【伊藤が解説】米国ビットコインETF、初日で大躍進！

ビットコインETF初日、出来高40億ドル

米国で開始した現物型ビットコインETFが初日に40億ドル以上の取引高を記録しました。

ビットコイン価格は乱高下を続け、一時49,000ドル手前まで上昇しましたが、その後下落しました。

初日の取引高のトップはグレースケールの「GBTC」で、20.9億ドルを達成しました。
次いでブラックロックの「IBIT」が10億ドルで2位になり、3位はフィデリティの「FBTC」で6.7億ドルでした。

ビットコインETFの初日のパフォーマンスは投資家の注目を集め、金融大手らは今年、1000億ドルの新規資金流入が見込まれると予測しています。

初日のビットコイン現物ETF出来高、40億ドル超　グレースケールがリード

COINPOST

米国ビットコインETF、初日で大躍進！

このニュース、 伊藤が解説します。

アメリカにおけるビットコインETFの取引がスタートし、初日の取引高は40億ドルを超えました。

これはビットコイン取引全体の約10%に相当し、世界最大の取引量を誇るBinanceの日々のビットコイン取引量の約半分にあたります。
ビットコインETFの初動は強いものであり、ETF承認による予想されていた事実売りは避けられました。

2017年に誕生したビットコイン先物は取引量が芳しくなく、金融市場と仮想通貨の相性は悪いと考えられてきましたが、その時の印象は払拭されました。
11種類のETFの中で、GrayscaleはBlackRockの2倍の取引量を記録しました。

これはGrayscaleが投資信託からETFへの転換を行った結果、既存の保有者が売却し、価格の割安感から差益取引が行われたためと考えられます。

上場初日の特需取引が落ち着いた後、ETFが市場にどれほど影響を与えるかをデータから計算する必要があります。

ETF運用会社からビットコインに対する見通しレポートが公開される可能性が高く、市場分析の難易度は以前よりも簡単になる見込みです。

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