ビットコインETF、Bitwiseが新たな需要の波を予測
Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、ビットコインETFの需要が現在は個人投資家、ヘッジファンド、独立系ファイナンシャル・アドバイザーによって支えられているが、米証券大手の参入によりさらに高まると発言しました。
同社のビットコインETF「BITB」は、誕生以来、運用資産残高が10億ドルを超えるなど、10本のビットコインETFの中でも成功したETFの一つとなりました。
ホーガン氏は、大手証券会社がビットコインETFを取り扱い始めれば、さらに大きな需要の波が到来すると見ています。
現在、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスなどの大手はまだ参入していない状況です。
ビットコインETFの1日あたりの取引高は約77億ドルに達しました。
ビットコインETFの買いは個人、ヘッジファンド、IFAが主導——大手の参入はこれから:米Bitwise最高投資責任者
CoindeskJapan
ビットコインETF、大手証券の市場参入に期待!
Bitwiseの最高投資責任者が、ビットコインETFはまだこれからだ!という旨の発言をして話題となりました。
ビットコインETFはこれまでも好調に販売されていますが、米国の大手証券会社がまだ取り扱っていないのが現状です。
ビットコインの価格上昇の背景には、需要と供給の原理があり、購入需要が高まれば価格は上昇することが一般的です。
ビットコインETFは、現物ビットコインだけが流通している場合には生じなかった大規模な購入需要を市場に生み出しています。
次のステップとして、大手証券会社がビットコインETFを取り扱うことにより、新たな大きな購入需要を創出することを目指しています。
日本でも同様の状況が見られます。
現在ビットコインを購入していない人々には、新しいきっかけが必要です。
日本の証券会社がビットコインETFの取り扱いを開始すれば、多くの人がそこで取引を始めるでしょう。
では、大手証券会社が市場に参入するのはいつになるのでしょうか?
個人的には、市場状況を1年間は様子を見る可能性があると考えています。
現物ビットコインを証券会社や銀行が取り扱う可能性がありましたが、ビットコインETFの方が、日本の証券会社が取り扱う可能性は非常に高いと言えるでしょう。
2024年の相場を押し上げたきっかけがビットコインETFであるのと同様に、2025年のトリガーもビットコインETFかもしれません。
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