SEC、イーサリアム現物ETF二回目の審査延期を発表
米証券取引委員会(SEC)は、ブラックロックによるイーサリアム(ETH)現物ETFの上場申請に関する判断を、予定されていた締切より約1週間早く、再度延期の旨を公表しました。
この動きは業界内で大方予想されていたもので、アナリスト達は承認期日最終日の判断に注目しています。
SECは以前にもブラックロックのイーサリアムETF申請の延期を行い、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)メカニズムや市場への潜在的な影響に関してパブリックコメントを求めていました。
ブラックロックのイーサリアム現物ETF上場申請、SECが判断を再度延期
COINPOST
イーサリアム現物ETF承認、5月に期待高まる!
米国証券取引委員会(SEC)は、イーサリアム現物ETFの2回目の承認判断を延期すると発表しました。
市場への影響は特になく、イーサリアムの価格は上昇傾向にあります。
イーサリアムETFの審査はあと2回あり、3回目は3月から4月にかけて、最終判断は5月に開始される予定です。
市場は最終期日である5月に注目しております。
イーサリアム現物ETFが承認された場合の影響範囲について解説します。
まず、ビットコインETFが市場に与えた影響は大きいです。
イーサリアムETFが現実のものとなれば、仮想通貨ETFラッシュが起こる可能性があります。
イーサリアムETFの売上は短期的には強いと期待されています。
しかし、ビットコインETFと比較できるほど売上は好調にはならない可能性も高いです。
これは、イーサリアムの現物であるETHが高い利用価値を持つためです。
ビットコインを単に保有するユーザーは多いですが、イーサリアムの場合、DeFiで運用したり、ガス代として使用するなど、日常的に利用する人が意外に多いです。
平均的な仮想通貨ユーザーはビットコインETFを購入したいと思っても、イーサリアムETFにはそう思わないでしょう。
ETFのような金融商品は仮想通貨市場が大切にしている分散化の理念とは相容れず、ビットコイン以外の仮想通貨銘柄ではうまくいかないかもしれません。
それでも、短期間で市場を熱狂させるエネルギーは十分にあると考えております。
2024年の市場価格は乱高下が予想されるため、レバレッジを利用する際は注意が必要です。
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