新分析手法は「情報の宝庫」であるソーシャルメディアを利用すること
株式や暗号資産を取引する場合の指標として、ファンダメンタル分析、テクニカル分析がありますが、今もう1つ関心を集めている指標があります。
それが 「センチメンタル分析」 と呼ばれる手法です。
ということだと思います。
一般ユーザーの場合、例えば「ファッションのトレンド」「芸能人・著名人の情報」を検索する手段は、Googleなどの検索サイト(サーチエンジン)が主流となっていますよね!
しかし実は、以下に興味深い結果が出ています。
10代女性では「ファッションのトレンド」をSNS検索で調べる割合が57.6%、「芸能人・著名人の情報」が54.5%と、いずれもSNS検索による情報収集が優位だった。
引用元:フェイスブック×電通総研“SNSってそういうことだったのか会議” なぜSNSで情報を“タグる”のか?
つまり上記から読み取れることは、その人独自の関心度の高い情報を探す時は検索サイトよりもSNSを利用するということです。
また、一般ユーザーでさえ4割近くがSNS検索を用いると回答しており、その需要が高まりつつあるようです。
話を戻しますが、センチメンタル分析では、暗号資産への恐怖、関心、欲望等を数値化し、投資家の感情を知ることができます。
センチメンタル分析を暗号資産で応用すると、チャート分析では見えない、市場への期待や不安が可視化されます。
例えば、チャート分析では価格が上昇トレンドの場合、投資家の心理として利確するタイミングが難しくなります。
ところが、センチメンタル分析の結果を活用することで、売買価格が上昇トレンドだったとしても、「肯定的」の数値が低く「否定的」の数値が高い場合には、投資家の関心が薄らぎ、市場への恐怖や不安を感じていることが読み取れます。
結果、この上昇トレンドが下降トレンドへ向かう可能性が読み取れます。
センチメンタル分析とテクニカル分析を組み合わせることで、より精度の高い市場価格の予測が可能となりますので、活用されてみることをオススメします。
暗号資産から誕生した新ワード「センチメンタル分析」
ソーシャルメディアの情報をトレードに活用することが、暗号資産においては結果が出るかもしれないと界隈で話題を呼んでいます。
同様のケースでは、ソーシャルメディアの情報を商品開発やショッピングに活用するという話はマーケティング界隈では研究され続けていました。
金融商品の世界では情報をオープンにするという事がインサイダー取引に抵触してしまう可能性を含むこともあります。
そのため、ごくごく一部の人がトレードについて投稿するだけで、一般のトレーダーはめったに手法やトレードの実績、所感をオープンにすることはありませんでした。
そこで登場した暗号資産は、金融とも商品ともつかない属性を持ち、投資家やユーザーはどんどん情報発信をしています。
この情報を元に市場の温度感を把握するというのは、理にかなっており、結果につながる可能性も高いのです。
「センチメンタル分析」という新しいワードは今後、暗号資産から形になり、多くの金融商品でも有効な分析方法になる可能性を秘めています。
新市場の到来に対して先行参加者は変わらないスタンスでいることが大切
新しい市場では、旧市場を否定するかのように、グレーゾーンや禁忌であったことが当たり前のように行われていきます。
その過渡期にいる我々としては、否定をしたくなる気持ちを抑え、いづれ世間も追いついてくるであろうこの新しい社会において「センチメンタル分析」が当たり前になるまで凛としたスタンスでいることがベストの選択だと考えています。
(最新のデジタル社会は驚くべき進化を遂げていますがそれに伴い、犯罪者のスキルもレベルが高くなっています。こちらをご覧ください!)
そして大切なことは、これが実現しそうになったとき、我々はそれらを精一杯歓迎する姿勢をとることだと思います。
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