現在ビットコインを表す単位としてBTC(ビットコイン)が使われているはご存知かと思います。そんなビットコインが今、単位をbits(ビット)に変更しようという提案が上がっています。
なぜ単位変更案が出ているのか、変更される事によりどう変わる可能性があるのかご説明していきたい思います。
ビットコインの単位を変更することにShapeShiftが同意
ビットコイン開発者のJimmy Song氏は、ビットコインの単位を再定義する案を12月にGithubに提出した。
この提案をShapeShiftのCEO Erik Voorheesは支持している。
引用:cryptocurrencymagazine
ビットコインの単位を変更することにShapeShiftが同意
ShapeShiftとはスイスの両替所(取引所)
ShapeShiftとは2014年8月1日、 スイスで設立された暗号通貨同士の両替所 です。
取引は法定通貨を一切使用しない暗号資産のみで行われます。
多言語対応していて日本語にも対応していますのでご安心ください。
またアカウント登録や本人確認が不要な為、アドレスさえ持っていればすぐに利用でき、瞬時に両替をすること可能となっています。
Bitsに単位変更となった場合の影響
皆さんもビットコインを表す単位としてBTC(ビットコイン)はご存知かと思います。
しかし他にもビットコインの単位にはmBTC(ミリビット)やμBTC(マイクロビット)、satoshiなどがあります。
[table id=56 /]
1satoshi=0.00000001BTC
小数点ばかりで分かりにくいですよね。
しかし今回提案された1BTCから1Bitsへというのは ビットコイン1枚あたりの単位を1,000,000分の1 にしようというものです。1BTCは1,000,000Bitsとなるわけです。
たとえば、1BTC=2000000円だとすると、1bits=2円となります。
なんか一気に分かりやすくハードルが下がった気がしませんか。
新規参入の増加が見込める
もし皆さんがBTCを新規購入したいと思ったとき1BTCが100万円だとすると、
『え!こんなに高いの。ちょっと手が出ないし、こんなに高いなら他の安いコインを買った方が良いんじゃない。』
と思うのではないでしょうか。
このように他の通貨よりはるかに高騰してしまったBTCは今や一瞬で拒絶反応を出されてしまう可能性があります。
しかしBitsに単位変更する事によって割安感を感じビットコインに対して拒絶反応を示している人たちも一定数は 暗号資産への投資に参入しやすくなる のです。
これにより必然的の新規参入の増加が見込めるわけです。
ビットコインの可変性が認知
今回のビットコインの単位変更はビットコイン高騰したことにより利用者が使いにくくなってしまった為に提案されました。
ビットコインの最小単位は1サトシで、0.00000001BTCとなります。少数点以下の数字は、読み間違いや打ち間違いが多く発生しますので、Bits表記にする事により 桁数の読み間違いなどを防ぐことができると想定 されます。
例えば、ビットコインの価格が1BTC=150万円の場合、1000円は約0.00066BTCとなる。これをBits表記にすると660Bitsとなり、より分かりやすい表記となる。
1円は0.66Bitsとなり、0.00000066BTCより格段に理解しや少なります。
引用元:BTCN
BIPに新たな提案、BTCからBits表記へ
単位変更により改善されそうなこと
単位変更により、2つの変化の可能性があると考えられます。
・BTCの高騰で他のコインとの価格が把握しづらかったが 比較しやすくなる 。
・小さなビットコイン量の取引の際し生じていた小数点以下の取引が少なくなり、 ユーザーの勘違いが減らせる。
BTCは今ユーザーが使いやすいよう、生まれ変わろうとしようとしています。
より良い通貨となるべく進化を続けるビットコイン
ビットコインは2009年に生まれ、数多くのプログラマーたちによって育て上げられ、
2010年5月22日通貨として初めて価値を持ちました。
それから今日に至るまでユーザーによって管理され、見守られ、進化し続けています。
そして今回大きな成長を遂げようとしています。
ユーザーが望む形に進化 していくビットコイン!!
今後も目が離せません!!
今のところ、単位変更に前向きなShapeShiftではこの変更が採用されるかもしれません。
しかしながら他の取引所で採用されるかは不透明です。
ユーザーの私的には、多くの取引所で採用してもらえるのを切に願います。
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