こんにちは、テクニカルスナイパー( @forgoodtrade )です。私はコインオタク編集長の伊藤健次さんに次ぐ立場としてオンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めています。
そのご縁からコインオタク公式ホームページにて私の記事を寄稿させていただいています。ぜひ最後までお読みください。
オーストラリアドルまとめ
豪ドルは米ドル・日本円・ユーロ・ポンドなどに比べると取引量が少なく、世界中が金融危機などに陥るとその流動性のなさから暴落してしまうなどデイトレードではやりづらい通貨といわれます。
取引量の少ない豪ドルが日本円・米ドル・ユーロ・ポンドという4大メジャー通貨に対して揃って最強or最弱の値動きをするということは、その時に限っていえば多くの市場参加者が豪ドルを取引しているということになります。
この状況でするべきことは円・ドル・ユーロ・ポンドの中で最強or最弱を探すことで、 豪ドルが最強の場合は主要4通貨の中で最弱のものを売り、豪ドルが最弱の場合は主要4通貨の中で最強のものを買います 。
しかしEURAUDとGBPAUDは普段ほとんど取引されることがないので実質的には豪ドル円と豪ドルドルのみが対象になるでしょう。
豪ドルが最強or最弱になりやすいのはオーストラリアに関する経済指標や要人発言が報じられてその発表がサプライズになり、多くの市場参加者が豪ドルに注目した瞬間です。
ニューヨーク時間は豪ドルが最強or最弱になっているときだけに絞ってその方向に順張りでトレードすると非常に勝率が良くなります。
また深夜2時などはロンドン市場のトレーダーが仕事を終える時間帯なのでユーロやポンドの取引は極端に減ります。日本人の個人トレーダーも眠る時間で、市場参加者が減るのでテクニカルの効きも悪くなるため、ここからの深追いは禁物です。
私は時間を意識するべきだとしつこく言ってきましたが、FXで稼ぐ上で大切なのは絶対額よりも効率性だということを改めて認識しておいてください。最小の労力で最大の利益を生む方法を模索していきましょう。
株はかなりおいしい投資
勤め人にとっての副業ブームが到来して久しくなりますが、大切なことは借り入れなどを含めてできるだけ初期投資をしないことと時間を味方につけることです。
投資で副収入を得ていくためにしばしば推奨されるのは株の長期投資で、この根拠として例えば 日本の株式市場(日経平均株価)は年平均で6%上昇 してきたことが挙げられます。
長期で投資すればどのタイミングで始めてもこの程度のリターンは期待できるという理屈であり、年間25万円(月2万円強)の投資を30年間続けた場合、年6%の利回りが続けば最終的な資産額は2000万円を超えます。
主要銘柄に投資しているだけで大きな資産を作れるのですが、日本株にはプラスマイナス25%のリスクがあることを覚えておく必要があります。
資産が750万円を下回る確率は30%、2000万円を超える確率も30%、全体の7割の人が元本を上回り、同じく全体の3割の人が2000万円を突破します。
つまり月2万円程度の支出を続けることができれば70%の確率で儲かり、30%の確率で大きな資産を手にすることができます。
もちろん今ここでご紹介したこと全部が全部その通りにいくわけでもなく、30年間の間に市場が大きく変わる可能性も十分にあります。
そして何よりも一番の難関は銘柄選定で、現時点で有望な銘柄を決めることはもちろん、その業界が長く続くのかも重要なポイントになってきます。
また、たかだか月2万円程度の少額積立をするのであればさほど大型銘柄を選んでしまっては利益を得にくく、かといって小型銘柄にすると途中で乗り換えるのが困難になります。
複利を使いながらフルベットで資産を増やしていくことができれば良いのですが、初心者には難しいかもしれません。
「固定費」に関する考え方
人手不足は景気が良い時に発生し、景気が加熱しすぎると企業には多くの注文が寄せられるので同じ人数ではその注文をさばききれなくなります。
各企業は優秀な人材を確保しようと躍起になり、他社に社員を奪われないよう警戒するので給料は上がっていきます。
過去10年間で35歳以下の労働者のかずは17パーセントも減少しており、若年層の人口が2割近くも減ってしまったので、企業が人の確保に苦労するのは当然の結果です。
今の日本には約400万人の社内失業者がいるとされ、2025年には500万人近くに達すると見込まれています。
企業はこれだけの余剰人員を抱えており、何もしないと企業の総人件費はどんどん膨れ上がるので、その結果として企業は総人件費を抑制するために社員の昇給をできるだけ遅らせようとします。
しかしトータルパフォーマンスで考えた時、 70歳までサラリーマンをしているだけで少なかろうが一定の給料がもらえるのであればそれはそれで人口減少・長寿化社会において豊かな人生を歩める でしょう。
最近流行りのビジネスでサブスクリプションモデルというものがありますが、少額課金を継続的に得るというのは長らく非常に合理的な手法とされてきています。
逆に私はいつも資産形成の話をする際にはまず固定費を削減するように話し、中でも家賃などはもちろんのこと、毎月数百円でもかかっていることは徹底的にカットしていくことを推奨しています。
それに加えてショットでモノを買うというのも身動きが取りにくくなるのでなるべく減らしていくような発想が必要です。総じてお金の入りは固定、お金の出は抑制orショットという考え方を持てばかなりキャッシュフローが変わってくるでしょう。
テクニカルスナイパーの発信媒体
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この記事を書いた人
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FXデイトレードと新興株のスイングトレードをメインとした個人投資家。
シンプルなチャート分析とプライスアクションを基にした手法や金融経済に関する教養をTwitter・LINE@にて発信。
オンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めるのほかに、対外セミナーへの登壇もこなす。
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