USDT発行テザー社、史上最高利益を公表
テザー社は、2024年第1四半期に45.2億ドル(約7,053億円)の史上最高の利益を達成したと発表しました。
この記録的な利益には、ビットコイン投資が大きく貢献しています。
3月末時点でのグループ全体の純資産は113.7億ドル(約1.7兆円)に上り、昨年末から大幅に増加しました。
特に、米国債の運用から前例のない利益を得たことや、ビットコインおよび金の時価評価が残りの利益に寄与しています。
ビットコイン投資も貢献 テザー社、1Qの利益が45億ドル超で過去最高に
COINPOST
ステーブルコイン市場絶好調のテザー社とRWA市場の将来性
米ドルステーブルコイン「USDT」を発行しているテザー社は、2024年第1四半期の財務情報を公開しました。
この期間で、同社は純資産が113億ドルに達し、利益は45億ドルに上りました。
これらの収益は、主に米国債への投資からのものであり、一時的な特需を捉える形で成功を収めています。
また、RWA(実物資産)市場としても知られるこの領域は、ステーブルコインを発行するプラットフォームだけでなく、複数のWEB3プロジェクトが積極的に参入している産業です。
これまでテザー社はステーブルコイン市場を独走していましたが、各国の自国ステーブルコインに対する需要の増加や、DeFi運用の複雑化に伴うRWA参入が加速することで、競争が激化すると予想されます。
ステーブルコイン市場が大きく変革する可能性があり、定期的にポートフォリオ内のステーブルコイン資産を見直すことが必要です。
RWA市場での高収益の源泉はしばしば米国債であることが多い点にも注意が必要です。
直近のFOMCの発表でも不確定要素に伴う売り圧が高まりました。
RWA市場は米国の政策金利と高い相関があり、米国の経済動向を定期的に確認することが大切です。
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