今や多くの人に認知されるようになったビットコインですが、
ビットコインの産みの親を皆さんはご存じでしょうか?
ビットコインの産みの親は「サトシ・ナカモト」と言われていますが、
まだその正体は謎に包まれています。実際にその正体を追求しました。
サトシ・ナカモトは本当に存在するのか
サトシ・ナカモトはビットコインの産みの親 とされています。2008年10月31日、サトシ・ナカモトが 「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」(ビットコイン:P2P電子キャッシュシステム)と言う論文を掲載してから、今年で9周年目を迎えました。
9年経った現在でもサトシ・ナカモトの正体は謎に包まれています。
引用元:COIN POST ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトが保有ビットコインを売った時の市場への影響は?(2017年11月4日)より
ただ、文献に名前と37歳の日系人男性ということだけが残っており、実際にどのような人物なのかは謎のベールにつつまれているのです。
サトシ・ナカモトはブロックチェーンという新しいセキュリティ技術を元に、ビットコインについての論文を掲載しました。
それから最初のシステムを2009年にリリースしたとされています。
その後ビットコインプロジェクトを発足し、ソフトウェアなどのリリースに貢献しました。
しかし、それからはサトシ・ナカモトはビットコインに関わることについては、他の開発者に任せ、プロジェクトから離れていったそうです。
論文の発表から10年が経とうとしている現在でも、サトシ・ナカモトがチーム名なのか、個人名なのかすら、よくわかっていないようです。
論文が日本語ではなくイギリス英語で書かれていたことから、日本人ではない可能性が高いという噂もあります。
とにかく、未だサトシ・ナカモトが一体どの人物なのかということは特定できていないようです。
サトシ・ナカモトなのではないかと言われている人物
京都大学数理解析研究所 望月新一教授
数学の超難問「ABC予想」を証明したとする論文が、国際的な数学の専門誌に掲載される見通しになった。執筆者は、京都大数理解析研究所の望月新一教授(48)。
引用元:朝日新聞デジタル 数学の超難問・ABC予想を「証明」 望月京大教授(2017年12月17日)より
望月教授は、数学の中で超難解と言われていた『ABC予想』を証明する論文をネット上で公開しました。
この論文が世界中から注目を浴び、国際的な専門誌に掲載されることになったようです。
最初この証明は、ネットにて論文を公開されました。そのネットを使って公開するという手法がサトシ・ナカモトに似ているということで、
望月教授がサトシ・ナカモトなのではないかと言われていました。しかし、望月教授はこれに対して全否定しています。
望月教授はアメリカ育ちの経歴があるようで、プリンストン大学に進学されています。
しかし、サトシ・ナカモトの論文はイギリス英語だったため、望月教授がサトシ・ナカモトである可能性は低いように思えます。
米ジョージワシントン大学 ニック・サボ教授
英バーミンガムのアストン大学の学生や研究者たちは、ビットコインの潜在的な考案者として最も頻繁にリストアップされる人々11人(ないしチーム)の著作物を言語学的に分析した。その結果、Nick Szabo(ニック・サボ)氏という暗号研究の世界でよく知られた人物がビットコインの父ではないかと信じるに至ったという。
引用元:THE WALL STREET JOURNAL ビットコイン考案者、ニック・サボ氏が最有力-英大学が著作分析(2014 年 4 月 17 日)より
ニック・サボ教授は、米ジョージワシントン大学の教授で、ビットコインの前身であるビットゴールドを創った人物とされています。
サボ教授の論文の書き方は、2008年のビットコイン白書とかなり類似した書き方だったようです。
それから、言い回しもそっくりであったことから、英バーミンガムのアストン大学の学生や研究者たちは、
サボ教授がビットコインの産みの親なのではないかと信じたとのことです。
ただこれに対し、サボ教授の意見は伺えていません。
しかし、ここでも望月教授と同じことが言えますが、サボ教授もアメリカの教授です。
また日系人ではないということから、サボ教授にかんしてもサトシ・ナカモトである可能は、低いのではないかと推察します。
日系アメリカ人 ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト氏
日系アメリカ人で、同性同名であることから、ドリアン氏はサトシ・ナカモトなのではないかと言われていました。
この時報道陣がドリアン氏のところに押しかけたようです。ただ、ドリアン氏はビットコイン等の知識は一切なく、
完全否定したとされています。
また、ここではドリアン氏は日系人ではありますが、やはりアメリカ人であるので、
ドリアン氏に関してもサトシ・ナカモトである可能性は低いと思われます。
オーストラリア人投資家 クレイグ・スティーブン・ライト氏
何年もの間、名前を伏せ、隠れてきたことから決別できると考えていました。しかし、今週の出来事が起こり、最も初期の段階で使われていた「鍵」へのアクセスを証明する内容を公開する準備を進めていたときに、私は敗れました。
引用元:gigazine 私がBitcoin発明者」と告白した起業家が誹謗中傷を受けブログで謝罪、説明は一切しない方針に転換
ライト氏はサトシ・ナカモトではないかとされていた人物の中で、唯一「私がサトシ・ナカモトです」と自ら公言した人物です。
実際に、ビットコイン開発の初期段階に作成された暗号鍵を使い、デジタル署名をする実演をしました。
その時、ビットコイン財団側もライト氏がサトシ・ナカモトで間違いないと発言し、ほぼ確実にライト氏がサトシ・ナカモトだと言われていました。
しかし、長期にわたり公表しなかったサトシ・ナカモトが突然発表をおこなったことに関し、疑問の声があがりはじめたそうです。
それを受け、一度は自分がビットコインの産みの親であることを公表したライト氏でしたが、
「I’m Sorry」というサイトを公表し、それからメディアから姿を消しました。
オーストラリア英語は、イギリス英語に近い英語の種類ですから双方共に共通点がとても多いです。
引用元:British英語.com イギリス英語とオーストラリア英語の違い・共通点について(2014年2月13日)より
しかし、私自身も、ライト氏がサトシ・ナカモトなのではないかと信じています。
なぜなら、引用にある通り、ライト氏はオーストラリア出身でオーストラリア英語ですが、
オーストラリア英語はイギリス英語に非常に似ている点が多いのです。
ビットコイン白書はイギリス英語で書かれていたとされていますが、オーストラリア英語の可能性も非常に高いように思えます。
このことから、私はライト氏がサトシ・ナカモトである可能性が高いと推察します。
AI(人口知能)
YouTubeチャンネル「UFO Today」によると、なんと暗号資産は悪意を持ったAIが創造した人類を奴隷化するための道具だというのだ!
引用元:知的好奇心の扉トカナ ビットコイン開発者「サトシ・ナカモト=AI説」が浮上! 暗号資産は“悪いAI”が創造した人類支配ツール!(2018年1月22日)より
サトシ・ナカモトはAIなのではないかという意見もあるようです。
というのも、ビットコインのように優れたものが人間のアイデアで生み出されるはずがないからです。
私自身もこのようなシステムをどうやって思いついたのか、疑問ですが、世の中に天才は存在するのではないでしょうか。
むしろAIではないことを祈りたいです。サトシ・ナカモトがAIである可能性も低いと信じます。
結局のサトシ・ナカモトはわからないが、広がり続けるビットコイン
結局のところ、 サトシ・ナカモトが実際誰なのかは確証はできない ですが、
クレイグ・スティーブン・ライト氏の可能性は非常に高いように思えます。
しかし、ビットコインの知名度は今だ広がり続けています。
いつか、本当にどんな思いでビットコインを創られたのか、どうやって思いついたのか、
そんな話が聞けるときがくると願っています。
サトシ・ナカモトの論文や天才的技術をもっと知りたい方はこちら
サトシ・ナカモトが生んだビットコインについて、もっと詳しく知りたい方はこちら
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