日経平均株価3万8800円台へ、34年ぶり高値更新
東京株式市場は16日、米国株の強気な動きを背景に日経平均が一時700円以上上昇し、約34年ぶりに3万8800円台を記録しました。
これは1989年12月の史上最高値に近づく水準で、終値も34年ぶりの高値を更新しました。
市場ではアメリカの株価上昇と国内企業の業績期待から、日経平均はこの週だけで1500円以上上昇しましたが、上昇ペースの急激さから市場の過熱を懸念する声もあります。
経済産業大臣は、日本経済が「成長型経済」への転換期にあると述べ、これまでの経済動向からの転換を強調しました。
株価一時700円以上値上がり 1989年12月の史上最高値に迫る
NHK
日経平均史上最高値に迫る動き、円安のリスクは?
日経平均株価が38,800円台に達し、1989年12月に記録した史上最高値(ATH)まで100円以内に迫る動きを見せています。
ビットコインやゴールド(GOLD)、そして日経平均株価がそれぞれの史上最高値を超える勢いを持つ背景には、円安が影響しています。
もちろん、各銘柄の世界的の価値は上昇していますが、円安により、円建ての価値が予想以上に増加しています。
銘柄を評価する際には、円安を差し引いて判断する必要があります。
ビットコインは日本円での史上最高値を更新しましたが、グローバル価格はまだ史上最高値から約30%の差があります。
この点を誤解すると問題が生じる可能性があります。
ほとんどの銘柄が史上最高値を超え始めると市場にバブル感が漂います。
ビットコインは市場規模が大きく拡大し、今後、大幅な下落は考えにくいですが、日本円建てで考えると話は変わってきます。
円高による大きな調整は常に意識しておく必要があります。
将来のドル円為替レートは誰にも分かりませんので、いくつかのパターンを用意し戦略を考えることが大切です。
市場がどれほど成熟していても予期せぬ出来事により大きな下落が起こる可能性があります。
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