・フォトグラファーの支援
画像の著作権管理を行い、フォトグラファーの著作権を保護やフォトグラファーへの報酬をコダックコインで支払うシステムを作成なども目的としている。
・KodakOne(コダックワン)
ダック及び同社とライセンス契約を交わしたWENNデジタルは、画像の著作権管理プラットフォーム「KODAKOne」と料金決済に使用できる暗号資産 「KODAKCoin」を立ち上げ、写真家と代理人による著作権管理の強化をしいていくことが発表
・WENN DIGITAL
収益化システムにおいて深い専門知識を有する経験豊富な開発・運営チームです。具体的には、独自のブロックチェーンの開発、ビッグデータ、著作権法、人工知能による画像認識、ライセンス供与後の収益化システム
KodakCoin(コダックコイン)の基本情報
通貨記: KODAK
発行上限: 5000万ドル(約55億円)
販売時期: 2018年5月21日
タイプ: 画像著作権管理プラットフォームのネイティブトークン
KodakCoin(コダックコイン)の公式SNS一覧
購入方法:SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)と呼ばれる契約方法によって1単位あたり1ドルで購入することがでます。(*詳細については以後説明していきます!)
公式サイト
ホワイトペーパー
公式Twitter
公式テレグラム
公式Facebook
公式Youtube
公式linkedin
公式instagram
SNSコミュニティ総評: 更新頻度が比較的高く、大まかな最新情報を入手しやすいでしょう。
KodakCoin(コダックコイン)の目的・特徴(2月10日更新)
KodakCoin(コダックコイン)の目的
1.画像の著作権管理を行い、フォトグラファーの著作権を保護するため。
2.フォトグラファーへの報酬をコダックコインで支払うシステムを作るため。
画像の著作権管理を行い、フォトグラファーの著作権を保護するため。
画像の著作権管理ができるプラットフォームの「KODAKOne(コダックワン)」を活用することで、 フォトグラファーの画像を管理し、著作権侵害から守り、販売することを可能にすること。
フォトグラファーへの報酬をコダックコインで支払うシステムを作るため。
KODAKOneを通し、コダックコインを決済通貨として利用することを可能にすること。
KODAKOneの人工知能技術は、写真管理、保護、流通のタスクを統合し合理化、フォトグラファーが新しい収入源から利益を得て、より早く支払いを受けることが可能です。また、このプラットフォーム内で使われる通貨が【KODAKCoin】でライセンスを販売し収入を得る事ができます。
KodakOne(コダックワン)とは?
コダック及び同社とライセンス契約を交わしたWENNデジタルは、画像の著作権管理プラットフォーム「KODAKOne」と料金決済に使用できる暗号資産 「KODAKCoin」を立ち上げ、写真家と代理人による著作権管理の強化をしいていくことが発表されました。
KODAKOneプラットフォーム内でライセンス供与できるようになりました。このプラットフォーム内では、ブロックチェーン技術を活用し、暗号化されたデジタル元帳として著作権を管理し、 写真家はここに新作を含めた自作品を登録することによって、ライセンス供与が可能になります。
また、KODAKCoinを使用することによって、参加する写真家は、作品販売後直ちにライセンス料を受け取ることが可能になります。 プロ、アマチュア等肩書きを問わずにブロックチェーン技術を使用した安全なプラットフォームで作品を安心して、販売することが可能になります。
これは画像や写真の無断利用を追跡することができる「写真のニューエコノミー」と言っても過言じゃないでしょう。
KODAKOneプラットフォームは、KODAKOneシステムに登録された画像の知的財産権を監視し守るために、非合法的な使用を行うWebサイトを不断にスキャンします。 もし、ライセンスなしでの使用が発見された時には、効率的にライセンス関連処理を行い、写真家が正当な支払いを受けられるようにします。
KodakCoin(コダックコイン)の提携(B to B)
WENN DIGITAL
WENNデジタルは、収益化システムにおいて深い専門知識を有する経験豊富な開発・運営チームです。具体的には、独自のブロックチェーンの開発、ビッグデータ、著作権法、人工知能による画像認識、ライセンス供与後の収益化システムです。
WENNデジタルは、ベルリンのデロイト・アナリティクス・インスティテュート及びミュンヘンにあるデロイト・ブロックチェーン・インスティテュートと戦略的な提携関係を結んでします。
また、WENNデジタルは、子会社のWENNメディア(30年の業歴を有し約2,500人のプロの写真家との協力関係を持つ)の市場における優位なポジションを活用することが可能です。
WENNデジタルの実績ある著作権侵害管理システムは、現在世界中の写真家に収益をもたらしており、今後KODAKOneプラットフォームの第一段階の基礎となる予定です。
KODAKOne(コダックワン)には、WENNデジタルが持つカメラマンから得た写真のデータ分析や、ダウンロード数に応じて報酬を計算する技術などが利用され、実際の運用もWENN Digitalによって行われる模様です。カメラマンの写真がKODAKOne(コダックワン)上で販売成立すると、報酬の6割がカメラマン、残り4割がコダックとWENN Digitalに分配する予定です。
「KodakとWENNデジタルの提携は、デジタル化によって利益を上げる能力がアーティストから奪われているこの時代において、 写真家のデジタル著作権を保護する機会を生み出すものだ」と Kodakの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Clarke氏は技術展示会CES 2018で述べ、 「非常に簡単な自動化された方法で、彼らのためにその収益化を代行する」としています。
KodakCoin(コダックコイン)の購入方法
KodakCoin(コダックコイン)の購入方法は直接購入ではなく、SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)と呼ばれる契約方法によって 1通貨あたり1ドルで購入することができます。
このSAFTを採用することにより、本人確認や購入したトークンをマネーロンダリングに使用しないように、 年収や資産の条件など、SECの規定が遵守されます。
つまり、Kodakが求める適格投資家の条件を満たした人だけがKodakCoin(コダックコイン)を購入する権利を得ることができます。
資産が100万ドル(約1億円)か、年収が20万ドル以上(約2,000万円)の条件を設けることによって、 多くの個人投資家に対してICOの参加を難しくさせる条件を課しています。
ICOに参加できなかった人は、コダックコインが上場するのを待つしか残されていないということです。
SECに関する記事はこちらへ。
フィルム市場とKodakCoin(コダックコイン)の他にない特徴
他のICOの特徴
韓国、中国での規制強化の動き等を受けて、暗号資産は、2018年初から調整色を強めています。 しかしその中にあって、暗号資産にとって明るいニュースが一つありました。2018年1月9日に発表された、 イーストマン・コダック社による独自暗号資産「コダックコイン(KodakCoin)」の発行です。
企業による暗号資産の新規発行としては、ICOが注目されてきました。
企業はビットコインなどの暗号資産とトレードでトークンを新規に発行することによって、そのトークン自体も市場で取引されています。日本の金融庁は、「ICOで発行される一定のトークンは資金決済法上の暗号資産などに該当する」と定義しています。
トークンの保有者に対しては、株式のように出資額に応じた明確な権利、つまり株主議決権、配当受取りなどが与えられる訳ではなく、 その企業が将来提供する財やサービスを得れる点が、 トークンの価値の源泉となっています。しかしその暗号資産の価値を評価することは難しく、その価格形成にはかなりの不確実性が高いです。また、新規にビジネスを手掛ける企業、スタートアップが、架空の技術開発やプロジェクトでトークンを発行し 暗号資産を投資家から騙し取る詐欺事件が頻発したことが、各国でICOを規制する動きに繋がっています。
フィルム業界
Kodak(コダック)が写真フィルムメーカーとして有名だったことを上述しましたが、コダックはかつて日本の富士フイルムとシェアを二分しており、富士フイルムが簡単に手に入る日本ですら、コダックのフィルムが大量に流通しているような状態でした。
しかし、しばらくするとデジタルカメラや携帯電話のカメラ機能が普及し、写真フィルムは衰退してしまいました。 当然、フィルム会社は苦戦を強いられるようになり、富士フィルムは事業内容を見直して再生しましたが、 残念ながらKodak(コダック)は2012年に破綻してしまいました。 しかし、同社は2013年、法人向け商業印刷で立て直しを図り、現在まで至っています。
(どう立て直したのか詳細はもう少し下の「どうして破綻から巻き上がったのか」を読んでみてください!)
他のICOに比べて特徴や優れている点
他のICOに比べて特徴や優れている点は下記の2点になります。
1.失敗を成功に変えた経験「価値の明確さ」
2.株価上昇
価値の明確さを提示
今回コダック社が発行する独自暗号資産コダックコインは、一般のトークンとは異なるものです。 そもそもICO はIT分野のスタートアップにとっての資金調達手段という性格が強いのに対して、コダック社は一度破産したこともある老舗企業であります。 さらにコダックコインは、コダック社が提供する実際のサービスに直接使われるものであり、偽ICOの出現も多く見られたので、その価値をより明確に提示しています。 コダック社は、プロの写真家を相手に、その作品にライセンスを与え、また既にライセンスを当てられた作品が無断で使われていないかをネット上 でチェックするプラットフォーム(仕組み)を開発します。このプラットフォーム上でライセンスが取引され、その際にコダックコインが実際に用いられるです。
株価上昇
そして、このプラットフォームには分散型元帳技術の一つであるブロックチェーンが利用されます。新たなプラットフォームの収益性への期待に加えて、かつてはオールドエコノミーの代表格であり、デジタル化の波に押されて2012年には米連邦破産法11条を申請して破綻した企業が、暗号資産やブロックチェーンを利用した新たな技術を開発して再生を目指すというストーリー、企業イメージの改善も手伝ってか、功を奏してコダック社の株価は一気に2倍以上に跳ね上がりました。
チャート: https://jp.reuters.com/investing/stocks/chart/KODK.K (HPより)
類似しているプロジェクト
Copytrack(コピートラック)
カメラマンの著作権保護、という観点で言うと、先行しているICOでCopytrackがあります。 ドイツ・ベルリン発祥のCopytrack(コピートラック)は、今回KODAKOne(コダックワン)が実現を目指すものの一つです。
Web上を巡回し転載などの著作権違反を訴えることを実現しました。
下記Webサイトで著作権違反をチェックしたい画像を検索にかけると、 Webサイト上を独自のアルゴリズムで検索し、 画像の無断利用・盗用を発見するというものです。
140以上の国における法律専門家とのネットワークなどを生かし、 既に毎月250万ドル(約2億7500万円)相当の違反請求を上げているとのこと。 2018年2月10日までICOのメインセール中。 プレセールでは760万ドル(約8億3600万円)を獲得しています。
コダックコインがどのようにして破綻から巻き返しを図ったのか
ストーリー
「コダックコイン公募は5月21日より開始」と、適格投資家への販売を理由に、5月21日に延期され、多くのメディアで情報が発信されているが、 実際の所開始されたのかどうかまでの情報はほとんど上がっていません。ICOは適格投資家に限定されていることもあり、情報が公に出てこない可能性が考えられます。 なぜ、コダックコイン公募は適格投資家に限定されているのかという疑問に対しては、Kodakは2012年に破綻し、 翌年に法人向けの商業印刷で立て直しを図った経緯があるということが原因です。 コダック(正式名称:イーストマン・コダック)は米国を本拠地にし、日本を含めた世界各国に進出している最大手の写真用品メーカーですが、 スマートフォンやSNSの普及により、 コダックは時代の流れに乗り遅れ、2012年には破産法を申請するまでに至ってしまいました。 これまで取得してきた特許を売却し、第一線を走ってきた事業から撤退。 さらに、近年、ICOでは詐欺が横行している事実もあり、 kodakとしては破綻というマイナス要素をプラスに変える手立てが必要だったのです。 一方で、なぜICOなのにわざわざSECの企画を通したのか。それは過去破産したことがあり監査中だからやむを得ずやったことです。しかしそれが功を奏してICO詐欺が横行する中で信頼度が増しました。
Q. なぜ、コダックコイン公募は適格投資家に限定されているのか?
A. Kodakは2012年に破綻し、 翌年に法人向けの商業印刷で立て直しを図った経緯があるということが原因です。
Kodak(コダック)は米国を本拠地にし、日本を含めた世界各国に進出している最大手の写真用品メーカーですが、 スマートフォンやSNSの普及により、 コダックは時代の流れに乗り遅れ、2012年には破産法を申請するまでに至ってしまいました。
これまで取得してきた特許を売却し、第一線を走ってきた事業から撤退しました。さらに、近年、ICOでは詐欺が横行している事実もあり、 Kodak(コダック)としては破綻というマイナス要素をプラスに変える手立てが必要でした。
それを経て、コダックが自社の巻き返しを図るために、2つの行動を起こしました。
①まずは、SEC(US Securities and Exchange Commission:米国証券取引委員会)が定めるガイドラインに従ってICOを行うことが明らかにし、 FINRA(Financial Industry Regulatory Authority:金融取引業規制機構)に登録されているブローカーディーラーによって監督されている点から、 大手企業という知名度にプラスし、セキュリティや透明性を高めることに成功しました。
②2017年、暗号資産が爆発的な人気となり、WENN Digital とパートナーシップを結び、 ICOへの参入を決めたことです。 コダックコインプロジェクト発表後には、価値がなくなるとまでいわれていた株価が130%もの急上昇を見せ、一時的に3倍にも跳ね上がったとも言われています。
KodakCoin(コダックコイン)のロードマップ
2012年(平成24年)1月19日 – 連邦倒産法第11章の適用をニューヨークの裁判所に申請。上場廃止。
2013年(平成25年)8月20日 – 規模を大幅に縮小したデジタルイメージング企業として連邦倒産法第11章の適用を脱する計画について裁判所から承認を得ました。
2013年(平成25年)11月1日 – ニューヨーク証券取引所(NYSE)に再上場。ティッカーシンボルは「EK」から「KODK」に変更されました。
KodakCoin(コダックコイン)の将来性
KodakCoin(コダックコイン)のICOは適格投資家に限定されているため、一般投資家が手にできるのは時間がかかることが予想されます。 また、ICOに関する情報が少ないこともあり、KodakCoin(コダックコイン)のICOを装った詐欺が多く報告されています。 そのため、くれぐれも偽ICOに騙されないよう、正しい情報かどうか精査することを推奨します。
2018年に1月に発表されたプロジェクトのアイデアは、「Kodak One」で利用できるトークン「Kodakコイン」発行に向け、ICOを実施するというものでしたが、「4万人以上の投資家がICOに興味を示していて承認が追い付かない」ことを理由に、延期を一方的に発表しています。 老舗大手の信用にかけて参加者の身元を確認したいと慎重にターゲットを適格投資家に絞っていたので、そのためには計画延期も辞さないという意気込んだのでしょう。 プロジェクトの実権はKodakではなく、知名度の低いWENNデジタルがにぎっていると思われる節も指摘されるなど、Kodakの運営能力を疑問視する意見もでてきています。
公式HPによる最新情報 (2月6日更新)
以下の内容は「提携者」の内容と一致します。
KodakとWENNデジタルは本日、ライセンスパートナーシップで、KODAKOne画像著作権管理プラットフォームと、写真中心の暗号通貨であるKODAKCoinの発表を発表しました。
ブロックチェーン技術を利用して、KODAKOneプラットフォームは、フォトグラファーが新しい作品とアーカイブ作品の両方を登録してプラットフォーム内でライセンスできるようにするための、暗号化されたデジタル所有権の台帳を作成します。
コダックコインでは、参加写真家は写真撮影のための新しい経済に参加し、販売後すぐに作品のライセンスを取得するための支払いを受け取り、プロの写真家もアマチュア写真家も安全なブロックチェーンプラットフォームで自信を持って作品を販売します。
KODAKOneプラットフォームは、KODAKOneシステムに登録されている画像のIPを監視および保護するために、継続的なWebクロールを提供します。ライセンスを受けていない画像の使用が検出された場合、KODAKOneプラットフォームは写真家に報酬を与えるためにポストライセンスプロセスを効率的に管理できます。
「多くのハイテク業界では、「ブロックチェーン」と「暗号通貨」は話題を呼んでいますが、長い間自分の仕事とその使用方法をコントロールしようと努力してきた写真家にとって、これらの話題は解決できないような課題を解決するための鍵です」。コダックのCEO、ジェフ・クラーク氏は述べています。 「コダックは常に写真の民主化を図り、ライセンスをアーティストに公平にすることを目指してきました。これらのテクノロジーは、写真業界に革新的で簡単な方法を提供します。」
WENNデジタルのCEO、Jan Denecke氏は、次のように述べています。
「新しいプラットフォームに取り組むには、写真家が自分の仕事を知っていることが重要です。 KODAKCoinは、最高水準のコンプライアンスを条件として、写真家に公正な支払いをし、安全な資産管理が組み込まれた状態で自分に合った新しい経済の一階に入る機会を彼らに与えることです。」
最初のコインオファリングは2018年1月31日にオープンし、アメリカ、イギリス、カナダおよび他の特定の国からの認定投資家に開放されています。
KodakCoin(コダックコイン)現代の課題点
現状コダックコインが抱えている課題は2つあります。
1.情報の少なさ
2.信用性の低さ
情報の少なさ
Kodakはプレセールで200万ドル分を発行しました。しかし、ホワイトペーパーを見る限りその用途に関する情報は大変少ないです。また、わざわざブロックチェーンを利用しなくても同様の著作権管理システムを開発できるのではないか、なぜ写真家が現金ではなくトークンで報酬を受け取る必要があるのかなどについても言及されています。
そもそもKodak Coinは自社の単独プロジェクトではなく、著作権やライセンスを発行する「WENN Digital」との提携でスタートしたと上記に記載しましたが、WENN デジタルは2017年設立と歴史が浅く、情報もほとんど公開されていません。
また、公式によると、「ブロックチェーン開発やビッグデータ、AIベースのイメージ認証の専門家集団が立ち上げた」としていますが、ルース氏の調査ではカリフォルニアに拠点を持ち、パパラッチ写真の著作権発行を専門とする英国のエージェンシーとのことです。
「KodakCoin(コダックコイン)公募は5月21日より開始」と、適格投資家への販売を理由に、5月21日に延期され、多くのメディアで情報が発信されていますが、 実際の所開始されたのかどうかまでの情報はほとんど上がっていません。ICOは適格投資家に限定されていることもあり、情報が公に出てこない可能性が考えられます。
信用性の低さ
WENN Digitalの立ち上げメンバーの一人で、Kodak Coinの設計者であるCameron Chell(キャメロン・シエル)氏は多彩な経歴の持ち主ですが、2002年、アルバータ証券取引所における規制違反で2.5万ドルの罰金を課され、5年間の取引禁止処分を受けています。
さらに気にかかるのはKodakとWENNデジタルのライセンス発行業務に関する契約内容です。「ICOによる全収益はWENN Digitalに流れ、Kodakは全Kodak Coinsおよび将来的なロイヤリティーの3%とWENN Digitalの少数株を取得する」という話が流れており、つまり今回のICOの仕掛け人はKodakではなくWENN Digitalといっても過言ではないということです。
KodakCoin(コダックコイン)まとめ
ブロックチェーンを利用した新しいビジネスを展開する企業には、しばしば既存の事業をテクノロジーに対応させようとする企業 ・技術力を生かして旧来の事業に進出するIT企業 の2つの立場が見られます。 今回のコダックのケースは、前者です。その中でも特に厳しいビジネスモデルの転換期に立たされている企業でしょう。
かつて一度は破産申請したコダックも、現在はNY市場への再上場を果たし復活の最中です。 上場企業がICOで株価を押し上げようとしているという意見もありますが、今後、コダックコインのように、知名度の高い大手企業が、より透明性の高い形でICOを実施していくケースが増えていけば、ICOに対する当局の一律に厳しい対応にも変化が生じてくる可能性もあるでしょう。上場企業がICOで株価を押し上げようとしているという意見もありますが、今後、コダックコインのように、知名度の高い大手企業が、より透明性の高い形でICOを実施していくケースが増えていけば、ICOに対する当局の一律に厳しい対応にも変化が生じてくる可能性もあるでしょう。
しかし、やはり一度は破産をしている企業な上に、それほど大規模なプロジェクトではないので、伸びしろとしては期待値は低いでしょう。
今あなたが興味を持たれているKodakCoin、またその他のICOトークンをどうすればいいのか悩まれている方。迷われている場合はお気軽にこちらもご確認ください!
ICOの法律がまだ各国定まっていない中で、自発的にSECへ申請をし透明な運用をした結果、一定の評価と認知を得ることができたプロジェクトです。しかしその後は市場の変動の波にのまれてしまいパッとしない印象です。確かに一般企業が暗号資産を一つのきっかけとして使う程度では今の市場では受け入れられる可能性は低いですね。市場参加が早すぎたという評価もあります。今後の期待をしたいところですがプロジェクトの構想自体は現状ありふれており、生き残りをかける競争はハードルがとても高いですね。
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コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「あのICOは今どうなっているのか?」 を、徹底調査してレポートして参ります。
私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
みなさん米国を本拠地にし、日本を含め世界各国に進出している写真用品メーカー、Kodak(コダック)をご存知でしょうか。 スマートフォンやメディアの普及により、Kodak(コダック)は時代の流行に乗り遅れ、2012年には破産法を申請するまでに至ってしまいました。
そんなKodak(コダック)が自社の巻き返しを図るためにICOへの参入を決め、『画像の写真管理、著作権保護』を可能にするプラットフォームKodakOne(コダックワン)で利用な可能な『KodakCoin(コダックコイン)』という通貨を発行しました。
今回は、そのKodakCoin(コダックコイン)の実態や購入方法などの詳細を徹底調査していきます!