【伊藤が解説】ビットコインNFT、新たな価値観を探る

ビットコインNFT、新エコシステムへ

ビットコイン版NFT「オーディナル」プロジェクトの一環として、Taproot Wizardsは約11億円の資金調達を完了し、ビットコイン上で独自のエコシステム「Wizard Village」を構築する予定です。

このプロジェクトは、ビットコインコミュニティのミームに基づいたデジタルアーティファクツ・コレクションをリリースしており、コミュニティの成長を目指しています。
資金調達には、Standard Cryptoを含む複数の投資会社が参加し、ビットコイン文化創造に対する強い意欲が示されています。

この取り組みは、ビットコインエコシステムに新たな文化と価値をもたらすことを目的としています。

ビットコインオーディナルNFT展開の「Taproot Wizards」が11億円の資金調達完了、エコシステム構築へ

COINPOST

ビットコインNFT、新たな価値観を探る

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

最近バイナンスに新規上場したプロジェクトORDIを活用したプロジェクト「Taproot Wizards」が10億円強を資金調達したことが話題になりました。

注目されるのは調達額ではなく、このプロジェクトがリリースしたNFTの内容です。
『子供の落書きのような画像が本当に価値があるのか』という質問をいただきましたので、NFT市場における価値観について解説します。

NFTの世界には、Taproot Wizardsだけでなく、イメージと価格が一致しない作品が多数存在します。
それを現代芸術と分類すると、様々な誤解を招くことになります。

NFTにはそれ自体に固有の価値があります。
人類史上最古とされるラスコー洞窟の壁画を自分でも描けるから価値がないと言う人は少ないでしょう。
人類の足跡には価値があるのです。

ビットコインブロックチェーンにBRC-20デジタルデータとして保存をする行為自体にも価値があります。
特にビットコインは通貨支払いに特化したブロックチェーンであり、画像などのデータ交換を目的として構築されたものではありません。

2023年には初めてBRC20規格が誕生し、Ordinal Protocolが始動しました。
プロトコル設計をした技術者はリリース時に『これは無価値かもしれない』と述べています。
逆説的になりますが、それゆえに価値があるのです。

NFTは、イーサリアムによって発明されたスマートコントラクトとともに世界に誕生しましたが、その後人気を博し、衰退しました。
ビットコインNFTにも同様の動きがありましたが、復活の兆しも見えています。

Binanceがどのような戦略を考えているのかは明確ではありませんが、この一連の出来事自体に歴史的価値があります。

これらは一般大衆向けではないため、無理に参入する必要はありません。
そして、このような一見無価値なものが理解不能な価値を獲得するとき、それはバブルの天井の兆しです。

今日の市場にいる人々は常に歴史的な挑戦の中にいます。
そして、一部の富裕層はこの時代にいた証明として、莫大な富をNFTに投資している構造があります。

調べれば調べるほど、「Taproot Wizards」のNFTに価値がある気がしてきますが、私はビットコインの現物で我慢をしておきます。

その他のおすすめ記事

【伊藤が解説します】バイナンスジャパン、日本市場の未来を形作る100銘柄上場戦略

【伊藤が解説します】リップル社CEOが訴える米国規制の未来

【伊藤が解説します】東京都、WEB3.0推進で新時代を開く

この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

関連記事

特集記事

ランキング
TOP
CLOSE