暗号資産業界の著しい成長とそれを裏づける取引高
Bloombergによると、多くの暗号資産取引所での収益は2018年(昨年比ベース)の1年間で約40億ドルに倍増する可能性があると報告されている。
ちなみに、2017年の暗号資産取引手数料は総額18億ドルにも達していることがわかった。世界でも有名な取引所では、総収入の8%に相当するほどである。
続けてBloombergはアナリストの調査結果から以下のように述べている。
「セグメント別では、グローバル規模で取引が行われている株式関連ビジネスだけが暗号資産取引額を上回っていたが今年は未知である」と指摘している。
今やそのビジネスをも暗号資産業界は凌駕しようとしている。
この勢いは誰にも止められないのだ。
暗号資産取引所の増加により業績は今なお絶好調
暗号資産取引での手数料ビジネスは今後ますます価格競争の激化が起こるが、それでもなおしばらくは好調な売上が続くだろう。
年明けのハッキング騒動で大騒ぎとなったコインチェックを例に挙げよう。
年間売上高は、前期比63.9倍のの626億円、営業利益は前期比74.7倍となる537億円という莫大な伸びを観測した。
NEMの損失で多大なる特別損失を計上したがそれでもなお、プラス着地となったほどだ。
この驚異の数字は、誰もが知るような一部上場企業業績にも匹敵するほどだ。
それほど今の取引所は儲かっているのだ。
日本では現在取引所への規制が強化されているため外国籍の登録はハードルが上がっている一方で、海外の取引所に関しては登録がとても簡易なため日本人を含めた外国籍のユーザーが多く利用する。
つまり、対象が自国民だけでは無いため、各国内の企業比較でも利益率(業績)は上位にランクインしてくるのだ。
低手数料実現によって市場は更なる活性化へ
大企業を含めて多くの異業種の参入が加速してきている。
また、取引手数料無料という新興モデルも登場しているとのことだ。
2019年も好調を維持できるかどうかはまだ未知の領域だ。
ユーザー視点で見れば、競争がある市場では優位にあると言える。
そのためできるだけ取引手数料の低い取引所を使うことにより、全体取引量の増加が見込める。
もしかしたら2018年よりも勝ちやすい市場へ変わるかもしれない。
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