ビットコイン(Bitcoin)の価格(price)変動が大きい理由
金融投資商品としてビットコイン(Bitcoin)を考えた場合、価格(Price)変動が大きいことは歓迎されます。それは、儲けの幅が大きいからです。
反対に、リスクもあるとも言えます。今回は投資としての話ではなく、なぜビットコインは(Bitcoin)は価格(Price)変動が大きいのかを解説いたします。
需要と供給のバランス
世の中の価格は全て需要と供給で説明がつきます。
需要が大きくても供給も多ければ価格は暴騰しません。
反対に需要が少なくとも十分か供給が無ければ価格は上がります。
ビットコイン(Bitcoin)は供給量が一定です。
需要があるからビットコイン(Bitcoin)発行量を多くするということはできません。
これはシステム的な話ですが、ビットコイン(Bitcoin)が発行されたときに取り決められたルールで変更することが出来ないとご理解ください。
となれば、価格が変動する理由は、ビットコイン(Bitcoin)を欲しがるユーザーの需要です。
ユーザーの需要が大きく膨らめば、ビットコイン(Bitcoin)の価格(price)も上がります。
しかし、ビットコイン(Bitcoin)は大きく価格(price)が下がることもあります。
これは需要が一気に萎んでしまったことを表します。
国単位の発表により、大きな価格変動が起きる
この需要が膨らむ、萎むを繰り返す理由は、国単位の需要を動かす発表が多いことが挙げられます。
例えば、日本の金融庁が2017年に改正貸金業法を制定し、暗号資産の存在を認めたことで日本人の資金がビットコイン(Bitcoin)に集まり大きく値段が上がりました。
ビットコイン、「貨幣」に認定 法規制案を閣議決定
政府は4日、インターネット上の決済取引などで急速に市場が広がるビットコインといった暗号資産に対する初めての法規制案を閣議決定した。暗号資産が「貨幣の機能」を持つと認め、オンライン決済などにも利用可能な公的な決済手段に利用できると位置づけた。暗号資産の取引所を登録制にして監督強化することも盛り込んでおり、利用に弾みがつきそうだ。
引用:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASGC04H01_U6A300C1MM0000/
中国政府の発表により大幅に価格変動が起きる
反対に、特定の国で暗号資産が認められないと発表があればその国の資金の大半はビットコイン(Bitcoin)から離れることになります。
結果、ビットコイン(Bitcoin)の価格(Price)は下がります。
特にビットコイン(Bitcoin)を含む暗号資産は、中国が多く絡んでいるとされています。
中国政府が暗号資産に対してマイナスな発言をする毎に、過去何度も大きな変動が起きています。
2017年の市場は各国の政府によって動かされる
2017年はどの国も方向性が定まっておらず、ビットコイン(Bitcoin)について見解が発表される毎に価格(Price)が大きく変動しました。
2018年は主要国の一通り見解が出そろい、国単位の大きな需要の変動は起きないことが予想されます。
今後はより専門的な情報を正しく理解する力が必要になることでしょう。
Written by 伊藤健次
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