My Ether Wallet(マイイーサウォレット)の作り方は?機能概要や利用メリット、注意点を紹介

マイイーサウォレットを使用し、イーサリアム系トークンを保管したいと考えている方もいるでしょう。

マイイーサウォレットはシェアも高く、アプリ・ウェブウォレット、拡張機能と幅広い種類があります。

しかし、初めてウォレットを使う方は、概要や利用するメリット・デメリットがわからないと不安ですよね。この記事ではマイイーサウォレットの概要とメリット、デメリット、機能について解説した上で、作り方と注意点まで解説しています。

My Ether Wallet(マイイーサウォレット)とは?

マイイーサウォレットとは、ネット上で使用できるウォレットの1つです。

  1. イーサリアム系の暗号資産を保管できるウォレット
  2. デスクトップウォレットに分類される
  3. マイイーサウォレットで保管できるトークン

暗号資産の取引を始め、自分のウォレットを作ろうか迷っている方のために、マイイーサウォレットの概要を解説します。

イーサリアム系の暗号資産を保管できるウォレット

マイイーサウォレットとは、イーサリアム系の暗号資産を保管できるウォレットです。

  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ERC20トークン系
  • オーガ(REP)
  • ゴーレム(GNT)

イーサリアムネットワークの暗号資産を1つのウォレットで保管できるため、イーサリアムを主に使っている方には便利なウォレットといえます。

デスクトップウォレットに分類される

マイイーサウォレットは、デスクトップウォレットに分類されます。

厳密にいうと、ウェブウォレット、アプリ・ハードウェアウォレット、ソフトウェアの3種類が提供されており、その中から好きなウォレットを選んで利用できる仕様です。

ウェブウォレット、アプリ版はスマホ、またはブラウザで利用できる点がメリット、ハードウェアウォレットはインターネットから普段は遮断されているため、セキュリティが高いウォレットのこと。

ソフトウェアをダウンロードするデスクトップウォレットは、自身のPCにソフトウェアをDLして使うウォレットです。

インターネットに接続されていない時間もあるため、常時接続ではなくスマホのウォレットよりもセキュリティが高いのが特徴です。

マイイーサウォレットで保管できるトークン

マイイーサウォレットで保管できるトークンは以下の通りです。

  • Tether (USDT)
  • Uniswap (UNI)
  • Chainlink (LINK)
  • USD Coin (USDC)
  • Wrapped Bitcoin (WBTC)
  • Crypto.com Coin (CRO)
  • Aave (AAVE)
  • OKB (OKB)
  • Binance USD (BUSD)
  • FTX Token (FTT)
  • cUSDC (CUSDC)
  • Dai (DAI)
  • Chiliz (CHZ)
  • cETH (CETH)
  • cDAI (CDAI)

複数の仮想通貨を管理できますが、対応している種類に限りがあるため、一括して暗号資産を管理したい方は暗号資産取引所の方が向いているかもしれません。

マイイーサウォレットの機能

マイイーサウォレットの機能は以下の通りです。

  1. イーサリアム系トークンの保管
  2. ハードウェアウォレットとの連携
  3. 各種サイトとの接続
  4. 通貨スワップ

ウォレットは通貨の秘密鍵を保管する仕組みですが、それ以外にもマイイーサウォレット上でできることがあります。

イーサリアム系トークンの保管

マイイーサウォレットはイーサリアム系トークンを保管できます。

イーサリアムを主に使う方、またはポートフォリオの中のイーサリアムだけを保管するのに適したウォレットです。

ハードウェアウォレットとの連携

マイイーサウォレットは、ハードウェアウォレットと連携できます。

ハードウェアウォレットとは、USBメモリーのような端末に、秘密鍵を保管する仕組みです。

PCに接続し、インターネットに繋がない限りはハッキングの危険性がなく、高額資産を保護するために使われます。

ハードウェアウォレットと接続し、ウォレット間の通貨のやり取りなども可能です。

各種サイトとの接続

マイイーサウォレットは、各種プラットフォームと接続できます。

イーサリアム系チェーンのゲーム、DeFiなどを使う場合は、マイイーサウォレットを接続して通貨のやり取りができるため便利です。

通貨スワップ

マイイーサウォレット上で通貨スワップも可能です。スワップとは、ある暗号資産を他のトークンに変換する仕組み。法定通貨で言う”両替”のことです。

イーサリアムをテザーなどの安定通貨へ変換して利益確定する際などに便利なウォレットですよ。

マイイーサウォレットを暗号資産保管に利用するメリット

マイイーサウォレットを利用するメリットは以下の通りです。

  1. デスクトップウォレットのためインターネット常時接続ではない
  2. ハードウェアと互換性がある
  3. イーサリアムのステーキングができる
  4. ウォレット内でスワップができる

マイイーサウォレットはシェアの高いウォレットです。なぜ人気なのかを説明します。

デスクトップウォレットのためインターネット常時接続ではない

マイイーサウォレットは、デスクトップ版を選べばインターネット常時接続ではありません。

デスクトップにソフトウェアをDLしますが、PCをインターネットから切断すれば、ハッキングの危険がなくなります。スマホアプリのように常時接続されている状態ではないため、暗号資産保管に適しているでしょう。

ハードウェアと互換性がある

マイイーサウォレットは、ハードウェアウォレットやスマホアプリとも互換性があります。

そのため、シームレスに暗号資産の管理ができることがメリットです。

イーサリアムのステーキングができる

マイイーサウォレットで、イーサリアムのステーキングが可能です。ステーキングとは、暗号資産を保持することで、利益を得る仕組みのこと。

銀行にお金を預けて金利が入るとイメージすればわかりやすいでしょう。

マイイーサリアム上でステーキングができるため、別のプラットフォームなどを利用する必要がなく便利です。

ウォレット内でスワップができる

マイイーサウォレットで通貨スワップができる点も便利です。

手数料はかかりますが、通貨を取引所へ移動してスワップするなどの手間が省けます。

必要な時にウォレット内でスワップを利用できる点は、大きなメリットでしょう。

マイイーサウォレットのデメリット

マイイーサウォレットのデメリットは3つあります。

  1. 対応している通貨が少ない
  2. マイイーサウォレットを装った偽サイトに注意

マイイーサウォレットは、全ての暗号資産を管理できるわけではなく、また日本人にとっては使いづらい面もあるため、事前に把握しておきましょう。

対応している通貨が少ない

マイイーサウォレットは、イーサリアム系の暗号資産通貨にしか対応していません。

ネットワークの切り替えなどはできないため、他チェーンの通貨を保管したい方は使いづらいでしょう。

マイイーサウォレットを装った偽サイトに注意

マイイーサウォレットを装ったフェイクサイトが出回っています。

偽のサイトへ誘導して、ウォレットの中身を抜き取る悪質なものです。

暗号資産の界隈では巧妙な偽サイトが常に出回っており、被害に遭う方も多くいます。

マイイーサウォレットは、有名なウォレットであるが故に、スキャマー(詐欺師)に狙われやすい点はデメリットです。

マイイーサウォレットの作り方

イーサリアムの取引が多い方は、マイイーサウォレットを利用してみましょう。

  1. ウェブウォレットの作り方
  2. デスクトップウォレットの作り方
  3. スマホアプリの作り方
  4. ハードウェアウォレットの作り方

マイイーサウォレットの作り方を、種類別に紹介します。

デスクトップウォレットの作り方

まずは、マイイーサウォレットにアクセスして、「Create New Wallet」をクリックします。

一番上にある「拡張機能」を選択します。

Chromeを使っている方は、翻訳機能を使うと日本語表示に切り替え可能です。

拡張機能をChromeに追加してください。

拡張機能を立ち上げて、ウォレットの新規作成をクリックします。

ウォレットへ入るためのパスワードを設定しましょう。セキュリティ面を考えて、簡単に推測できない複雑なパスワードを設定してください。

シークレットリカバリーフレーズが12個表示されるので、紙に書き留めるなどして、記録に残しましょう。

次の画面でダブルチェックの画面が出てきますので、画面の指示通りに指定番号のワードを入力します。

最後にこの画面が出てきたら、ウォレット作成が完了です。

スマホアプリの作り方

まずはマイイーサウォレットをアプリ検索して、ダウンロードしましょう。

起動したら、ウォレットの新規作成を選択しましょう。

パスワードを求められるので、数字のみでパスワードを入力してください。

ウォレット作成自体はパスワード設定のみで完了しますが、次にバックアップをとっておきましょう。

バックアップを今すぐする、のボタンをタップしてください。

リカバリーフレーズが表示されるので、書き留めるように注意文が出てきます。

シークレットフレーズが24個表示されますので、書き留めておきましょう。

スクリーンショットを撮る方法もありますが、紛失の可能性があり、また無くすと復元ができなくなるため、必ず書き留める・または別端末にコピーするなどしてください。

次の画面で、指定の番号のフレーズを入力するステップが出てくるので、指定の番号のフレーズを選べばバックアップ完了です。

以上でマイイーサウォレットのアプリ版の作成が完了します。

ハードウェアウォレットの作り方

ハードウェアウォレットを作るには、まずハードウェアデバイスが必要です。

デバイスを購入後、到着したらPIN設定を行い、シークレットリカバリーフレーズを選択してセットアップしましょう。

デスクトップウォレットの作り方

デスクトップウォレットを作るには、マイイーサウォレットのページの一番下にある「Software」を選びます。

ニーモニックフレーズの入力でログインする方法もありますが、毎回秘密鍵を入れてログインする方法はおすすめしません。

キーストアファイルでのログインを選択しましょう。

まずはパスワードを入力しましょう。

パスワード設定をすると、ウォレットが作成されます。

ウォレットを作成後に、ソフトウェアのダウンロードリンクが表示されるので、確認してダウンロードをクリックしましょう。

ダウンロードされたファイルを開き、あとはシークレットリカバリーフレーズを保管して、バックアップをとるだけです。

マイイーサウォレットについてのQ&A

マイイーサウォレットについてのQ&Aを3つ紹介します。

Q1.偽サイトに接続してしまったらどうしたら良い?

偽サイトへアクセスして暗号資産を盗まれたら、取り返すことは難しいです。マイイーサスキャンなどで暗号資産の行方を追えますが、返金してもらえる可能性はほぼないでしょう。新しくウォレットを作る、またはハードウェアウォレットに切り替えて暗号資産を保護する必要があります。

Q2.マイイーサウォレットの旧バージョンは引き続き利用できますか?

利用できません。新バージョンのマイイーサウォレットを使用してください。

Q3.マイイーサウォレットのリカバリーフレーズがわからなくなった場合の対処法はありますか?

秘密鍵はあなたしか知らないフレーズであり、基本的に復元はできません。セキュリティを高めるための措置であり、マイイーサウォレット運営側で秘密鍵を保持・管理することがないからです。

まとめ

マイイーサウォレットは、イーサリアムを保管できる暗号資産ウォレットです。スマホアプリ版や拡張機能版もリリースされているので、まずは使いやすいタイプから選びましょう。

偽サイトも出回っているため、セキュリティには注意してください。マイイーサウォレットに限らず、ウォレットの秘密鍵管理は自己責任です。大事な資産を安全に保管するためにも、秘密鍵をしっかり保管して、マイイーサウォレットを使うようにしてください。

ウォレットの記事一覧へ

関連記事

特集記事

ランキング
TOP
CLOSE