米SEC、仮想通貨ETFの承認判断を相次ぎ延期
米証券取引委員会(SEC)は18日、トランプメディア運営の「トゥルースソーシャル」が申請したビットコイン・イーサリアム現物ETFの承認判断を延期し、次期期限を10月8日に設定しました。
また、コインシェアーズのライトコインETFやXRP関連ETF、21シェアーズのイーサリアムETFステーキング提案なども延期されました。
SECは「十分な検討時間が必要」と説明しており、複数の仮想通貨現物ETF審査を抱える中での定例的な措置とされています。
一方、承認に反対するコメントも寄せられており、政治的影響を懸念する声も出ています。
COINPOST
仮想通貨ETF承認の行方、Solanaは先行も他は延期

米大手資産運用会社REX Shares社のSolanaステーキングETFが2025年7月にSECから承認を受けたことで、他の仮想通貨ETFの承認も早まるとの期待が高まりました。
しかし実際には、承認までにまだ時間がかかる見通しです。
その理由の一つは、SECが十分な検討時間を確保できていない点にあります。
トランプ政権発足に伴う体制変更や法規制の改定、さらに大量に寄せられたETF申請により、SECは処理能力の限界に近い状況です。
一方でSolana ETFが早期に承認されたのは、申請時期が早かったことに加え、過去の成功事例を参考にした申請フォーマットを採用していたためと考えられます。
今回の審査延期は必ずしもネガティブ要因ではありませんが、短期的な価格上昇を期待していた投資家の一部が市場を離れる可能性は残ります。
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