続々とCOMSAで上場する国内企業
10月2日から始まったCOMSA自体のICOが100億円以上調達し話題になっています。
そのICOプラットフォームCOMSAでの国内企業のICOの上場のニュースが出てきていますので紹介したいと思います。
CAMPFIREとプレミアムウォーターの案件はどうなったのか?
CAMPFIREのドタキャン?
元々CAMPFIREがICOするということでCOMSAに期待しているという人は多かったと思います。
しかし CAMPFIREのICO中止の知らせがCOMSA側(テックビューロ)から2017年10月2日に発表されました 。
2017年10月2日付け株式会社CAMPFIREによる『COMSAに関する一連の経緯につきまして』と題するリリースについて、及び、今後の弊社の対応について
またこれに対し、CAMPFIRE側からの発表も出ております。
COMSAに関する一連の経緯につきまして 株式会社CAMPFIRE
簡単に言うと、
COMSA(テックビューロ)側は「 CAMPFIREとは事業提携していたのにクラウドファンディングのビットコイン決済にコインチェックのシステムを採用したため提携解消 」
CAMPFIRE側は「 そもそもICOの具体的な条件も話してないし、暗号資産事業全体の包括的契約を行なっていない。 」
また双方ともに何回も連絡したが、相手方から連絡が返ってこないと言ってますね。
どちらが正しいのかはわかりませんが、COMSAの案件にネガティブな要素が出てしまったのは確かですね。
プレミアムウォーターホールディングス
COMSAの第一号案件としてホワイトペーパーに記載されている東証2部上場のプレミアムウォーターホールディングスの案件ですが、その後具体的なニュースは出てきていません。
元々は10~11月にICOをすると発表されていたのでそろそろ情報出てこないとまずいと思います。
またプレミアムホールディングス自体、決算報告書など見ると赤字になっているのでこれを補うためにICOするのかという批判もあり、本当にICOが実現するかはわかりませんね。
メタップス時間取引所のタイムバンクのICO
時間取引所タイムバンクで話題のメタップスがCOMSAでICOするとの発表がありました。
メタップスの時間取引所『タイムバンク』がテックビューロの『COMSA』でICOの実施を検討開始
タイムバンクとは
技術者、経営者、アスリート、歌手といった専門家の空き時間を一般ユーザーが購入、活用、売却、保有できる“時間の取引所”。ユーザーは購入した時間を指定した用途で使用できるほか、購入したものの使わない時間を欲しいユーザーに市場価格で売却することも可能。時間発行者を長期的に応援したい場合は、時間を持ち続けることもできる。
引用:https://japan.cnet.com/article/35107101/
このように個人の時間をユーザーが購入することによって、ユーザーが講演などに呼んだり、コンサルティングをしてもらったりなど色々な用途に使える仕組みです。
購入したものを売買できる点など最近話題のValu(バリュー)と似ている部分があります。
ICOの時期と内容
このタイムバンクのICOは2017年〜2018年夏までには行われる予定となっています。
個人的にはタイムバンクとCOMSAは相性がいいと思っていて、時間とお金(トークン)をブロックチェーン上で実現できると様々な使い方ができます。
ブロックチェーンは改ざんできないうえにタイムスタンプとして保存されるなど時間とトークンを刻んでいくのに最適ではないかと思います。
またマルチシグなどの機能もうまく使えそうです。
順次ホワイトペーパーも発表されると思いますので楽しみにしましょう。
3社提携暗号資産マイニング事業でICO
3社提携マイニング事業概要
テックビューロとLooo、クリプトマイニングジャパンの3社でICOをするというニュースが発表されました。
テックビューロとLooop、クリプトマイニングジャパンが暗号資産採掘事業に関する業務提携とICOの実施計画を発表
基本的にマイニング事業(暗号資産採掘事業)は電気代が圧倒的に安いことから中国がほとんどのシェアを持っています。
しかしここでこの3社がそれぞれの得意分野を結集してこのマイニング事業に参画するとのことです。
テックビューロ:暗号資産取引所の提供
Looop:太陽光発電などの再生可能エネルギーなどを使い安価で安定した電力の提供
クリプトマイニングジャパン:高効率のマイニングの設備やノウハウ
Looopは非常に勢いのある会社で2011年に創業し、電力事業、ソーラー事業、蓄電池事業を中心に毎年売上を伸ばしている企業です。
Looop売上高推移
直近の売上は233億を超えているのでかなり規模の大きな会社で経営状態は安定していると考えられます。
またクリプトマイニングジャパンについても調べましたが、設立が2017年8月に創立になっているため、テックビューロと提携するために作ったような会社に思えます。
詳しい内容があまり出てこなかったですが、マイニングコンテナやマイニングプールの提供、クラウドマイニングを主体にしていく会社のようです。
ICOの時期
またICOの時期に関しては
Looop:2017年12月〜2018年2月の間
クリプトマイニングジャパン:2017年12月〜2018年1月の間
とのことです。
もしかしたらプレミアムウォーターホールディングスやタイムバンクよりもこちらのICOの方が早いかもしれません。
ICO懸念点
懸念としては 3社が共同して事業を行うのに対し、Looopとクリプトマイニングジャパンが別々にICOをするという点 です。
一般ユーザーがこのICOを見たときにどっちに投資するべきなのかが判断つかず、結局投資しないなどもありえそうです。
ただし今回のICOに限らずですが、それぞれのホワイトペーパーが出た際にその企業トークンに明らかにユーザー側にメリットがあれば資金は集まると思います。
また、その企業が有望で値上がりする要素があれば買われるでしょう。
ICOプラットフォームとしてのCOMSAの今後
2017年11月〜12月ごろから企業のICOが次々に行われていくことになると思います。
海外の案件もいくつか用意されているようです。
その中には大きな資金調達ができる企業が出てくる一方、目標調達金額を達成できない企業も出てくると思います。
実際に海外のICOでは半年前と違い、まったく目標金額に届かないICOもたくさんあります。
そんな中、COMSAがICOプラットフォームとしてどこまで成功確率を上げていけるかが見所になりそうです。
NEM、COMSAが買えるのはZaif(ザイフ)だけ
NEM、COMSAについてもっと詳しく知りたい方はこちら
written by 野村 幸裕
この記事を書いた人
最新の投稿
- 債務整理2024年8月10日債務整理でブラックリストに登録される期間は?信用情報への登録で受ける影響を解説
- 債務整理2024年8月5日債務整理の費用相場はいくら?借金の返済に追われて払えない場合の対処法を徹底解説
- 債務整理2024年8月2日大阪で債務整理に強いおすすめ弁護士・司法書士15選!費用や選び方についても解説!
- 仮想通貨2024年6月7日保護中: 【会員限定】コインオタク流「裏ワザ」で稼ぐ