香港がビットコイン・イーサリアム現物ETFを承認
香港が15日にビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認しました。
これにより、中国の大手資産運用会社がETFの取り扱いを始めることとなり、香港の金融政策の自由度の高さを背景に、中国本土の投資家も暗号資産投資の新たなチャンスを得ることになります。
米国に先駆けてのイーサリアム現物ETFの承認は、その後の国際市場における影響も大きいと予想されています。
香港当局、ビットコインとイーサリアムの「現物ETF」を上場承認
COINPOST
香港のイーサリアム現物ETF承認と仮想通貨ETF市場の展望
香港証券先物委員会がビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認しました。
この承認は、特にイーサリアムにとって重要で、米国でのETF承認に向けた期待を高めています。
一方、このニュースはイスラエルへの攻撃による全般的なリスク資産の価格低迷の中で発表されたため、仮想通貨の価格に与える影響は軽微でした。
香港での承認が、仮想通貨ETFのグローバルな流れにどう影響するかが注目されております。
その理由は、多くの国がまだ仮想通貨に対する法規制が十分に機能していないためです。
仮想通貨市場は、大きく拡大しており、各国はこの波に乗るための手段の一つとして、仮想通貨ETFを活用しております。
特に韓国のように仮想通貨に対する法規制が厳しい国々においては、仮想通貨の価格にプレミアムが付いており、グローバル価格よりも高い価格が維持されています。
このような問題を解消するためにも仮想通貨ETFは役立つでしょう。
仮想通貨ETFの誕生により、WEB3経済圏の拡大にはデメリットが生じる可能性も危惧されております。
今後の仮想通貨ETFブームがどのように拡大するのかを注意深く見届けましょう。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】リスク資産としてビットコイン:デジタルゴールドになるのか?
【伊藤が解説します】MetaMaskの新機能でエアドロップ権利確認
【伊藤が解説します】Solanaネットワーク遅延対応:ユーザー増加に伴う課題と対策
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- ニュース2024年10月15日【伊藤が解説】トランプ氏のWeb3事業、次世代の市場を先導
- ニュース2024年10月14日【伊藤が解説】自称国家と分散型思想:ジャスティン・サン氏の挑戦
- ニュース2024年10月14日【伊藤が解説】仮想通貨普及、日本は世界に追いつけるか?
- ニュース2024年10月13日【伊藤が解説】ビットコイン価格の底堅さと分散する下落リスク