ビットコイン価格10万ドル、現実味を帯びる
ビットコインが初めて7万ドルを突破し、オプション市場では10万ドル到達の可能性が高まっています。
権利行使価格が8万ドルと10万ドルのコールオプションの建玉は過去24時間で約12%増加しました。
オプションおよび先物市場でのボラティリティとレバレッジの低下が示されており、この値動きは現物市場の需要によるものとみられます。
デリバティブ市場全般の清算も価格変動に影響を与えており、ビットコインの価格は引き続き市場の注目を集めています。
※画像引用:Bloomberg 過去24時間の建玉の変化(権利行使価格ベース)Source: Amberdata
ビットコイン10万ドル到達、もはや論外ではないか-オプションが示唆
Bloomberg
オプション市場で見るビットコイン10万ドル到達の未来
ビットコインの価格が10万ドルに到達する可能性が現実的になってきました。
現在の現物ビットコインの価格は約7万ドルですが、オプション市場では8万ドルと10万ドルのコールオプションに対する注文が集中しており、6万ドルのプットオプションにも大量の注文が見られます。
この注文がそのまま現物価格に反映されるわけではありませんが、市場はビットコインの価格が10万ドルに達すると予測する傾向にあると言えます。
一方で、市場の短期的な過熱により、価格の調整や下落に関する懸念が増えています。
ここまで過熱した市場ではビットコインを売るためには何らかのきっかけが必要です。
ビットコインの半減期はビットコインを売るトリガーになると考えられます。
ビットコインの半減期はビットコインの価格を大きく押し上げるイベントと期待されていますが、半減期自体が価格に大きな影響を与えるとは予想されていません。
歴史は、半減期の日に価格が反応しないことを証明しています。
半減期の1ヶ月前に上昇率が最も高く、半減期の翌月には下落している可能性があります。
強いファンダメンタルズがどんどんと消化されることで、半減期後にビットコインの握力が弱まる懸念があります。
2024年6月には大幅な下落に発展する可能性があります。
その後、10月の強気市場に向けて、ビットコインの価格は10万ドルを目指すと期待しております。
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