グレースケール、ステーキング銘柄投資信託開始
グレースケールは、ステーキング報酬を提供する新しい投資信託「Grayscale Dynamic Income Fund(GDIF)」の提供を開始しました。
このファンドは、ソラナやAptos、Celestiaを含む9つの銘柄に投資し、ステーキングによる報酬を四半期ごとに保有者に分配する仕組みです。
グレースケールのCEOは、このファンドを通じて、投資家は複数のアセットへのステーキングに単一の商品で参加できると説明しました。
同社はこれまでにGBTCのビットコイン現物ETFへの転換や、プライバシーテーマのインデックスETF申請など、商品の拡大を進めています。
グレースケール、仮想通貨ステーキング投資信託を提供開始 AptosやCelestiaなどに投資
COINPOST
グレースケール新仮想通貨投資信託開始!市場主導権の獲得を目指す!
ビットコイン現物ETFを運営する大手仮想通貨運用会社グレースケールが、ステーキング報酬を目指す新たな仮想通貨投資信託サービス「Grayscale Dynamic Income Fund (GDIF)」の販売を始めました。
この投資信託には、Solana、Aptos、Celestia、Coinbase Staked ETH、Cosmos、Near、Osmosis、Polkadot、SEIの9つの銘柄が含まれています。
日本ではまだETFとして購入することは難しいですが、将来的にこのような仮想通貨投資信託がETFに転換される可能性があり、証券会社が世界水準の仮想通貨銘柄を容易に扱える環境が期待されます。
日本では現物仮想通貨銘柄の上場審査が厳格に行われていますが、ETF時代の流れが来ると、現物での仮想通貨保有は少数派の選択肢となるかもしれません。
この流れは、ETF化された仮想通貨にお墨付きを与えることになります。
仮想通貨市場では、これまで仮想通貨取引所が権力を保有する立場にありましたが、権力のバランスが変わりつつあります。
2023年に世界最大の取引所であるバイナンスの創設者CZが退任したこともその一例です。
「取引所に上場されるかもしれない!」というセールストークが、「ETFに転換されるかもしれない!」に変わる可能性があります。
ETFの創設は民間企業だけの決定ではないため、容易ではありませんが、しばらくの間、投資家は主要な銘柄に集中することが予想されます。
今回の投資信託に含まれる9つの銘柄は、中長期的に大きな可能性を秘めていると言えるでしょう。
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