ファンド運用ビットコイン合計が100万BTC突破!
仮想通貨分析企業K33リサーチは、ETFを含む世界のファンドが運用するビットコインの資産残高が合計で100万BTC(約10兆円)を超えたことを発表しました。
この数値はビットコインの循環供給量の5%以上に相当します。
特に、米国で始まった現物ETFが運用資産の増加に大きく貢献しており、今年に入ってからの純流入は161,700BTC(約1.5兆円)に上ります。
K33リサーチによると、これらの金融商品はビットコイン市場の構造を大きく変化させており、ETFやETPなどによる運用はビットコインの価格発見に重要な要素となっています。
現在、全体の83%以上を占める最も運用資産が多いのは米国であり、これに欧州、カナダなどが続いています。
現物ETFがけん引 世界のファンドが運用するビットコインが計100万BTC超に
引用:COINPOST
総運用資産高100万BTC突破!金融市場を変えるビットコインETFの勢い
世界のビットコイン現物ETFの売上が好調で、ついに運用中のビットコインETFの資産総額が100万BTC(約10兆円相当)を超えました。
このうち、米国のビットコイン現物ETFが約70万BTCを占めています。
発行されたビットコインの5%が金融機関によって管理されている状況は、かつて想像もできなかったことです。
今後この状況がどのように展開していくかを解説します。
すでに、ビットコインは実態がない怪しいものではなく、世界中でその価値が認められている金融資産です。
私たちが黙っていても、様々な金融商品に組み込まれ、これから社会に浸透していきます。
これからの社会では、たとえビットコインを所有していなくても、ビットコインが下落した場合に何らかの形で生活に影響を与える可能性があります。
仮想通貨の世界への影響は、現物ビットコインの枯渇が考えられますが、仮想通貨市場における物理的ビットコインの取引代替メカニズムが存在するため、大きな影響は生じにくいでしょう。
むしろ、ビットコイン価格の上昇による仮想通貨市場への資金流入により、短期的には恩恵を受けることが期待されます。
世界の金融市場は非常に不安定な状況にあり、リスクヘッジを求めて資金が容易に動いています。
ビットコインETFは資金の退避先として好タイミングで市場に登場しました。
今後、2024年を通じて需要が高いままであると考えられます。
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