■リップル(Ripple)初心者でもわかる価格高騰の理由
XRPの値段は、2013年8月には0.4円程度であった金額から、2017年に最高値を記録した際に40円を超え、100倍以上の値段になっています。これは、先に述べた、リップル(Ripple)(XRP)の将来性や、各大手金融機関が提携を進めたことで、第二のビットコイン(Bitcoin)候補としての思惑が高まり、大きく買われたものと思われます。
2017年3月には0.7円程度であったXRPだが、2017年5月中旬には45円まで値を伸ばし、XRP史上最高値を更新しました。
実に60倍以上の値上がりをしたのです、正に暗号資産ドリーム。
それでは、この値上がりを見せた数か月間で何が起こったのか?
連日の大手銀行提携のニュースで、2017年3月に暴騰しました。
「2017年3月17日にイングランド銀行(イギリスの中央銀行)が、全世界型の即時グロス決済を目指すFinTech Accelerator実証実験に、リップルの参加を決定しました。」
https://ripple.com/insights/ripple-selected-to-participate-in-the-bank-of-england-fintech-accelerators-exploration-of-the-use-of-blockchain-for-global-rtgs/
「(2017年3月31日)株式会社三菱東京UFJ銀行は、今般、ブロックチェーン関連技術を応用したクロスボーダーでのリアルタイム送金等の実現に向け、米国Ripple社が主催するグローバルなコンソーシアムであるGlobal Payments Steering Groupに参加することを決定たしました。」
http://www.bk.mufg.jp/news/news2017/pdf/news0331.pdf
その他にも次々とポジティブなニュースが流れ、XRPの値段は高騰していきます。
2017年4月24日スペイン第2位の銀行BBVAが、リップル(Ripple)を使って送金に成功したと発表。さらに、4月24日に、送金に成功したと発表しました。
https://www.pymnts.com/blockchain/2017/bbva-completes-international-transaction-in-seconds-using-blockchain/
2017年4月26日「Rippleのグローバル送金ネットワークに新たに10の金融機関が加わりました」
https://ripple.com/insights/ten-new-customers-join-ripples-global-payment-network/
2017年5月11日リップル(Ripple)のデータ処理速度が、VISAと同等との報道。ビットコイン(Bitcoin)は送金に時間がかかるという問題があるので、暗号資産処理速度の懸念が払拭されました。
http://www.livebitcoinnews.com/ripple-network-transaction-throughput-matches-visas/
2017年5月16日ロックアップの実施アナウンス。Ripple社の保有する550億XRP(約90%)を凍結すると発表されました。Ripple社が大量売りに走ったら大暴落するのでは?という懸念を払しょくしました。
https://ripple.com/insights/ripple-to-place-55-billion-xrp-in-escrow-to-ensure-certainty-into-total-xrp-supply/
2017年6月19日アブダビ国立銀行が、すべての国際送金にリップル(Ripple)を利用すると発表。
世界4位の送金国であるアラブの最大の銀行がリップル(Ripple)を採用ということで大きな期待が膨らみました。
http://www.investopedia.com/news/national-bank-abu-dhabi-adopts-ripple-cryptocurrency-software/
2017年7月10日「イングランド銀行とRippleの共同実証試験の結果が本日発表されました」TwitterのCEOの投稿で、実験成功と明らかになりました。
https://ripple.com/insights/results-of-the-bank-of-englandripple-proof-of-concept-published-today/
2017年7月11日「ゆうちょ銀行、三井住友銀行がリップル送金システム連合に参加発表。」
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC10H1A_Q7A710C1EE9000/
2017年8月31日「 XRPがアメリカの年金積立の投資対象に」
Bitcoin IRAは、元々ビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)を年金積立できるサービスを提供していましたが、リップル(XRP)での積み立てが可能になりました。
https://bitcoinira.com/articles/bitcoin-ira-launches-xrp
2017年10月10日「XRPを使った実送金が成功」
Rippleネットワークに参加する金融機関が100を超えたとのニュースが掲載されました。
https://ripple.com/insights/ripplenet-grows-to-over-100-financial-institutions/
等々、これらのポジティブなニュースに押され、100倍以上の時価総額を達成し、今や世界で第三位のポジションを築き上げてきたのです。
ただリップル(Ripple)が、既存の金融機関に好まれる理由はこれ以外にもあったりしますが、それはまた別の記事でお伝えします。
Written by 酒井 和
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