【伊藤が解説】TVCM放映で国内の仮想通貨市場はどう変わる？

コインチェック新CM、5月9日から放映

国内大手仮想通貨取引所「コインチェック」が、2024年5月9日より新しいテレビCM「コインチェッくん篇」を放映開始します。

このCMには、俳優の稲垣吾郎氏とお笑いコンビ空気階段の鈴木もぐら氏が出演し、人気のクリエイティブディレクター山崎隆明氏が企画を手掛けます。
CMでは、コインチェッくんと稲垣氏のユニークなやり取りが描かれ、暗号資産に関する知識とユーモアを交えて紹介されます。

コインチェックTVCMを5月に放映開始、稲垣吾郎と鈴木もぐら出演

COINPOST

TVCM放映で国内の仮想通貨市場はどう変わる？

このニュース、 伊藤が解説します。

2024年5月から、国内大手取引所であるコインチェックのテレビCMが放映されることが話題となっています。

2018年のテレビCM放映後の大規模な仮想通貨市場の暴落が記憶にあり、テレビCMが市場に再び大きな影響を与えるのではないかと懸念されています。
しかし、テレビCM自体が市場暴落を引き起こすわけではありません。
2018年の出来事は偶然の一致であり、TVCMとハッキングとの間に直接的な関係はほとんどありません。

コインチェックは2018年以降にもCMを放送しており、海外でも仮想通貨関連のCMは頻繁に流されています。
市場暴落を誘発するよりも、CMがきっかけとなり詐欺の増加や厳格な規制の引き金となる影響の方が大きいと考えられます。

これらはビットコインの価格に直接関係なく、日本国内だけのネガティブな規制です。
規制が強化されると、日本での仮想通貨を売買できるプラットフォームの数が減少したり、手数料が上がる可能性があります。

これを避けるためには、仮想通貨を保有するために一定レベルの知識を身につけるシステムを構築することが必要です。
テレビCMを利用して購入を促すだけでなく、リスク管理までを教育するプラットフォームも同時に提供されることが予想されます。

これから仮想通貨を始める方はそのような教育プラットフォームをフルに活用して知識を高めていきましょう。

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