イベント概要
イベント名:Blockchain Fair Asia 2018 philippins
開催場所: SMXコンベンションセンターAURA(フィリピン)
開催日時:
2018/10/11 9:00~17:45
2018/10/12 9:00~20:00
参加人数:1,000名
参加企業:10企業
出展:20プロジェクト
スピーカー:30名
公式URL:https://blockchainfairasia.com/
なぜフィリピンという国で開催されるのか
Blockchain Fair Asia 2018 philippinsでは、最新のブロックチェーン開発による大きな革命がすぐそばにあることを確認することができます。
では、なぜ当カンファレンスの開催場所がフィリピンとなったのでしょうか?
実は、主要なアジア暗号資産市場の規制改革により非常に苦しい状態であるにもかかわらず、フィリピンの暗号資産業界は非常に繁盛しています。
また、フィリピンが暗号資産大国となったのには3つの理由があるのです。
暗号資産を支持する進歩的な規制
フィリピンの地方自治体の規制当局は、暗号資産に否定的な国が多い中、暗号資産を支持する進歩的な規制の方向性を採用しています。
2017年2月にBanko Sentaro BG Pilipinasがビットコインを正当な支払い方法として公式に認めたことにより、暗号資産の支払いと関連サービスが急速に普及していきました。
カガヤン特別経済区(CEZA)
フィリピン政府はカガヤン特別経済区を立ち上げ、政府側が認めた暗号通貨の会社を、その地域内に設立することを認めました。
さらに、税率を下げ規制を緩くしたことで、アジアのシリコンバレーと言われるようになり注目を集めるようになりました。
現在、約25もの取引所がこの地域への設立を目的にライセンスを受けているそうです。
送金手段の基軸化
フィリピンにおける送金手段のほとんどは、暗号資産によって行われます。
フィリピン人労働者のかなりの割合が送金目的で暗号資産を買っています。
現在、暗号資産で送金を行うフィリピン人労働者は約1,020万人にも上り、2018年の4半期だけで78億ドルものお金を暗号資産に変えて送金されているそうです。
これらのことから、フィリピンの暗号資産市場の将来は非常に明るいといえます。
政府が暗号資産を採用しているため、新しい経済が従来よりも速いスピードで構築され、2018年1月以降鈍化するグローバル市場のパフォーマンスの影響を感じさせない、非常に高いレベルの取引を維持しています。
イベント内容
参加者のメリット
・投機ではなく、投資としてのブロックチェーンと暗号資産のプロジェクトの話を聞くことができる。
・多くの投資家や企業とのネットワーキングが期待できる。
・ハッキング等による、暗号資産の損失を避けるための知識を享受できる。
・フィリピン国内における最先端の暗号資産市場をより理解することで、投資機会を逃さない。
・金融業界だけでなく、VC企業を中心とした様々な業界におけるブロックチェーン活用の方向性を理解することができる。
・これまでのブロックチェーン技術の進化過程とともに、将来の革新的な進化について理解することができる。
ゲストスピーカー
Kiana Shek(DigiFinex Co-founder)
Collin Thompson (Intrepid Ventures Co-founder)
Katsuya Konno (Quoine CFO)
Pavel Bains (CEO of Bluzelle Networks)
Henry Wang (Founder of SmartMesh)
Ashton Addison (CEO/Co-founder of EventChain)
Jeremy Berger (Portfolio Director at Life.SREDA)
Joel John (Research Analyst at Outlier Ventures)
Tushar Aggarwal (Associate at LuneX Ventures ,Golden Gate Ventures)
Gerb Reign Inajada (UnionBank Assistant VP)
Yang Yang Zhang (Co-founder of PDAX)
Ahmed Abdulla (Founder/CEO of Digipharm)
Stanley Diao (Investment Expert at DFJ Dragon Fund)
Xinyi Chen (General Partner at ChainVC)
Akanshu Jain (Principal at KaizenVC)
Roy Lai (CEO of Sentinel Chain)
Rafael Padilla (Blockchain Association Philippines Co-founder)
Mark Vernon (CEO of Tagcash)
上記の背景からも、フィリピン経済における暗号資産の位置づけや政府の試みは、今後注目すべきと著者は考えています。
Blockchain Fair Asia 2018 philippinを通じ、より活性化されることを期待しています。
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