ツイッター社が分散型のソーシャルメディアを開発へ

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ツイッター社は現在提供しているサービス「ツイッター」の他に新しく分散型のソーシャルメディアを開発するためのチームをサポートすると発表しました。

ツイッター社が資金を提供し、同社のCTOを筆頭に「ブルー・スカイ」という、5名のオープンソースアーキテクト・エンジニア・デザイナーで構成された開発チームとなり、新しい人材を募集してしています。

分散化を目指す理由として、ツイッターは当初分散化したインターネットのサービスを目標に作られましたが、月日が経つにつれ中央集権化が進んできたため、当初の理念を元に分散化されたサービスを提供していくことになりました。

中央集権化したソーシャルメディアでは、突如アカウントが停止されることや間違った情報の発信、人間関係のトラブルなどが問題となっていますが、分散化されることでこれらの問題を解決できると言います。

ツイッター社CEOは「今こそ最初のビジョンに戻る時であると考えている。」と述べ、既存のプラットフォームを使用するか、新しくゼロから開発していくことも検討しています。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

世の中のサービスが分散化していくとどうなるのか?

無いものを予想するのはなかなか難しいです。今回、分散型SNSの可能性の追求を始めたTwitter社の取り組みは、いまのSNSを使うユーザーやブロックチェーン市場にいる技術者への良い刺激となるでしょう。

いまのTwitterの仕組みをそのまま分散化してしまえば、無責任な投稿が乱立しだれも責任を取らない形になるか、極端な監視社会となり個人情報を紐づける形になるのか、いずれにしても人類が皆使いたいサービスとはかけ離れてしまうでしょう。

大切なのは、改めて、SNSとは何のためにあるのか?を抽象化することです。

いくつか同様のサービスがありますが、ランダムチャット、ランダムメッセージアプリのように大衆に投稿しているようで受け取り手は特定の個人を意識できるような仕組みが人類には合いそうです。

人類の長い歴史の中で、こんなに多くの人に発言をする機会に恵まれているのはここ数十年の出来事です。

壁に話をしても長続きしないように、情報の受け取り手を明確に意識できるようになることがSNSの次のステップかもしれません。

 

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