暗号資産が世間に浸透してきている昨今ですが、暗号資産に用いられている技術「ブロックチェーン」についてあまり知らない方も多いのではないでしょうか?
ブロックチェーンは暗号資産だけでなく、様々な業界で使われ始めており、保険サービスにも用いられようとしています。
ブロックチェーンベースの保険サービス
ファーウェイが先日、ブロックチェーンを活用した保険サービスの開発に乗り出すことを発表した。これは、「Che Che Technology」と「Hai Lian Jin Hui」の2社と合同の取り組み。サービスの開発は「ファーウェイ・クラウド」を基盤として行われ、既存のクラウド利用者らもプロジェクトに参加できる。また、外部のデベロッパーも開発に加わることが可能だ。
ファーウェイはブロックチェーンを活用した保険の仕組みに、様々な企業が関わることを望んでいる。保険の査定を行う企業や決済関連の企業、保険の監査を行う企業の参加も呼びかけている。
引用元:Forbes ファーウェイがブロックチェーン基盤の「保険サービス」開発へ (2018年5月22日)
スマートフォンの開発で有名な中国の通信機器メーカー、 ファーウェイはブロックチェーンを活用した保険サービスの開発に乗り出すことを発表しました 。
ファーウェイがプラットフォームの立ち上げをし、開発の管理はHai Lian Jin Huiが行っています。
ファーウェイは昨年、ブロックチェーンベースの知的財産保護システムの特許を出願しており、P2Pの仕組みを用いたコンテンツの著作権管理システムを開発し、利用者の身分証明やアクセス記録を永久的に記録できるプラットフォームを構築しようとしています。
NTTも保険業界向けのサービスの提供を開始
株式会社NTTデータ(代表取締役社長 岩本 敏男 以下:NTTデータ)は、保険業界に特化したブロックチェーン技術検証に関する実証実験環境サービスを2018年2月19日より提供開始します。
NTTデータでは、保険業界の共通プラットフォームなどさまざまなサービスを提供しており、本実証実験環境の提供を通じて保険業界におけるブロックチェーンの取り組みをサポートします。
引用元:NTTデータ 保険業界向けブロックチェーン実証実験環境の無償提供について (2018年5月22日)
NTTの子会社である NTTデータも、保険業界向けのブロックチェーンを活用した実験用システムを2月から無料で提供し始めました 。
これは、様々な業界がブロックチェーンに注目し、活用を検討し始めていることを受けてのことで、この実験を通じて保険会社にブロックチェーンの実用性を確認してもらい、今後のサービスに繋げるとのことです。
ブロックチェーンは新しい技術で技術者も多くないため、こうした取り組みはブロックチェーンを広めるのに大いに役立つでしょう。
大手企業がブロックチェーンに注目
今回紹介したHUAWEI(ファーウェイ)やNTT以外にも、韓国の大手電子製品メーカーのサムスンや、世界的コーヒーチェーン店のスターバックスなど様々な企業がブロックチェーンを活用したプロジェクトを発表しています。
https://coin-otaku.com/topic/16298?id=3855
このように、大手企業もブロックチェーンに注目しており、その動きは今後も大きくなっていきます。
インターネットによって世の中が大きく変わったように、ブロックチェーンがこれからの世の中を大きく変えていくことは間違いないでしょう。
ブロックチェーンについて詳しく知りたい方はこちら
他のブロックチェーン技術を利用したプロジェクトについて知りたい方はこちら
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