ビットコイン4年周期説は健在か、業界幹部が見解
仮想通貨取引所ジェミニのサード・アーメッド氏は、シンガポールの「Token2049」で、ビットコインの4年周期は形を変えながらも今後も続く可能性が高いと述べました。
価格のサイクルは人々の熱狂と冷却によって繰り返されるとし、機関投資家の参入でボラティリティは緩和される可能性があるとも指摘しました。
ビットワイズのマット・ホーガン氏は、過去と同じ動きにはならないものの、2026年以降も強気の流れが続くと見ています。
ビットコインの4年周期説は死んでいない? 仮想通貨業界幹部「何らかの形で今後も続く」
Cointelegraph
ビットコイン相場は“常識”が通じない段階へ

ビットコインは実経済との結びつきが強まっていますが、依然として明確な価値評価の基準が存在せず、市場の空気感やニュースによって価格が左右されやすい状況です。
中でも「半減期アノマリー」と呼ばれる4年ごとの価格サイクルは強い影響を持っています。
2025年にはこのサイクルに沿って過去最高値を更新し、4度目のアノマリーを達成しました。
一方で、半減期アノマリーだけでビットコイン価格を判断するのは危険です。
複数の価値基準を組み合わせて分析することで、リスクを抑えることができます。
2025年の現在は、さまざまな指標で「買い」と「売り」の両方のサインが出ており、市場は混乱状態にあります。
このような状況こそが典型的なバブル相場です。バブル期は金融のプロが負け、初心者投資家が勝つことも珍しくありません。
“普通に考えたら”や“常識的には”が通用しない相場となっています。
ただし、まだ市場の分析は機能しており、バブルの頂点を迎えるのはもう少し先と考えられます。
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