エコシステム(メテオシャワー15%、ステーキング15%)
マーケティング: 7.5%
リクイディティ: 15%
売り圧を抑えたトークン戦略
運営保有分の他、事業推進に寄与するパートナーからの投資と、アロケーションによって配布しており、協力関係の無い投資家は優先していません。売り圧を極力抑えつつ中長期での上昇を目指しているとのことです。METEORトークンの用途としては、コミュニティへの参加を促進するためのインセンティブやプラットフォーム上での取引だけではなく、ステーキングによる権利獲得やMETEOR発行のNFT「METEORパス」の購入に利用できます。
METEORパスでは3ランクのVIP制度を採用し、各コンテンツへの参加権利の獲得をはじめとした、多くのユースケースが実装される予定となっています。METEORパスの保有メリットにより、トークンをホールドするという仕組みを作る狙いです。
METEORパスでは、以下のようなユーティリティを用意しています。
・METEOR内⼿数料の割引
・ローンチパッドの優先参加権利
・抽選イベントの当選確率の上昇
・クレジットカードの配布
・クリプトローンの⾦利低減
・METEOR NFTの獲得権
・オフラインイベント招待
・限定キャンペーンアクセス
主なコンテンツ
現時点の主軸となるコンテンツは、トレード、NFTマーケットプレイス、ローンチパッドです。
トレード
ビットコインやイーサリアムなどメジャーな暗号資産からマイナーな暗号資産まで取り揃えています。安全性に最大限の配慮をしており、現地政府と密接に連携しながら、マネーロンダリング防止策を講じ、利用者の資産を分離保管することで、万全のセキュリティ体制を整えています。
暗号資産取引をはじめ、プラットフォームの各コンテンツは英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語に対応している。現在も進行形ではあるが各国のローカライズに力を入れ、安心して利用できるサービスを提供していく計画です。
NFTマーケットプレイス
METEORのNFTプラットフォームでは、デジタルアート、体験、会員権、クーポンなどを売買することが可能です。
NFTマーケットプレイスとしての差別化は、アートの売買だけがメインではなく、実生活で利用できるNFTクーポンや、旅行ツアー体験など、あらゆる体験をテーマとしたNFTを購入することが可能です。直近で出品予定のNFTでも、パッケージツアーが準備されています。
また、METEORでは、これらのNFTを通じて発生する掲載料や取引手数料を、メテオトークンとしてユーザーに還元するシステムを採用しています。このユーザー還元システムにより、METEORプラットフォームの活性化を促し、ユーザーがプラットフォームに直接貢献できる環境を作っていくとのことです。
ローンチパッド
ローンチパッド(Launchpad)は、暗号資産プロジェクトが資金を集めるための場であるが、METEORは独自のアプローチを行っています。特徴的なポイントは、現地の有名大学や大手VCとの提携を進めています。Web3に限らず、優秀な事業計画に対して投資ができるようになっており、学生や若い起業家にとってもチャンスであり、投資家は新たなイノベーションの創出に寄与することができます。
ここでは、プロジェクトごとにマイルストーンが設定され、それを期限内に達成できなかった場合、投資家に出資金が返還される仕組みを採用しています。
これにより、プロジェクト運営者は資金を確保するために目標達成に向けて一層努力をすることが期待され、投資家とプロジェクト双方にとってのリスクが低減される仕組みです。
独自性や強み
バイバック・バーン
METEORでは、トークン価値向上のために、様々なコンテンツにバイバック・バーン(買戻しと焼却)を採用していきます。買い戻したトークンを完全に焼却させ、発行母体が供給枚数をカットしていきます。供給量が無制限に増え続けるよう設計されているプロジェクトも多いが、METEORではバイバック・バーンにより市場におけるMETEORトークンの量が減少し、投資家へ好材料を与えるとともに、インフレをコントロールする効果もあります。
METEORのプラットフォームとしての強みは、トレードでの手数料収益だけに頼らず、新規上場するトークンの売上げや、NFT、ゲーミングによる収益に対してこの仕組みを採用しており、トークン価値を高めていく方針です。
ゲーミング
取引所機能を持ったプラットフォームがゲーム機能を実装するには、ライセンスの関係から限られてくるが、METEORでは実装可能とのことです。
ジャックポットや宝くじ、クラッシュゲームなど、短時間でシンプルに世界中の人が繰り返しプレイできるゲームを採用していく予定です。
このゲームでの収益も、バイバック・バーンに当てられ、ホワイトペーパーによると、配当性向は85〜90%であり、営業収益から30%がバイバックバーン、40%がメテオ収益、30%がメテオシャワーのプールに充てられます。
■クレジットカードやローン事業
METEORは、プラットフォームとして多種多様なサービスを提供する予定です。
来年の計画として、METEORカードの発行も計画されています。暗号資産を社会に浸透させるサービスの一環として、カードを発行していく予定です。
ユーザーは資産をアプリで管理でき、暗号資産をチャージして決済することが可能となります。
このカードもトークンを保有することで持つことができ、ポイントをトークンとして還元することで、循環を生むという狙いです。
将来的には、保有者向けにサブスクリプションサービスとも提携を考えています。
また、現地では不動産ローンが7%を超えてきており、将来的に暗号資産を担保とすることで優遇する不動産ローンを提供し、ペルーの社会において有用なローンの仕組みを提供していく予定ということです。
日本での活動
日本では、YouTubeで絶大な人気を誇るブレイキングダウン10のプラチナスポンサーとして、出場選手とのタイアップや、短期間で日本の有名プロジェクトとのコラボを実現させました。
Web3.0メタバースで多くの有名人や企業を巻き込み、多くのフォロワーを獲得しているXANAとのコラボにより、会場観戦チケットを購入した人限定のNFT配布しました。
また、オーナー権NFT分散型保有プラットフォームとして、アートとBlockchain、ファイナンスを融合したNFTマーケットプレイスのStraymとのコラボにより、こちらもNFTを4000個限定で配布しました。
Horizonとのコラボでは、香りをデジタル化する技術を保有し、スマートフレグランスを世界に向けて展開するHorizonとの共同で、BreakingDown10の来場者に、特別に開発されたスマートフレグランスが提供されました。
12月には渋谷にて格闘家でありトップYouTuberの浅倉未来、HIPHOPアーティストの呂布カルマとのトークセッションや、アーティストによるライブといったクラブイベントを開催し、認知の拡大を図っています。
先述したようにMETEORは、ペルーの実社会において暗号資産を浸透させるべくプロダクトの開発とマーケティングに尽力しています。
そして、日本国内のイベントのスポンサードや主催を行うなど、積極的に日本での知名度を上げることに注力しており、間違いなくグローバル展開先の一つとして日本に力を入れています。日本語版の公式サイトやXがあり、今後の情報が得やすい環境をさらに整えていくということです。
詳しくは下記のリンクを参照ください。
公式サイト:https://www.themeteor.io/ja
X(Twitter):https://twitter.com/themeteor_io_jp
Instagram:https://www.instagram.com/themeteor.io/
Linkdin:https://www.linkedin.com/company/themeteorco/
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