世界最大の資金調達をしたICOとは!?
有名なイーサリアム(Ethereum)ICOのビットコイン(Bitcoin)建ての資金調達金額は16億円程度と言われている。
日本では、暗号資産取引所「Zaif」を運営するテックビューロが実施するICOの金額が約60億円を超えたと話題になっています。2016年の最高資金調達金額が84億円のメルカリですので、日本でもICOがベンチャーキャピタル(VC)の出資額を上回るのも時間の問題かもしれません。
それでは、2017年で最高の資金調達をしたICOとはいったいどの銘柄なのでしょうか?
【世界資金調達ランキング】
順位 | ICO銘柄 | 資金調達推定金額 |
---|---|---|
1 | FILECOIN | 257億円 |
2 | TEZOS | 232億円 |
3 | EOS (STAGE 1) | 185億円 |
4 | BANCOR | 153億円 |
5 | COMSA | 100億円 |
6 | STATUS | 90億円 |
7 | TENX | 64億円 |
8 | MOBILEGO | 53億円 |
9 | SONM | 42億円 |
10 | AETERNITY | 37億円 |
FILECOINが1位!257億円の資金調達
世界中の50%近くのストレージが未使用または余剰を残しているとされており、Filecoinはそれらの未使用ストレージを有効活用できる。また、P2Pネットワークでストレージが物理的に分散されているため、中央管理のクラウドストレージより効率的で高速なデータアクセス、永続的なデータ保存が可能になるという。
個人投資家は、2,000万円以上の年収や、純資産が1億円以上ないと参加できない、なんともラグジュアリーなICOでもありました。
Tezosが2位で、232億円の資金調達
ハードフォークによらないシステム修正を実現するブロックチェーンがTezosです。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用し、民主的な投票システムを採用した意思決定を行う事が可能となっています。
*プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは、「ブロックチェーンにおける承認する権利を、暗号資産の保有量に応じて与えるルール」のことです。資産が多い人ほど承認者としてみなされやすくなるのです。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)により、以下のことが解消されます。
・承認作業(採掘・マイニング)に電気代がかかる
・承認作業の中央集権化が進んでしまうこと
・51%攻撃の可能性(仕組まれた虚偽の承認)
各案件を解説していくときりがありませんが、大型のICO案件は、いずれも最新のテクノロジーを搭載したサービスを提供しており、そこのプロジェクトチームも1流の人間を揃えており、成功すべくして成功したと言える準備を整えてきています。
優良なICO案件を見つけるのは決して難しいものではありませんので、プロジェクトの提供するテクノロジーや、プロジェクトチームに信頼がおけるかどうかとういう視点で分析していくのもICO投資を成功させる鍵となるでしょう。
【参考記事】
https://coin-otaku.com/topic/2344
Written by 酒井 和
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