マネックスクリプトバンク、仮想通貨格付けを大幅更新
マネックスクリプトバンクは、仮想通貨の最新の格付けモデル「MCBクリプト格付け」を公開しました。
この格付けは市場データに基づいており、流動性、スペキュレーションリスク、集中リスクの3つの主要部門に分類されています。
最新の格付けでは、ビットコインとイーサリアムが上位を維持しており、ライトコインやソラナ、チェーンリンクが上位にランクインしています。
新しい基準により、投資適格銘柄は以前の16銘柄から5銘柄に減少し、得点方法も変更されています。
今後のマーケットパフォーマンスセクションの評価は月に一度更新される予定です。
マネックスクリプトバンク暗号資産格付け更新、「投資適格銘柄は16から5へ減少」
COINPOST
最新の仮想通貨格付けとMEMEコインの価値
マネックスグループの子会社であるマネックスクリプトバンクが新しい仮想通貨の格付けを発表しました。
全体の評価で、ビットコインが第1位、ポリゴンが第20位にランクされています。
この格付けの新たな評価軸とその使い方について解説します。
一般的に「格付け」とは投資適性を判断する指標と捉えられますが、まだ検証中のレポートと理解し、参考程度に利用するのが良いでしょう。
今回の格付けの重要な指標には「流動性」と「投機リスク(投資リスク)」があります。
新しいプロジェクトでしばしば発生する集中リスクも指標に含まれていますが、メジャーと呼ばれるプロジェクトは集中リスクはほとんど無いと言えます。
投資的確基準に関しては、600点以上が標準とされていますが、ラインナップの半分以上の銘柄、XRPを含む多くが投資的確ではないという厳しい評価がされています。
これは仮想通貨特化の格付けとしては、相当厳しい評価であると言えます。
代表的なMEMEコインであるPEPEコインは、この格付けで上位にランクされています。
これは、成功したMEMEコインが高い価値を持つことを証明しています。
理由が何であれ、世界中から信頼とコミュニティが形成されれば、それ自体が価値を持つということです。
これは現在のSNSの価値に似ています。
仮想通貨の評価は極めて難しく、正しい基準は存在しません。
マネックスクリプトバンクは市場を理解しやすくするために先陣を切ってレポートを公開しておりますが、これが正解であるとは限りません。
最終的な判断は自身で行ってください。
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