韓国の取引所Bithumbは、韓国の取引量の75%を担う、とても大きな役割を果たしています。
最近、そんなBithumbに不正調査が入りましたが、見事、無実が証明されました。
不正の疑いが晴れたBithumbの今後はどうなるのでしょうか。
なぜBithumbに不正調査が入ったのか
ビッサムは12か月間で収益が前年の171倍に増加したことから、調査の対象となった。NTSは、同社が確実に税金を全額納付し、債権、収益、損失を適切に開示するよう求めていた。NTSの報道官は「14〜17年にビッサムへの調査を複数回実施したが、ビッサムはその4年間に、NTSに抵抗することなく徴税を課された税金を全額納付し続けてきた」と述べた。
引用元:韓国の取引所ビッサム、当局調査で不正行為の疑い晴れる(2018.06.09)
補足ですがNTSとは国税庁のことです。
ここで、収益171倍の原因に簡単に触れていきましょう。
2017年は空前の暗号資産高騰が起こり、例えばビットコインは価格は上昇を続け一年で20倍にもなりました。その状況を知った投資家が、次々に口座を開設し、こぞって暗号資産市場に参入してきたとすれば、取引所は儲かって当然です。
事実、ビットコインの取引量は2017年1月∼12月の間で1.7倍になっています。
そしてBithumbに不正調査が入った原因はなんと、「収益の増加があまりにも大きかったから」だそうです。
その他にも、シンガポールでのICOで独自トークンを発行する計画を表明したことから、マネーロンダリング調査の対象にもなっておりました。
暗号資産が広く認識され始めたのはここ数年で、しかも全く新しいシステムです。
あまりに 目立つ業績に対し、金融系の機関が消費者保護のために動きたくなる のも納得いただけるかと思います。
数ある取引所の中で、なぜBithumbが大儲けできたのか、以下で解説していきます。
なぜBithumbは大儲けできたのか
Bithumbは韓国の暗号資産取引所の中でも、韓国国内の取引量の75%を担う群を抜いた最大手です。
なぜBithumbがここまで大きくなったのか、理由は2つに分けられます。
1.顧客獲得への取り組み
まず顧客獲得のための取り組みが半端じゃありません。
取引所のサイトが六か国語に対応していたり、取引可能なアルトコインの種類がとにかく豊富だったり、大体のセグメンテーションに対応していることが分かります。
2.事業拡大の勢い
次に事業拡大の面から見ても、それはうかがえます。
電子マネーが各国において当たり前になってきたこの時代に、暗号資産による飲食支払い事業に参入、また、暗号資産の特性を生かして国際送金事業にも手を広げています。
ここまで見ると、 いうこと無しのBithumbですが、なぜ不正調査が入った のでしょうか。
Bithumbの信用は今後どうなる!?
当局は違法行為、脱税、不審な業務を行っていた証拠は見つからなかったとしたものの、ビッサムに300億ウォン(約2800万ドル)の税金を支払うよう命じた。
引用元:韓国の取引所ビッサム、当局調査で不正行為の疑い晴れる(2018.06.09)
https://twitter.com/cryptoKotomin/status/1005160581823913985?id=4127
違法行為の疑いは晴れたものの、税金の支払いは免れなかったようです。
このことから、あくまでもBithumbは調査に協力的な姿勢を示していたことが分かります。
さまざまな調査をしたけれど結局は不正行為なし、しかも大きな収益を上げていたため、 暗号資産業界の成長性を証明したことになるでしょう。
今後のさらなる躍進 に期待できます。
話題のBithumbについて興味がある方はこちら
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