イーサリアム、証券か商品かの議論が再燃
米証券取引委員会(SEC)が約1年前の2023年3月に、イーサリアムを調査する正式命令を承認していた事実が、コンセンシスの訴訟文書により明らかにされました。
コンセンシスはSECに対して訴訟を起こし、イーサリアムを証券と見なすSECの試みに異議を唱えています。
彼らは、SECがイーサリアムを不当に証券とみなそうとしていると主張し、この訴訟を通じてイーサリアムのエコシステムを守ることを目指しています。
これらの活動はイーサリアムの法的な位置付けと将来の規制に大きな影響を与える可能性があります。
米SECは一年前にイーサリアムの「正式調査命令」を承認していた コンセンシスの訴状で明らかに
COINPOST
イーサリアムETF、2024年認可の可能性とETH証券認定時の影響
イーサリアム現物ETFの承認期日が近づく中、米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムを証券として認定するかどうかに再び注目が集まっています。
この判断は、イーサリアムETFの誕生だけでなく、WEB3市場の今後にも大きな影響を及ぼす重要な転機です。
現在、ビットコインのみがSECによって商品として認識されており、イーサリアムを含む他の仮想通貨は証券認定される可能性があります。
SECの決定によって、ビットコイン以外の仮想通貨が証券として認識される場合、この影響は非常に大きいです。
そのため、アルトコインブームが起きにくい難しい状況を生み出しています。
実際、イーサリアムだけでなく、主要な他の仮想通貨もSECの規制対象となりつつあります。
イーサリアム現物ETFが5月に承認される可能性は低いものの、再申請される場合は2024年度中に承認される可能性があると楽観的に見ている人も多いです。
イーサリアム現物ETFが誕生すれば、イーサリアム自体の価値が向上するだけでなく、他の仮想通貨に対する楽観的な見方も広がり、ETF承認によってアルトコインバブルが始まること期待されています。
イーサリアム現物ETFが誕生するかどうかは、ビットコイン以外の仮想通貨を所有している方、全員に影響のある話題となります。
結果が出るまでSECの動向に注目すると良いでしょう。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】日本のCBDC戦略とステーブルコインの展望
【伊藤が解説します】半減期後のビットコイン手数料の高騰背景:新プロトコル「Runes」の影響
【伊藤が解説します】TVCM放映で国内の仮想通貨市場はどう変わる?
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- ニュース2024年12月3日【伊藤が解説】金融革命の兆し?XRPが示す新たな市場の可能性
- PR2024年12月3日[PR]MEXC:成長率100倍!”金のなる”ミームコインハンター
- ニュース2024年12月2日【伊藤が解説】XRP急騰の背景に新たな市場トレンドが出現
- ニュース2024年12月1日【伊藤が解説】トルネードキャッシュ規制撤廃のリスクと自由の代償