こんにちは、テクニカルスナイパー( @forgoodtrade )です。私はコインオタク編集長の伊藤健次さんに次ぐ立場としてオンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めています。
そのご縁からコインオタク公式ホームページにて私の記事を寄稿させていただいています。ぜひ最後までお読みください。
2021年ビットコイン市場予測について
コインオタク編集部よりトレード部門の講師として2021年の暗号資産市場についてコメントを求められたので寄稿記事として皆さんにお届けいたします。
早速ですが、まずはビットコインに関する私の見解です。現時点においてビットコインは400万円を突破し、まだまだ上昇トレンドの中にあるといえます。
上昇要因については様々な意見がありますが、いわゆる 世界中の政府中央銀行が異次元の金融緩和を行なっているということは関係ない と私は考えています。
2020年を通して多くの娯楽産業がなくなり、富裕層などにとっては海外旅行がなくなってお金の使い道がありませんでした。
金融緩和策によって市場に流れ込むお金はもっぱら株式市場に行くため、ビットコインの価格を押し上げたのは個人投資家によるものだと見ています。
そして400万円(35000ドル)を超えた水準からいよいよバブルがスタートしたという見解を伊藤編集長も示されており、また各取引所の新規アカウント開設数も伸びてきているという情報も耳に入ってきています。
これで新規が増えていき、100万円台から買っていた既存層が含み益を抱えるようになれば売りが殺到するのは必至です。段階的な利確の検討を始め、現時点で一番近いサポートラインとなっている356万円を割らない限りは買い戻しor買い増しをしていくという方針が良いでしょう。
新規参入を考えている方は暴落を待つべきです。待ちきれないかと思いますが、他にも個別株など優良な投資商品はあるので幅広く調査・研究をしておくことが後々に繋がってきます。
私は株式投資の無料オープンチャットも運営しているので下記リンクからぜひご参加ください。
2021年アルトコイン市場予測について
アルトコインに関する見解をまとめておきます。
原則的に私はアルトコインへの投資は推奨しておりませんが、暗号資産市場が隆盛して3年ほどがたった今もいわゆる塩漬け状態のアルトコインをお持ちの方は多くいらっしゃると承知しているため、売り抜けをベースに考えていきたいと思っております。
まず現在の暗号資産市場ですが、周知の通りビットコインをはじめとしてかなり高騰しています。個人的に一番驚きだったのがイーサリアムの上昇で、今なお利確ポイントがわからずに困っているというのが正直なところです。
その他によく相談されるのはリップルやNEMでしょうか。
これらすべてに共通することですが、 アルトコインはどれもビットコインに連動しただけのバブル状態であり、ビットコインがバブルになるのは時間の問題なので、ビットがここからバイイングクライマックスとなって暴落した場合、真っ先に売るのはアルトコイン です。
ビットコインの場合は金融商品として世界的に認知が広がり、キャピタルフライトやリスクオフを目的とした資金流入もありますが、アルトコインの場合はそれがありません。例えばビットとリップルを比較しても、ビットが1月4日に大幅な下落を見せたとき、しっかりとサポートラインの287万円(私はここで買い増し)で止まったものの、リップルは30円を割り込むという悲惨な結果となりました。
特にリップラーに対しては常にラッキーで上がった時はすぐ売り抜きなさいというツイートを発信し続けてきましたが、残念ながらメッセージが届いている実感はありませんでした。
2021年世界経済市場予測について
最後に暗号資産市場を取り巻く世界経済に関する私の所感を述べておきます。2020年から続く新型コロナウイルス感染症による金融経済への影響はまだまだ続くでしょう。
政治との関係は切っても切り離せないのでニュースなどにアンテナを張っておくべきです。意外と知らない方が多いので解説しておきますが、 政府や中央銀行が打てる政策は二つあり、それは金融政策と経済政策 です。
金融政策はわかりやすくいうとお金を発行、流通量を増やし、株を買い上げることで景気を維持することができます。しかしこれはデフレ脱却を目的としている限りなら良いものの、やりすぎてはいけません。
また二つ目の経済政策についてですが、こちらは私がもっと強化すべきと考えているものであり、実際に各国が取り組みを始めています。
通常であればインフラの整備など公共投資としての側面が強いのですが、今はコロナ禍ということもあり、日本では緊急事態宣言も発出されているので医療や飲食店、観光業界への支援金がメインとなってくるでしょう。
そして金融政策は株式市場などにダイレクトに影響してくるため今しばらくは日経平均株価などの指数を中心に上昇が見込まれます。
バブル状態ではありますが、私は暴落の危険性は限りなく低いと見ています。政府日銀が売りたくても売れないほどに保有量が多いため、政府日銀の売りポジションを超える買いポジションはないという理屈です。
しかしながら投資家心理的にはリスクオフの意識がはたらくため、暗号資産に個人マネーは流れ込んでいると分析しています。
テクニカルスナイパーの発信媒体
私は以下の媒体にて発信をしていますのでぜひチェックしてください。
https://lp.coin-otaku.com/salontryref
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この記事を書いた人
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FXデイトレードと新興株のスイングトレードをメインとした個人投資家。
シンプルなチャート分析とプライスアクションを基にした手法や金融経済に関する教養をTwitter・LINE@にて発信。
オンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めるのほかに、対外セミナーへの登壇もこなす。
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