【伊藤が解説】メルカリが暗号資産交換業を開始、ビットコイン取引を提供

メルカリ子会社のメルコイン、ビットコイン売買サービス開始

メルカリの子会社である株式会社メルコインは、9日よりビットコインの取引サービスを提供することを発表した。現在、申し込みを段階的に受け付けており、審査を通過したユーザーはメルカリアプリ内でビットコイン(BTC)を売買できる。

顧客資産はメルコインが分別管理し、安心・安全なパスワードレスの生体認証を導入し、より堅牢なユーザー認証を実現する。ビットコインを売って得た現金をメルペイ残高に移し、メルカリ内・外で決済利用も可能となる。

メルコインは、「これまで暗号資産取引をしたことがない方にもビットコインを身近にし、国内の暗号資産利用者数を広げていきたい」と述べており、「資産形成」に関する金融教育の取り組みも実施する意向を示している。

仮想通貨取引所メルコイン、メルカリアプリでビットコイン取引サービス提供開始へ

COIN POST

メルカリがビットコイン取引を開始!その影響とは?

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

日本で一番魅力的なニュースが流れましたので共有します。なんとメルカリのユーザーがビットコインを購入できるようになりました!だから何?という声が聞こえてきますが、これ凄いことになるんです。その理由を解説します。

記憶に新しい2017年の仮想通貨バブルの時、何が起きたかというとTVCMでビットコインがお祭りわっしょい状態になりました。

ビットコインが何かはわからないけど盛り上がってるという印象だけがつきました。その結果、出川組という言葉が出てしまうほどTVCMに踊らされた人がビットコインを高値掴みしてしまったわけです。

被害に遭ってしまった方には申し訳ないですが、このTVCMを使った取引所のマーケティングは大成功!ユーザーは損失を多分に被りましたが、取引所はがっぽり儲かりました。

投資家にとっては投資ですが、取引所にとってはビジネスです。2017年の勝ち組はまさに取引所ビジネスをしていた企業たちです。

2022年になり市場は冬の時代。ビットコインに関係する投資家も企業も大して儲かっておりません。2023年以降はビットコインの半減期を楽しみに待つ投資家たちで溢れ、ビジネスが盛り上がるきっかけはほとんどありません。

ここにきてメルカリが非常に良いタイミングでビットコインの売買を開始しました。ビットコインを理解して投資している人、ビットコインのビジネスをしている企業からすれば、ビットコインは金融商品です。

しかし、たいしてよくわかっていない人からすればビットコインもパチンコも大差ありません。上がればOKというだけの理解です。ほぼ底値のビットコインですから、メルカリのユーザーからすれば勝てる可能性が高いギャンブルに見えます。

初動で勝てさえすればあとはギャンブル依存症のような状況になります。ビットコインの売買をひたすら続けるユーザーが多発することでしょう。

これはメルカリにとって大きなビジネスチャンスです。そして、多くの企業はこのメルカリの成功を真似して自社でビットコインの売買を提供し始めることになります。良いか悪いかは置いといて、日本でビットコインブームが来る土壌になります。

ビットコインブームが来たらビットコインを持っていた人は全員儲かると錯覚しがちですが、ビットコインブームで勝つのはガチホ組です。

出来もしないトレードで負けるか、新しい仮想通貨の詐欺に引っかかって資金を溶かすことが容易に想像つきますので、誘惑に負けることなく、素直にビットコインはガチホしましょう。そんなに長い期間は必要ありません。1年か2年持つだけで十分結果が期待できます。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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