皆さんは、Wowbitという暗号資産をご存知でしょうか。
先日ICOの販売が無事終了したようです。
そのICOに参加するにはKYCという事前登録がありますが、その時に英文の残高証明書が必要になりました。
最近のICOでは残高証明書が必要になるケースが増えているようです。この書類の取得方法について解説致します。
そもそもICOとは一体何か
ICOはInitial Coin Offeringを省略した言葉のことです。要は 資金調達を表す言葉 です。「クラウドセール」、「トークンセール」とも呼ばれます。
ICOは、新しいプロジェクトで発行した独自の「暗号通貨」や「トークン」が暗号資産取引所に上場することで、取引所で公式に売買が可能になるのです。
イメージしやすい例えで言うと、クラウドファンディングのようなものでしょう。
最近では、ICOの90%は詐欺と言われるくらいICOのイメージの悪いものになってしまいました。
それは、実際に資金調達後に暗号資産が付与されない等の事件が多発しているからです。
詳しい内容はこちらです。
ICO(資金調達)がついに差し止めか!?今後の資金調達のゆくえはいかに:
https://coin-otaku.com/topic/14061?id=3109
ICO前のKYC時に必要になる住所証明書
詐欺のイメージが悪くなってきているICOですが、一方で、ICO前に行う KYCと呼ばれるいわゆる顧客確認は厳しく なってきています。
以前は、サイトにて名前と住所を入力し、本人確認の書類(免許証、住民票)、メールアドレス等を登録するだけだったようですが、最近は、英文の銀行残高証明書等が必要なKYCが多いようです。
それでは、この銀行残高証明書はどのように発行するのでしょうか。
メガバンクにて英文の銀行残高証明書の取得方法について
三菱東京UFJ銀行の場合
希望の証明基準日時点での口座残高を証明を発行できます。
近くの窓口で手続き可能です。※本人のみ手続き可能
日本語・英文での発行ができます。
証明対象科目を、「全てのお取引」や「一部の預金口座」等から選ぶことができます。
<必要なもの>
・通帳またはキャッシュカード
・お届印(証明対象口座のいずれかのお届印)
・本人確認書類
<発行手数料>
・756円(消費税込)/ご依頼1通ごと
<郵便受取の場合>
・受付日から1週間~10日程で住所へ普通郵便(親展扱い)で送付されます。
<店頭受取の場合>
・後日、受け取りにて来店される際に、残高証明書発行手数料の領収証や通帳等を提示する必要があります。
<即日の発行をご希望の場合>
・和文円預金・外貨預金の場合は、利用状況により即日発行できる場合があります。
・窓口にてご相談ください。
・ただし、受付日当日を証明日とする残高証明書の即日発行は、お取り扱いできません。
みずほ銀行の場合
三菱東京銀行と同じく、お取引店または最寄りの支店の窓口で発行手続きが可能です。
※お取引店以外の店舗に行った場合、お取引店への「取次ぎ」扱いとなるため日数がかかる場合があります。
残高証明書は、日本語・英文が発行できます。
<必要なもの>
・通帳
・取引印鑑
・本人確認書類(有効期限内のもの)
<発行手数料>
・756円(消費税込)/ご依頼1通ごと
発行日当日を証明日とする残高証明書はお取り扱いできません。
三井住友銀行の場合
※インターネット・モバイル・お電話ではお取り扱いしておりません。
※英文での残高証明書の発行も可能です。
<必要なもの>
・お届け印(口座ごとに異なる印鑑をお届けの場合は、すべての印鑑をお持ちください。)
<発行手数料>
・864円(消費税込)/ご依頼1通ごと
くわしくはお取引店にご確認ください。
お手続にかかる時間
お手続後、約1週間で手続時にご記入いただいたご住所へ郵送いたします。
ご来店いただけない場合や即日の発行をご希望の場合は、お取引店へご相談ください。
ゆうちょ銀行の場合
ゆうちょ銀行の窓口にて申し込み可能です。
<必要なもの>
・通帳
・取引印鑑
・本人確認書類(有効期限内のもの)
<発行手数料>
510円(消費税込)/ご依頼1通ごと
発行までの時間:即日(早ければ30分~1時間)
ゆうちょ銀行では即日発行可能という事です。時間も30分から1時間とかなりスムーズです。
手数料も510円と他の銀行に比べ低いので、1番良いかもしれません。
また、できる限り 普段のお取引されている銀行支店に行かれることをお勧め 致します。
違う支店ですと、結局取引している支店に回され、時間がかかる可能性も高いからです。
今後のICOのルールのゆくえ
もしかすると、今後よりICOのルールは厳しくなり、KYCでの確認ルールも追加になるかもしれません。
しかしそういう意味では、KYCがしっかりしているかどうかで、私たちがこれから投資するICOが詐欺かどうか確認できる判断材料にもなるかもしれません。
その 確認作業の1つに残高証明書が必要になる ということでしょう。
英文というのが少々面倒なのですが、今後ICOに参加する予定がある場合は持っておけば何かと便利だと思います。
しかし最近は、内容がおもしろいICOもたくさん出てきています。
しっかりご自身でICOを見極めて頂き、暗号資産の投資を楽しんでほしいです。
今後もICOに注目しましょう。
ICOについてもっと詳しく知りたい方はこちら
残高証明書が必要になったWowbitと注目のICOについてはこちら
- OKwave × Wowoo Pte. のICO「Wowoo」Crypto night #1 12月19日参加レポート
- 2018年注目ICOはこれだ!BCS (Block Chain Store/ ブロックチェーンストア) ICOレポート
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