最近、イーサリアムで「ステーキングされている量が過去最大になった」というニュースが出ました。
価格の話として消費されがちですが、本当に見るべき点は別にあります。
この動きは、イーサリアムの評価軸が静かに変わり始めている兆しでもあります。
しかも、その変化はまだ初期段階に見えます。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
イーサリアム、ステーキング数量が過去最大規模に 供給量の約30% 2026年1月15日
CoinPost
https://coinpost.jp/?p=681004
2026年1月15日、暗号資産イーサリアム(ETH)において、ステーキングされている数量が過去最大規模に達したことが報じられた。
データは「Ethereum Validator Queue」によるもので、1月14日時点のステーキング数量は3,589万1,577ETHとなっている。
この数量は、イーサリアムの総供給量に対して約29.57%に相当する。
グラフでは、13日に一時的な減少が見られたものの、14日に再び増加し、最高水準を更新した。
イーサリアムでは、ステーキングを通じてネットワーク運用に参加し、報酬を得る仕組みが採用されている。
ステーキングされる数量が増えると、市場で自由に売買できる数量は相対的に減少する。
背景として、ETFや企業によるステーキング需要の高まりが指摘されている。
2024年に米国でローンチされたイーサリアム現物ETFは、当初はステーキングを行わない設計だった。
これは、上場審査における証券性の懸念を回避するためとされている。
その後、規制環境の変化などを受け、ETFによるステーキングが実施されるようになった。
直近では、グレースケールに続き、21シェアーズがステーキング報酬の分配を発表している。
また、企業によるイーサリアムの保有と運用の事例も確認されている。
企業として最大規模のイーサリアム保有を行うビットマインは、1月12日、ステーキング数量が125万6,083ETHに増加したと発表した。
この出来事は「評価が固まり始めた」のではなく「評価が動き出した」兆し
この出来事はこう解釈してください。
今回のステーキング数量の増加は、
イーサリアムがすでに成熟しきった状態に入ったことを示すものではありません。
むしろ、
これまで慎重に距離を取ってきたETFや企業が、
ようやく運用の選択肢としてステーキングに触れ始めた段階と見る方が自然です。
供給量の約30%という数字は大きく見えますが、
他のステーキング型ブロックチェーンと比べると、
決して行き切った水準とは言えません。
つまり、
イーサリアムのステーキングは「完成形」ではなく、
これから制度・運用・参加者が揃っていく途中段階にあります。
評価が定着するかどうかは、
この先の参加主体や環境次第で大きく変わります。
簡単ではありません。
「もう十分ステーキングされている」と感じた人は見誤っている
イーサリアムのステーキングは、まだ始まったばかりです。
30%という数字だけを見ると、
すでに多くがロックされ、余地が少ないように感じるかもしれません。
しかし実際には、
ETF・企業・機関投資家が本格的に関与し始めたのはごく最近です。
仕組みとして理解され、
運用として組み込まれ始めたのは、ようやくここからです。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。
また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。
そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。
ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。
読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。
ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、
誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。
このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。










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