あのICOは今|Orbs(オーブス)はいつトークンが配布され上場するの?気になる取引所は?

あのICOは今!?

 

ICO調査員

こんにちは、コインオタクICO調査員(@_coin_otaku_)です。

今回は分散型アプリケーションにおけるAWS(Amazon Web Services)を狙うイスラエル系プロジェクト「Orbs」。

具体的な内容は?価格は?上場時期は?その真実に迫っていきます。

 

kikOrbs(オーブス)の価格やホワイトペーパーなどの基本情報

・通貨名:ORBS

・通貨記号:ORBS

・発行上限:20億枚

・販売価格:プライベートセールを通じ、 その内 20%を1枚あたり10セントで提供

・公式サイト:https://orbs.com/jp/

・ツイッター:https://twitter.com/orbs_network

・テレグラム:https://t.me/orbs_network

公式HPにある動画です。見ると大体のイメージがつくと思います。

Orbs(オーブス)はイスラエル案件の1つ

最近仮想通貨で一番モリアがている国として注目されている一つとしてイスラエルが挙げられます。イスラエルの中央銀行が仮想通貨の導入に向けて行動計画を実施し始めているなどのニュースが、イスラエルでの仮想通貨の盛り上がりに拍車をかけています。そんな仮想通貨先進国イスラエルは、フィンテック技術に力を入れており、国家的にブロックチェーン技術の開発を進め、キャッシュレス化を図ろうという気運が盛り上がってきています。また、それと同時に仮想通貨のプロジェクトも増加傾向にあります。有名な案件として、今回取り上げるOrbs、Bancor、Sirin labs、Endorなどがあります。

Orbsは一般にイーサリアムのスケーラビリティ問題を解消したプラットフォームであると言われています。Orbsについて見る前にイーサリアムの抱える問題点について見ていきましょう。

Orbs(オーブス)がイーサリアムの問題点を解決

イーサリアムはERC20(Ethereum Request for Comments: Token Standard #20)を通して、世界における新しいインターネット基盤になりつつあります。しかし、利用増加とともに新たな問題も出てきました。

ERC20とは

仮想通貨黎明期、各仮想通貨がスタートアップ毎に独自の仕組み(プログラミング言語など)を持っていましたが、それでは受け取る側が大変だと言うことで「みんなでルールを統一しよう」となってできたトークンに対する技術的な統一された仕様(についての議論の集大成)がERC20です。これによりERC20に対応した仮想通貨間でのウォレットの利便性が増したり、開発がより簡単になり、取引所では取り扱いが容易になりました。

イーサリアムのスケーラビリティ問題

イーサリアムに限らず、ビットコインなどの仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳システムに取引(トランザクション)の記録を書き込むことによって動いています。ある一定時間内の取引は生成されたブロックに書き込まれることになりますが、取引はブロックに記録されるという「承認」というプロセスを経て確認されます。しかし、利用者の増加とともに検証作業待ち(つまり、ブロックに書き込まれるのをまってる状態)のユーザーが多くなってきています。これは迅速な取引を阻害するもので、この先イーサリアムが世界規模で使われていく中で大きなデメリットとなっています。

最近はこの詰まりが頻発しており、これがイーサリアムのスケーラビリティ問題と言われています。

これに対処するためにイーサリアムはコンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに変えたり、プラズマ、ライデンと呼ばれる技術を導入して解決しようとしています。

これをまた別の視点から解決しようとしているのがOrbsです。OrbsはVIRTUAL CHAINSと呼ばれる、ブロックチェーン上の仮想的なブロックチェーンを構築することによってスケーラビリティの問題を解決しようとしています。

icon-arrow-down 詳しくは下記の「プロジェクトの特徴:VIRTUAL CHAINS」をご覧下さい。

ORBS(オーブス)の特徴

Orbs開発の目的

Orbsの目的はズバリ、「大規模消費者向け分散型アプリケーションへのブロックチェーン基盤を提供するIaaSInfrastructure as a Service」です。具体的にはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決する事で達成しようとしています。

ところで、IaaSとはなんなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

IaaSInfrastructure as a Service)とは

IaaSを理解するためにAWS(Amazon Web Services)を例にとって見ていきましょう。

Webアプリケーション作成のためには事前にその環境の整備が必要となります。アプリケーションソフトウェアだけでなく、その土台となるサーバやデータベース、ネットワークなどの「インフラ」も用意する必要があるのです。しかし、これらの準備をwebサービスごとに行うことは費用、工期両方の面で開発者の負担となっていました。

そこで開発されたのがAWS(Amazon Web Services)です。開発に必要な「インフラ」は全てAWSが提供し、企業は開発だけに専念できるようになったのです。

民泊サイトAirbnbや動画配信サービスNetflixなど、今日では多くのアプリケーションがAWSを利用して開発されています。

つまりOrbsが目標にしているのは「分散型アプリケーションにおけるAWS化」なのです。

Orbsのプロジェクトの特徴

それでは「分散型アプリケーション(Dapps)におけるAWS化」とは一体どのようなものなのでしょうか。

分散型アプリケーションとは、集中型アーキテクチャではなく分散型アーキテクチャをもつアプリケーション、すなわちブロックチェーン技術が使われたアプリケーションの事を指しています。

すなわち、分散型アプリケーション開発にてネックとなる、ブロックチェーンをベースとしたスマートコントラクトとコンセンサスベースの非集中的データストレージを、誰もが利用できるかたちで提供することORBSは目指しているのです。

分散型アプリケーションを用いることでOrbsはAWSとにはない利点を有することができます。それはブロックチェーン技術をベースとしているため、サーバーがダウンしないことです。

AWSでは集中型アーキテクチャのため、サーバーのダウンはシステムへの影響は避けられません。しかし、Orbsは分散型アーキテクチャであるため、一つのサーバーがダウンしても他のサーバーが処理を継続できるため、サーバ障害を防ぐことができるのです。

Orbsの特徴には大きく以下の4つがあります。

  • 「すべてはユーザーのニーズから」という開発姿勢
  • VIRTUAL CHAINS
  • 選択可能な課金モデル
  • Helixコンセンサスアルゴリズム

それぞれ詳しく見ていきましょう。

「すべてのユーザーはニーズから」というコンセプト

Orbsの開発姿勢は、「すべてはユーザーのニーズから」という言葉に集約されます。IaaSにおいてありがちな、「インフラを設計し、それからユーザーを探す」という開発者本位な姿勢はOrbs開発チームには見られません。

実際にユーザーがデザインパートナーとしてORBSの開発に参画し、ユーザーの要望をもとに改善が加えられています。

Orbsのブロックチェーン、VIRTUAL CHAINSとは

ORBSではブロックチェーンを仮想化したVIRTUAL CHAINSを採用することで、物理インフラを共有しながらも個々のアプリケーションに独立したブロックチェーンを割り当てることができます。これにより、各アプリケーションの独立性を保ちつつ、高いセキュリティを実現しています。

イメージとしては下記の図のようになっています。大元のOrbs自体に「インテリジェントシャーディング」などの機能が搭載され、そのプラットフォーム上で様々な分散型アプリケーションが存在しています。

そのアプリケーション1つ1つをOrbs上で仮想ブロックチェーン化、すなわち個々のDAppの情報が独立した形で記録される形をとることで、あるDAppでトラフィック過多になっても、その影響が他のDAppにおよばないようになります。

インターネット発展期において、VPNにより、共有サーバーを使いながらも、それぞれのウェブサイトを独立した仮想環境でホストできるようになったため、あるサイトにおけるトラフィックの増大やセキュリティの脅威といったリスクの影響を他のサイトが受けないようになったり、リソースの配分も効率化され、コンピューティングパワーやストレージはネットワーク上の個々の仮想サーバーごとに設定できるようになったことと同様の事をブロックチェーン上で行ってより効率的な処理をしよう、ということなのです。

「インターネット」の「共有サーバー内」の「仮想サーバー」の効率化を行うのがAWSとするならば、

「分散型アプリケーション」の「ORBSで提供されているサーバー内」の「各アプリケーション毎に割り振られた仮想的なブロックチェーン」の効率化を行うのがORBSであるといえます。

Virtual Chains

 

 

 

 

 

 

 

ところで、インテリジェントシャーディングとはなんなのでしょうか?

インテリジェントシャーディングとは、Orbsが独自に開発したより効率的なシャーディング(グループ分け)の方法です。今まではシャード(小さなグループ)として縦横無尽に縦(各分散型アプリケーション)横(ユーザー)の区別なく分けられていたいました。これが、全体の処理に大きな負荷をかけていた一つの原因となっていました。しかし、ORBSのインテリジェントシャーディングの元では「ユーザーは同一アプリケーション毎にシャーディングされ、より処理を高速化する」ことができます。これがOrbsのだした新たなスケーラビリティ問題の解決策です。

選択可能な課金モデル

トランザクションごとの従量課金(パズドラで言う魔法石購入)と、サブスクリプションモデル(Huluでいう月額制:定額制)どちらの課金モデルを選択すべきかという問いの答えは、個々のアプリケーションによって異なります。

そのためORBSでは、アプリケーションの開発者が課金モデルを選択することができます。

OrbsのHelixコンセンサスアルゴリズム

Orbsは対象としているのが主にコンシューマー向けのアプリケーションなので、従来のPoW(Proof of Work)はスケーラビリティにおいての問題が、PoSでは公平性においての問題がありました。

具体的には取引記録を持ったブロックの承認作業の量によってもらえる報酬が変化するPoWでは、計算を難化することで、取引記録の書き換えという不正を行うインセンティブを無くしています。不正を行うより、普通に計算を行う方が効率的だからです。しかし、そのために計算には莫大な電力やコストがかかってしまいます。そのため、ノードの承認作業、すなわちマイニングを行えるのが一部の大企業や団体に限られてしまいます。これはイーサリアムも直面した課題でもあるため、そのイーサリアムの問題解決を旨とするOrbsはPoW方式は使えません。

それではPoS(Proof of Stake)方式はというと、これもまた問題があります。そのコインの所持期間と所持量によってブロックチェーン内での権限が決まるこの方式ではごく一部の人間による所持、すなわち一極集中とそれに伴う権力の集中が発生してしまいます。Orbsは「すべてのDAppsのプラットフォームになること」を目標としているので一部のユーザーがより多くのメリットを得られるこの方式も合いません。

そのため、Orbsは新たにこれらの課題を解決した独自の「Helixコンセンサスアルゴリズム」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを開発しました。

その特徴は写真にあるように大きく3つあります。

  • スケーラビリティ問題が解決できる点
  • ファイナリティが保障されている点
  • Orbs内での議決権の公平性が保証されている点
コンセンサスアルゴリズムとは

コンセンサスアルゴリズムとはその名の通り、コンセンサス(合意)を得るためのアルゴリズム(計算方法)のことです。有名どころで言うとビットコインはPoW、イーサリアムは現在はPoWですがPoSへ移行することが決定しています。

 

Orbs(オーブス)の開発メンバー

ORBSのメンバーは、さまざまな業界の起業家や学者、エンジニアで構成されています。ここでは、主要なメンバーを紹介しましょう。

1.Daniel Peled (President)

引用:https://www.orbs.com/JapaneseTeam

ORBSPresidentであるDaniel Peled は、MasterCardSantander InnoVenturesが出資するイスラエルのフィンテックスタートアップであるPayKeyの共同創業者兼CEO。イスラエルのビットコインコミュニティに初期から参加し、イスラエル初のICOの主催者でもあります。経済学史、法学修士。

2. Uriel Peled(共同創業者)

引用:https://www.orbs.com/JapaneseTeam

Uriel Peled ARVRスタートアップVisualeadの共同創業者です。

同社をAlibabaに売却後、イスラエルの有名ハイテク企業Mellanoxでチームリーダーを務めていました。イスラエル工科大学で電気工学を学び、スンマ・クム・ラウデを受賞。

3. Tal Col(共同創業者)

引用:https://www.orbs.com/JapaneseTeam

Tal Col は後にWix.comに買収されるモバイルアプリスタートアップAppixiaの共同創業者で、Wix.comではモバイルエンジニアリング部門のトップを務めました。

現在はKikKik Interactive)のエンジニアリング部門のトップとして、消費者向け分散型アプリケーションを開発。

オープンソースの支持者でもあり、Reactエコシステムのコントリビューターとしてカンファレンスでの講演経験も豊富です。

イスラエル工科大学でコンピューターエンジニアリングを学び、スンマ・クム・ラウデを受賞し、過去にはイスラエル国防軍(IDF8200部隊の中の精鋭部隊に所属していました。

Orbs(オーブス)の将来性

さて、今まではプロジェクトの内容を見てきましたが、ここからはOrbsの将来性についてみていきます。

ORBS(オーブス)のロードマップ

2018年6月 アルファ版をリリース
2018年12月 取引所上場

上場については、18年6月や7月などと言われていましたが、
現在の最新状況では年末の18年12月を予定しているとのことです。
これは、仮想通貨全体の相場状況を考慮しての判断のようです。

Orbs(オーブス)の提携企業

kik

kikというチャットツールと連携した通貨 何百万人規模のアクティブユーザを持つ

zinc

ネット広告の最適化 iron Sourceとの連携
pumapay

支払いシステムの最適化 何百万人、数十億ドル規模のB to C企業と複数提携済み
endor

ビッグデータ×AIを活用した消費者動向を手軽に活用できるようにするプロジェクト

Sirin rabs

コールドウォレットを搭載したスマートフォンの開発、販売
今後の発展が期待できるプロジェクトです。

DX.Exchange

NASDAQの売買システムを採用している7月開設された取引所
仮想通貨としては唯一の実績あるシステムで運営している期待される取引所の1つ

Orbs(オーブス)のまとめ

短期の保有、長期の保有、両方で価格上昇を期待できるかなりの優良案件です。ブロックチェーン技術は今後様々な分野で取り入れられ、私たちの日常レベルでも使われることになります。そのプラットフォームとなるORBSは多くの人やアプリで実使用することを想定して開発されているインフラになります。仮想通貨への参入人口が増え続ける好条件を追い風に急激に成長していくことも想像に難くないでしょう。

ICOをプライベートセールに留めているのも上場後の値上がりの要因になります。そのため、中長期的な保有はもちろんのこと短期的な利益を目的にした方でも十分な利益を得られるプロジェクトであると言うことができるでしょう。

Orbs(オーブス)のミートアップや上場に関する最新情報

Orbs(オーブス)のミートアップ情報

内容はOrbsの開発、進捗状況についてプロジェクトの共同創業者であるURIEL PELEDがプレゼンテーションによるシェアを行い、参加している投資家が質疑応答によるコミュニケーションをとる形式です。Orbsとしては初めての日本開催ということで参加している投資家の関心も高く有意義な内容であり、興味深い情報も多く提供されました。

内容は大きく下記の2つがあります。

  • ORBSのあらゆるブロックチェーンに対するインターオペラビリティ(相互運用性)
  • 開発の柔軟性

ORBSのあらゆるブロックチェーンに対するインターオペラビリティ(相互運用性)

ORBSは元々イーサリアムに対応した「分散型アプリケーションプラットフォーム」として開発が進められていましたが、今回新たにどんなブロックチェーンでもベースにできるという事を発表しました。

これはすでに顧客を持つプロジェクトと連携すると言うことなので顧客獲得のコストが安く済み、より迅速に利益の拡大させることができます。

実際には東南アジア向けとしてシャア拡大が予想されるトムチェーンとの提携済みとの発表もありました。

・日本市場向けには、カルダノとの提携
・中国市場向けには、NEOとの提携
・欧米市場向けには、イーサリアムとの提携
・東南アジア市場向けには、トムチェーンとの提携

同じプラットフォーム型で競合のブロックチェーンであるEOSは、これらを一から全てを作っているため時間と労力が多く必要なため今後の広がりを考えるとオーブスに有利な情報となります。

例として、イーサリアムを「安心感のあるスイス銀行」に

ORBSを「身近で使いやすい地方銀行」のように考えるということも言っていました。

開発の柔軟性

上記で説明した「VIRTUAL CHAINS」についての補足のような内容です。ORBSではプラットフォーム内で作られた各分散型アプリケーションそれぞれに対して仮想的なブロックチェーンを作ります。そのため、ORBS自体は「PoS方式を軸としたHelixコンセンサスアルゴリズム」でブロックチェーンを実働させていきますが、その上にある各分散型アプリケーションにおいては、それぞれにあった方式を選択することができます。ありとあらゆる分野に参入できる可能性を秘めているブロックチェーン技術ですので、ニーズに応える形で選択方式に決定したとのことです。

現在標的としている市場は仮想通貨大国の韓国とのことです。参入したのは2018年の6月からとのことですが、インフルエンサーや大手企業、メディアを巻き込みながら知名度や実使用を着実に進めているとのことです。

カカオトーク社の独自ブロックチェーンであるgrandXをOrbsベースで開発するなど戦略的提携を結んだことで今後の広がりが一層期待できる好材料となります。

Orbsのいつ配布されいつ上場するの?

9月15日上記のミートアップで上場についての言及がありました。

結局いつ上場するのか?についてですが、「18年10〜12月程度を予定しているが現時点は未定」とのことです

メインネットのローンチが’18年10月のため、それ以降であればいつでも上場可能ではあるが、今の相場ではどんなに価値があるトークンでも値崩れしてしまうことを察していることからの判断のようです。

これまで何度か上場を延期しているOrbsですが、これは上場で失敗しないためにきちんと現状を見極めているとも言えます。投資するなら冷静に判断できる経営陣のいるプロジェクトが良いので、これはプラスの要因とも言えるでしょう。

要注意!割高詐欺転売!

Orbsは「Facebook」「SoftBank」「Alibaba」などの超大手企業と提携しているとの情報をしばしば見かけますが、これはデマです!

共同開発者のUriel PeledはアリババのVR/AR技術導入に関わっていましたが、Orbsとアリババが現時点で提携しているという情報は公式HP、Twitter、Telegramのどこにもありません。Orbsトークンを使って詐欺、または割高転売を行いたい人が流している偽情報です。

注目度の高いものほど、詐欺は湧きやすいのは仕方のないことではありますがそれによって風評被害を受けるプロジェクトが気の毒です。詐欺をしないのはもちろんのこと、注目度の高いものであればあるほどより詳しく調べていくことが重要になります。正しい情報を得て詐欺、割高転売などの被害に遭わないようにしましょう。