昨年におきた12月のビットコイン分裂ラッシュを皆さん覚えていますか?
12月中にビットコインからの9回の分裂を掲げており、我々も大変期待をしていましたが結果無事付与されたコインは4つのみという残念な結果に終わっています。
見事に無事分裂を果たしたコインの中の1つビットコインXと言うコインがあります。
ビットコインXとはどんなコインなのか?解説していきたいと思います。
ビットコインXって何?
12月13日ブロック数498888で見事分裂を果たしたビットコインX(BCX)
現在の1BTXの価格は1.1円程になっており、暗号資産取引所バイナンスでもいつの間にか静かに登場していました。
https://twitter.com/331bear/status/943101690026143745?id=1864
まず驚きなのが通常ハードフォークしたコインではビットコインキャッシュを例に挙げると、1BTCあたり1BCPと言うように同等のコイン配布が定番なのですが、ビットコインXの場合1BTCにつき1000BCX付与されており発行枚数に換算すると 2100億枚と言う驚きの総発行枚数 になります。
この様に枚数が多い場合、マイニングするたびに少しずつコインが発生し、1ブロック生成した際に出るコインの枚数が多いと言う可能性もあります。
どちらにせよビットコインの発行枚数が2100万枚となっていますので、比較してもこの発行枚数の多さには不安を覚える程です。
ビットコインXの特徴は8つ
公式HP:https://bcx.org/
公式が発表している取引所はこちらになります
現在バイナンスへ付与はされているものの取引はできず、取引できるのはHuobiとされています。
ブロック間隔: 2分
ブロックサイズ: 2MB
SegWit対応
リプレイプロテクション対応
ライトニングネットワーク対応
ゼロ認識
スマートコントラクト
シャーディングサポート(特徴調査中)
内容としてはスーパービットコインや、ライトニングビットコインと類似しており、 ビットコインの弱点をこれでもかと克服しようとする盛沢山な内容 になっています。
ビットコインX2018年ロードマップ
実は現段階ではほぼ機能は装備されていないビットコインX。
期待のロードマップはこちらになります。
1月15日: SegWit対応、リプレイプロテクション対応、ライトニングネットワーク対応
1月中予定: ゼロ認識
3月中予定: スマートコントラクト
4月中予定: シャーディングサポート
特に注目すべき点はこちらの機能です。
2MBブロックサイズ
今ビットコインで最も問題視されている課題の一つにスケーラビリティ問題があります。
スケーラビリティとはビットコインを送金する際、送金の内容をブロックに取り込み処理後送金が完了となりますが、
現在1つのブロックを作る作業に10分を要しており、2017年よりビットコインの利用数が増えた結果、現在深刻な送金詰まりが発生しています。
2018年1月時点で送金詰まりは22万件を突破しており、多くの人達が中々送金がされず不安な思いをしています。
https://twitter.com/onuuu200000000/status/949735689481961472?id=1865
この結果マイニングをする人達が高い手数料を払った人を優先的に処理するようになり、安い手数料の人達は後回しになり、手数料の高騰もビットコインの問題点となっています。
現在ビットコインが1MBなのに対し、 ビットコインXは2MBになる事でスケーラビリティ問題の解決を目指しています。
SegWit対応
SegWitとは実は上記で説明したブロックサイズの問題と繋がっており、
単純にブロックの数を大きくした分詰め込む送金情報は増え、スケーラビリティ問題の解決!と単純になる訳では無く、
ビットコインの最大の特徴である過去の取引を記録し全てがチェーン上に繋がる事により、送金の安全性を高めるブロックチェーン技術を使用した際、単純にブロックサイズを大きくしただけだと、ブロックに繋がれた他のブロックまでサイズを変更しなければならず、
結果ビットコインのネットワークが崩れてしまいます。
そこで登場するSegWitと言う技術は、 ブロックサイズはそのままにし、取引サイズを圧縮できる技術 なので、
ブロックサイズを増やしつつSegWitを利用することにより、今後ビットコインXの取引量が進んでも今のような深刻な送金詰まりは避けられると考えられています。
ただSegWitを実行するにあたり、取引の容量が圧縮され、それに対しマイニングへの費用も減少も減少するとされ、
手数料の高騰で大儲けしているマイナーとしてはあまり面白くない話になり、マイナーからの反対意見も多い事が挙げられています。
今現在はまだ何も中身のないビットコインX
このように特徴がかなり盛沢山なビットコインXですが、実は 今現在実地されている内容はほぼ無く、最初の技術実地予定は1月15日とされています。
その後も4月まで技術実地ラッシュは続き、もし全ての技術が実装されればビットコインを超える可能性は大いにあると考えられます。
何より、2017年12月のビットコイン分裂ラッシュに優秀なコインが登場するものの付与されないコインが多い中、何の技術も備わってないのに、無事バイナンスにコインが付与された事からもビットコインXの凄さを感じられます。
今現在ビットコインの分裂にあまりいい結果が出ていないだけに、今後無事取引が可能になり、全ての技術が備わり価格が高騰してくれる事で分裂ラッシュの光になってくれる事を願います。
ビットコインXや分裂コインが貰える取引所はこちら
2017年12月ビットコインから分裂を果たしたコインはこちら
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