SBI VCトレード、USDCの国内取扱い開始へ
SBI VCトレードは3月12日より、国内で初めて米ドル連動ステーブルコイン「USDC」の取り扱いを開始すると発表しました。
USDCは1USDC=1米ドルの価値を持ち、現金や高流動性資産に裏付けられた安全性の高いデジタル資産です。
SBI VCトレード、国内初のステーブルコイン「USDC」3月12日提供開始(β版)
COINPOST
日本初のUSDC取扱い、ステーブルコイン時代へ

日本でついに流動性の高いステーブルコインの取り扱いが始まり、仮想通貨業界に大きな影響を与えそうです。
SBI VCトレードが国内で初めて米ドル連動ステーブルコイン「USDC」の提供を開始し、企業や個人の仮想通貨活用のハードルが大きく下がります。
これまで日本では仮想通貨の価格変動リスクが課題でしたが、安定したデジタル通貨の登場により、WEB3関連サービスの拡大が加速することが期待されます。
日本円のステーブルコインはまだ実用レベルには至っていませんが、今回のUSDC導入がきっかけとなり、将来的に日本円ステーブルコインの普及が進む可能性もあります。
また、USDCの採用は、業界最大のステーブルコインであるUSDTとの比較を巡る議論を再燃させるでしょう。
グローバル市場ではUSDTが圧倒的に流通している一方、日本国内の規制を考えるとUSDCの方が利便性が高いと考えられます。
USDTが危険というわけではありませんが、日本市場では取り扱いのない銘柄は使いにくくなる可能性があるため、今後の利便性を見据えてUSDCを活用するのが得策でしょう。
ステーブルコインの解禁によって、日本のWEB3業界がようやく世界の流れに追いつく日が来たと言えるかもしれません。
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