OpenAI発表、AI言語モデルGPT-4で暗号資産市場が全面高
OpenAI、AI言語モデル「GPT-4」発表。信頼性・創造性が向上し、マルチモーダルモデル採用により画像とテキストを扱うことが可能に。暗号資産市場でもAI関連銘柄が物色され、15日は全面高。
米OpenAIがAI言語モデル「GPT-4」をリリース、仮想通貨のAI関連銘柄は全面高
COINPOST
AIブームと仮想通貨市場の真実とシンギュラリティの行方
AI(人工知能)を身近な道具にすると話題になっているChatGPTの新バージョン、次世代型GPT-4が発表されました。
シンギュラリティの到来、つまり技術的特異点が訪れたと感じる人々もいるようです。シンギュラリティは2045年に到来すると予測されていましたが、2023年に誕生したとなれば20年も早まったことになります。
そして、人工知能ブームは仮想通貨でも起こっています。AIを導入した仮想通貨プロジェクトの価格がChatGPT関連のニュースと連動するように上昇しています。しかし、このAIブームは本物なのでしょうか?本当にシンギュラリティなのでしょうか?説明をしていきます。
まず、仮想通貨市場で起こっているAIブームは完全にフェイクです。参加しない方がいいでしょう。
AIとブロックチェーンはいいですが、AIと仮想通貨は相性が悪いです。AIに報酬精度は不要であり、仮想通貨の存在はAIが遠回りするだけの迷惑な存在です。実際にいま評価されているChatGPTは仮想通貨など関わりなく経済圏を作り出しております。
将来的にはすべてのプロジェクトがAIを導入することになるでしょうが、AIを作ることを目的とするプロジェクトには未来はありません。アンドロイド(AIを持った人型の機械)を作るプロジェクトであれば、まだ可能性はありますが、AI関連の仮想通貨プロジェクトといえば、AIに金融投資をさせてリターンを得るというモデルが多いです。これは実際にはほとんど不可能です。
他の人がAI投資をしないという前提になれば成功するかもしれませんが、みんながAI投資を利用する世界では、AI投資の優位性はありません。
シンギュラリティの到来は人類が楽になるユートピアと思われていましたが、実際に到来すると競争が激化するディストピアかもしれません。
現在、ブロックチェーンを使用していたり、ChatGPTのようなAIを使用している人は、お金を稼げる人たちに分類されます。AIを利用した投資は収益を期待することができます。『AIに頼る』と『AIを使いこなす』ことに大きな違いがあります。AIに頼る多くのプロジェクトでは、最終的にAIが出力する内容はほぼ同じレベルになります。結局稼ぐことは難しいでしょう。パソコンがあれば人より稼げると言っているのと同じです。そんなことはありません。道具は使う人にできることが変わります。
AIを使いこなす場合は、主体となる人の考え方が結果に反映されます。つまり、収益を期待できる人とできない人の二分化が生まれる可能性があります。
シンギュラリティの到来が人類が楽になる理想郷なるか、競争が激化するディストピアになるかは人によって判断は変わります。
伊藤はパソコン、インターネット、スマートフォン、ブロックチェーンの誕生でだいぶ生きやすくなりました。皆さんはどう感じますか?
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