スイスの銀行UBS、ビットコインが流行らない理由について詳しく分析
スイス最大手の銀行UBSは、ビットコインが米ドルの供給量を越えるためには21万3000ドルをつけるか、ネットワークの決済能力を劇的に改善しなければならないという報告を発表した。
UBSは、ビットコインはビザカードなどと比較した場合最大取引量が低いと指摘。
このようなビットコインが抱える能力の限界は切り離すことが出来ない問題であり、ビットコインの流動性が上がらない原因であると分析している。
また、ビットコインは不安定で、海外送金や主流な資産クラスになるのは難しいという見解も示した。
更に、投機商品でありマネーロンダリングや各犯罪に加担すると言及している一方で、ブロックチェーンの技術に対しては可能性を見出している。
暗号資産の流動性が上がれば価値は上昇する、価値が上がれば流動性は増す
実経済の銀行は、ビットコインの流動性が低いと嘆く。クリプト投資家はアルトコインの流動性が低いと嘆く。
現状では両者共通の認識として「流動性が低い」と感じている。
価格が上昇しないのには諸説あるが、今の法定通貨ほどの流動性が担保できれば自然と価格が上昇し、信頼できる「通貨」として存在することができる。
ここに到達するまでには、まだもう少し時間がかかるだろう。
暗号資産市場は変革期。実経済マネーの流入は始まっている
「流動性が低い」というのは紛れもない事実であるが、それを上げる手段としてシンプルに言えば大量のマネーの流入であると言える。
世界の動きを見れば、今後銀行や証券、政府など、どんどん新しい資金を投下していく傾向にあると言えるだろう。
現状の承認権はクリプト投資家であるが、実経済の資本主義に移行していく可能性が非常に高い。
そうなった場合、今のクリプトユーザーから見た暗号資産市場は魅力のない市場に見えるだろう。
今のクリプトユーザーを引き付ける市場にするにはどうしたらいいのだろうか。
未だその答えは出ていない。
世界的にブロックチェーン技術についての肯定派は多く、新しいビジネスもどんどん生まれている。
そして世界中にブロックチェーン技術が浸透した場合、ブロックチェーンは一般的なものになり、更なる新しいテクノロジーが生まれるだろう。
テクノロジーは常にアップデートすることが必要なのだ。
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