米国のビットコイン保有率が過去最高、世界の60%超に
米国の機関が保有するビットコイン量が全世界の60%以上を占め、過去最高に達したと報告されました。
これは、ETFやマイニング企業、政府機関などが積極的にビットコインを保有した結果です。一方で、米司法省が押収したビットコインの売却許可を取得し、市場への売り圧力が懸念されています。また、ビットコイン準備金案をめぐり賛否が分かれており、経済的影響について議論が続いています。
米国機関のビットコイン保有率が過去最高 世界の60%以上に=CryptoQuant
COINPOST
ビットコインの価格予測、今が最も簡単な理由とは
ビットコイン市場における米国の影響力が過去最大となっています。
2025年1月の報告によると、米国のビットコイン保有率は全世界の過半数を超え、他国を圧倒する状況です。
この動きは、ビットコインETFの普及やマイクロストラテジー、テスラといった企業の積極的なビットコイン購入戦略が後押ししており、わずか1年で市場の勢力図が大きく変化しました。
もともと日本や中国がビットコイン市場の主要プレーヤーとして注目されていましたが、現在ではその地位が大きく後退しています。
特に、日本の円安進行による影響もあり、ビットコイン/円のチャートは市場の実態を反映していません。
結果として、多くの投資家が米国の景気動向を価格予測の基準として注視する状況となっています。
この米国の一強体制は長くは続かない可能性があります。
現在、欧州や中東の国々もビットコイン市場への参入を加速しており、将来的にはどの国が主導権を握るのか予測が難しくなると見られています。
たとえば、韓国がシェア率トップに立つこともありえます。
その場合、ビットコイン価格を予測するためには韓国ウォンとの相場を見る必要が出てきます。
今、ビットコイン市場に参加することの利点は、価格予測が比較的容易である点です。
価格に影響を与える国や要因が限定されているため、初心者でも戦略を立てやすい時期と言えるでしょう。
しかし、複数の国が主導権を分散して持つ時代が到来すれば、市場の複雑性は飛躍的に増大します。
米国の影響力が強い今こそ、ビットコイン市場に参加する好機です。
一国が市場を主導している間は、価格変動の予測がしやすいからです。
将来的に複数の国が主導権を分け合うことで市場のダイナミクスは複雑化し、価格予測の難易度が上がるでしょう。
特にこれから市場に参入しようと考えている方は、米国の景気や政策動向を注視しながら早期に行動を開始することをおすすめします。
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