ウォール街で注目を集める「Bakkt」、暗号資産市場への影響は!?
米ウォール街は世界経済の中心地となっているのはみなさんもよくご存知かと思います。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているICE(インターコンチネンタルエクスチェンジ)は、「Bakkt(バックト)」という暗号資産取引所を設立しました。
ビットコイン先物を筆頭に、暗号資産を支えるインフラを提供するような商品を今後も公開していく方針とのことです。
同社を通して、ビットコイン先物取引やETFなどの「金融商品」として世界へ発信させる意向を表明しています。
(※実はニューヨーク証券取引所(NYSE)もビットコインに関心を示していました。ぜひこちらをご覧ください!!)
しかしその期待の反面、上記の内容以外にも、あらゆるプロトレーダーや他の投資家は、価格操作、詐欺、フェイクニュースなどがウォール街でのあることないことが噂として流布してしまい混乱してしまうことも多いようです。
それほど常時世界中から注目されているのです。
株式市場含めたびたび、この現実を垣間見ることができます。
暗号資産市場でも同じことが起きている可能性が高いのです。
特に暗号資産市場は市場規模がまだまだ小さいためみなさんもご存知の通り、価格変動も激しいのです。
一部の有識者らは、CME(シカゴマーカンタイルエクスチェンジ)でビットコイン価格を操作するための指標として使用(テスト)されている、と予測している者もいるようです。
アメリカの暗号資産調査企業、Ironwood Research Groupがその一部で、同社はBakktに関する公開討論で以下のようにと述べ、機関投資家の参入障壁を下げる可能性があるとして期待感を示しています。
「先物取引」を開始することで、機関投資家を十分に満足させることができた場合、暗号資産市場に大きな衝撃をもたらすことになるだろう。
引用元:Wall Street: Bitcoin Price Manipulation
Bakkt先物市場への上場が来月1月24日と迫っており、世界中の投資家による期待の高まりで爆発寸前のところまで来ているのかもしれません。
中央集権型主導で暗号資産市場規模が大きくなる動きか
金融市場が作られたロードマップで市場を操作していることは陰謀論でもなく実際に事件になっていることからも明白です。
もちろん特定の個人が稼ぐために行うことは違法かもしれませんが、実際に市場を大きくするために仕組まれたことは資本主義社会上、法律を犯さない領域においては合法かつ良いこと(金融の本来の意図)とされます。
しかし、ここで気をつけたいのが「やり方や市場が受け入れられるか」が大きな問題となってきます。
暗号資産は市場が大きくなることで市場参加者の多くが恩恵を受けるため、市場拡大を否定する人は少数であるのが一般的ですが、市場拡大の方法が中央集権的であることに対してネガティブな印象を持つホルダーが多いのも事実です。
しかし、非中央集権的に市場が拡大する(民意で拡大する)場合、それは相当に時間がかかることと理解しておく必要があります。
一気に拡大するためには資本や中央集権の力を有効に活用する必要もあると考えるのが現実的なのかもしれません。
暗号資産市場において自分のポジションを把握しておくことが大切
個人の利益、テクノロジーの発展、資本主義社会どれを第一に考えるかでアプローチの仕方は変わります。
今起きているのは、それぞれトレードオフの関係にあるコミュニティが一斉に暗号資産市場に対してアプローチをしているという点です。
自身はどこに属してるのか、それともまた新しいコミュニティを立ち上げるべきなのかを良く判断して行動に移すことが重要となってきます。
そして、世の中は資本主義が主流であり、資本主義の影響は無視できないという事も同時に理解しておく必要があります。
この記事を書いた人
最新の投稿
- 債務整理2024年8月10日債務整理でブラックリストに登録される期間は?信用情報への登録で受ける影響を解説
- 債務整理2024年8月5日債務整理の費用相場はいくら?借金の返済に追われて払えない場合の対処法を徹底解説
- 債務整理2024年8月2日大阪で債務整理に強いおすすめ弁護士・司法書士15選!費用や選び方についても解説!
- 仮想通貨2024年6月7日保護中: 【会員限定】コインオタク流「裏ワザ」で稼ぐ
今回は、「米ウォール街、暗号資産市場への影響力」についてレポートしていきます!