トランプ政権下で仮想通貨に新たな追い風、SEC委員長交代の可能性
仮想通貨投資企業CoinSharesは、トランプ氏再選によるビットコインへの影響を分析しました。
トランプ政権下で「2024年ビットコイン法」が成立すれば、米国がビットコインを準備資産として保有し、その地位が金と同様に国の戦略的資産として認められる可能性があるとしています。
また、SECのゲンスラー委員長の交代で仮想通貨に優しい規制環境が生まれる期待もあると述べました。
さらに、金融緩和政策がビットコインのインフレヘッジとしての役割を強化し、価格上昇につながると予測しています。
トランプ氏大統領再選でビットコイン政策はどう変わる? CoinShares分析
COINPOST
ビットコインが国家準備資産に!トランプ大統領の政策で未来が変わる
トランプ大統領の再選により、ビットコインを中心とした仮想通貨市場は劇的な変化を迎える可能性が高まっています。
なぜこれほどまでにトランプ氏の政策が仮想通貨市場に影響を与えているのか、疑問に思われる方も多いでしょう。
トランプ大統領は仮想通貨産業に対する規制緩和を公約として掲げていますが、実際の政策は単なる緩和にとどまりません。
その象徴とも言えるのが『2024年ビットコイン法』です。
この「2024年ビットコイン法」は、米国政府が約10兆円相当のビットコインを購入し、国家準備資産として保有することを定めたものです。
この額はビットコイン全体の時価総額の5%にも相当し、米国政府がビットコインを保有することで、ビットコインの地位がゴールド(金)に匹敵するリスクヘッジ資産として認知される可能性があるのです。
さらに、米国はこの資産を投資目的で運用するのではなく、保有を続けるという明確な意図を示しています。
この政策は、単に特定の産業を支援する緩和策とは異なり、ビットコインそのものの価値を国家として公式に認め、世界的な金融システムに対しても影響を及ぼすものです。
米国政府がビットコインの価値を証明することで、これまで「仮想通貨は一過性のブーム」と見られていた日本でも、ビットコインが普及するきっかけになるかもしれません。
さらに興味深いのは、この流れに日本も追随する可能性がある点です。
米国がビットコインを国家資産として保有し、地位を確立した後、日本も同様にビットコインを買い集める可能性があります。
そして、新NISAのような制度を通じて、一般国民に向けて「ビットコインを持つべきだ」というメッセージを発信し、普及を促進することが予想されます。
これは単なる空想ではなく、現実的なシナリオです。
米国の一歩先を行く政策は、金融市場において大きな波を生むことが知られています。
日本はWEB3.0や仮想通貨技術において遅れを取っている現状を意識し、世界が仮想通貨時代へ進む中で立ち遅れないようにする必要があります。
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