機関投資家、ミームコインに注目:bybitレポート
海外取引所bybitは、機関投資家によるドージコインなどのミームコイン保有額が急増していると報告しました。
2024年2月から3月にかけて、機関投資家のミームコイン保有額は約97億円から約319億円に増加し、4月には約457億円に達しました。
機関投資家のポートフォリオ内でミームコインが占める割合は2.5%で、特にドージコインへの配分が36%と最も高く、次いでPEPEが22%、SHIBとBONKがそれぞれ10%となっています。Bybitは、流動性が高く安定しているドージコインが機関投資家に好まれていると分析しています。
機関投資家のドージコインなどミーム銘柄保有額が急増 Bybitレポート
COINPOST
機関投資家とセレブが作り出す仮想通貨の新しいミーム文化
機関投資家のミームコインポートフォリオが公開されました。
ミームコインは実体やコンセプトがなく、一部の国では取引が禁止されている仮想通貨です。
なぜ機関投資家がこのようなミームコインに投資するのでしょうか?
その背後にあるメカニズムを説明いたします。
まず一つは、ミームコインは仮想通貨市場で成長しているカテゴリーだからです。
2024年第1四半期に最も多くの資金が流入したカテゴリーは「AI、ミーム、RWA(実世界資産)」でした。
仮想通貨ポートフォリオを組む際に、ミームコインは必ず含まれるべき存在となっており、外すには相応の理由が必要となります。
二つ目は、プロジェクトがミームコインの名のもとに推進されているからです。
ミームコインは実体がないことを意味しますが、中には「実体がない」と宣言しつつ、裏で利益を上げているプロジェクトも存在します。
これらのプロジェクトは機関投資家とも交渉を行っていますが、一般投資家はその裏側の意図を推測することしかできません。
結果として、機関投資家が投資したミームコインの価格が上昇するという一種のマネーゲームが始まります。
ミームコインは仮想通貨らしい動きを見せる一方で、過度な投機を助長するため市場からは否定的に評価されることもあります。
仮想通貨への関心を引く良い方法ですが、そのリスクを認識することが重要です。
最近のセレブ発のミームコインは、セレブが自主的に行っているものというよりも、ビジネス活動として始められたものと考えた方が納得がいくでしょう。
ミームコインは一種のマネーゲームであり、リスクを理解しながら投資することが求められます。
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