2022年5月11日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://www.youtube.com/watch?v=1sAeje3dv8g&t=1362s
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
ステーブルコインと言っていたのがステーブルではなくなってしまい、嘘つき以外の何者でもないんです。
USTの影響でステーブルの市場の法改正や規制は当然厳しくなるでしょう。
例えば100億円分のステーブルコイン発行した時に、他のステーブルコインはドル以外の金融資産でうまくカバーしたり、「発行しているトークンの担保をしている資産がある」というのが今までのステーブルコインだったわけです。
USTは、無担保型といって裏側に資産を持っていません。
信用とシステムだけでドルをキープしていたんですが、それが崩壊したことで、無担保型はおそらくキツくなるんじゃないかなと思います。
その他の無担保型ステーブルコインのフラックスシェアも、今は価格を下げています。
ステーブルコインの崩壊がというよりは、ビジネスモデルとして成り立たなくなっているんじゃないかと思います。
担保型のステーブルコインに関しては、余程のことがない限りは元に戻りやすいでしょう。「担保型」なのか「無担保型」なのかで変わってくると思います。
担保型であっても、あまりにも世の中から攻撃をされると成り立たなくなることもあります。
バイナンスに上場した日本円のステーブルコインの例ですが、一方通行のbotが入ったことにより価格がペッグされなくなり、途中でやめてしまったという例もあります。
小さいマーケットの場合、意図的な攻撃を受けると動かなくなってしまいやすいですが、USDTやUSDCのようにまとまった金額が発行され、かつ担保された資産があるところであれば、トラブルがあったとしても影響は大きくなりにくいと思います。
例えばブロックチェーンが動かないなどといったトラブルが起きると、トークンの価格は下落しますが、「元に戻るだろう」と思って維持するのは辞めたほうがいいですね。
「結果的に元に戻った」とか「復旧が早かった」という理由で慣れてしまうかもしれませんが、ブロックチェーンが止まるといったシステムトラブルが頻繁におこるというのは本来であればあり得ないことですので、回避した方がいいでしょう。
テラに関しては価格の下落原因がまだわかっていません。
価格が回復するとしたらUSTが先に回復するので、USTが回復したらテラのステーキングもまた再開してもいいかなと思います。
ユーザーさんがバラバラになるというよりもダブルでやるっていう形になるので、両方とも稼げたら当然良いと思います。
ただ、うまくいっているほうのプロジェクトのお金をずっと吸い上げ続けてしまうようなプロジェクトが出てきたり、足の引っぱり合いになるリスクもあるかもしれません。
move to earnで変なプロジェクトが組み込まれないことを祈る感じですね。
基本的には同時進行でできるプロジェクトが多いと思うので、StepAppはSTEPNはいいパートナー関係になるんじゃないかなと思います。
XRPは国際送金のシェアをとっていましたが、国際送金は今回の戦争の影響でビジネスになりにくいんですね。
対個人を相手にしているステラのほうが、まだビジネス チャンスがあるかなと思います。
また、XRPはSBIのグループ会社の決済トークンで使われていましたが、決済トークンとしては普通は使わないですよね?
今はXRPの利用用途があまりにも減ってしまっているというのがXRPの課題だと思います。
それはXRPのせいというよりも戦争の影響なので、戦争が終わらないとXRPの価格もなかなか上がりにくいというところはあります。
日本では、経済が自然に持ちなおすまで待っている姿勢や政策失敗により「失われた20年」とも言われていますが、20年間も経済成長させない国は他にはありません。
中国ではロックダウンが終わったら経済をなんとかしなきゃ、という話になっていますし、基本的にはどの国も経済成長する方向に舵を切ります。
ですので、世の中はどんどん良くなっていくと思います。
「仮想通貨や金融市場も10年間くらい失われてしまうのかな」と不安になる方もいらっしゃると思いますが、下落トレンドというのはそんなに長い期間かかりません。
下落期間は本来であれば短いものなので、楽観視するわけではありませんが、年内には下落トレンドは終わると考えています。
① 運営の売り圧が秋口になくなる。
② ODLの堅調な増加
③ SECとの和解
を含めてどう思いますか?ご回答よろしくお願いします。
リップル自体の価格をどうコントロールするかというところはまだ気になるところですね。
リップルは言うことがちょこちょこ変わるので、どうなるかわかりません。
①の売り圧がなくなると言う話については、リップルが市場原理通りにいくということになると思います。
リップルはXRPを買う方も売る方もやっていますが、売る方だけダメというのは成り立たないので、売らなくなるのなら買わなくなるんじゃないか、という気にもなります。
そうすると市場原理通りになりますので、市場原理でみんなが上がると思えば上がるし、下がると思えば下がるという状況になり、運営が関与しなくなってしまうかもしれません。
ただ、個人的には売らなくなることはないのではないかと思います。
僕はリップルのトークンの価格を操作してもらったほうがいいと思うので、操作する方向に残るような気はします。
リップルの四半期レポートというのがありますので、それをを読み解いてまた解説をさせていただきます !
他のステーブルコインも含めて注意しないといけないことは、「規制」です。
担保型のステーブルコインが崩壊するということは考えられませんが、 規制によってビジネスの提供できる幅が少し変わるといったことがあるかもしれません。
預けているプラットフォームと、自分が何をやってるかっていうところを理解した上で定期的に確認をしてください 。
例えば、1年後に解除しようと思っていたら、相当前にロック解除されていて既に返金されていた、ということもあると思います。
規制によって、サービスが途中で変わって しまうことがあります。
条件が突然変わる可能性がありますので、何かしらサービスを利用してる方やディファイをやっている方は、今はできれば毎日アンテナを張って注意をしていたほうがいいかと思います。
SECはリップルの訴訟がすごく目立っていますが、ひととおりの仮想通貨を訴えています。
ひととおりの仮想通貨からは和解金を支払われていて、SECが勝っているという状況なんですね。
金のなる木だと思っていたところにリップル噛みつかれ、引くに引けないというのがSECの正直なところなんじゃないでしょうか 。
トラブルというトラブルがある銘柄ではないので面白いと思います。
気をつけないといけないのが、色を出そうとするわけですね。
この4つの銘柄は唯一無二の独特なプロジェクトをやっているわけではなくて、ライバルがいるんですね。それも彼らのプロジェクトよりも時価総額が上のライバルです。
ライバルを越えるために、大手ではできないことなど色々挑戦すると思うのですが、そこで変なことをしたり失敗したりという可能性はあるので、彼らの挑戦を見届けることは必要かな思います。
あとは、中小企業のプロジェクトを応援する場合は、リリースされるサービスに大手と同じレベルで信頼しない方がいいです。トークンの価格が乱高下するなどのトラブルもあるかもしれないので気をつけた方がいいでしょう。
それぞれのマーケットは当然あるわけですから、両方とも持っていても良いと思います。
どちらかが勝つわけではなく、基本的に両方存在することになると思いますよ。
冒頭でもお話しましたが、XRPの方はロシアの問題で国際送金額が減っています。
政府が発行するデジタル通貨の方は国際送金にかかわらず国内流通でも産めるわけなので、 CBDCの方が浸透が早いかもしれません。そういう目線で見たらXDCの方を少し厚めにもつというのも考え方の一つかと思います。
結局このリップルの提携会社 airdropに対して取引所が巻き込まれてる感じになったわけで、「ちょっと面倒くさいのに巻き込まれたな」と思っている取引所の方が多いと思うん です。
ユーザーとの板ばさみなのですが、ユーザーファーストが100%いいというわけでもないので、 やっぱり慎重にやっていかないといけないわけですね。
取引所全部が足並みをそろえるとなると、2023年ぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。
下落相場を否定するのはビットコインの価格が 3万5000ドル越えないといけませんので、3万5000ドルに行くまではどれだけ反発して上がったとしても下落継続中だと思った方がいいです。
今の感じですと5月28日に今の価格キープしているかどうかです。
今の価格であと二週間 くらい推移してくれると下落トレンド抜けと言えるんじゃないかなと思いますので待ちましょう。
パチンコとかパチスロでいうと、20スロの横に100スロがあるような感じですね。
リスクは何かというと、レートが高いことです。
なので、 BNBに慣れてないときにレートが高いテーブルでゲームやるっていうとあんまり良くないですから、ソラナベースである程度慣らしていただいて、もうちょっとリスク貼ってBNB ベースでやれるのならいいと思いますが、そもそものstepnはソラナ高いじゃないですか。
これから BNBを始めるのであればあまり無理をしない方がいいかなと思います。
特にトークンの乱高下が激しいのは BNB の方なので、多くのインフルエンサーの方は慣れてない方に対して止めてると思います。
BNBの方が利回りが高いですが、利回りが高いというのは結局そのトークンの値崩れも早い可能性があるということです。
みんな早めに多く稼いで早めに換金をするので、それで値崩れが加速してしまうという裏返しでもあります。
これはゲームですから、人よりも賢く立ち振る舞えるかどうかが大切になります。
その部分で自分が得意だと思うのであれば、是非 BNBをやっていただければいいかなと思います。
USTについては陰謀論も出てまして、攻撃されたんじゃないかと言われています。ハッキングに近いですよね。
システムや仕様が悪いではなく、世の中がまだ健全化していないのでいろんな攻撃をされる可能性があります。
やるのであれば、ステーブルコインの規制や、世の中の健全性がもっと高まった時にリリースした方がいいのではないかと思います。
公開が先送りになるかもしれません。でも、それはそれで正しい判断という評価をしてもいいと思います。
成功するまでやると思うんですが、仮に12月ぐらいに予定通りイーサリアム2.0が成功して、速度も上がりガス台も1/300に下がりリファイが活性化したとなれば、当然上昇転換すると思います。
世の中が下落傾向になっいるんですが、メタバースやブロックチェーンゲームを触ってる方はわかると思いますが、、大体のプロジェクトがまだリリース前ですよね。
期待値が高まっている状況で、stepnなどは商品リリースが早かったのでめちゃくちゃ勝ったわけです。
仮想通貨のマーケットというのは期待値でやっているので、環境で不安になったりマイナスの影響を受けた時に手を引くというのは実体が無いからなんですね。実業は強いですよ。
米国株などでも、今は実業系の株は価格が反転して上がっていると思います。
今は株価や環境に影響を受けて引っ張られたりしますが、そういった影響を受けずに独自の経済圏を成功させて、仮想通貨のマーケットを強固なものにする第一歩がイーサリアム2.0です。
そのために皆さんが頑張っているのがこのブロックチェーンの世界ですから、前に進んでくと思います。
イーサリアム2.0が出たら、それをきっかけに仮想通貨のマーケットだけが右肩上がりをするというような未来も起こり得るんじゃないかなと、僕はポジティブに考えております。
そんな未来をみんなで応援していきましょう!
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この記事を書いた人
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