皆さんは、韓国の暗号資産大手取引所であるビッサムをご存知でしょうか。
ビッサムは、非常に取引量も多く、サービスも充実した取引所です。
このビッサム取引所が新たなサービスとして、ビッサムの口座から飲食店での食事代金を暗号資産払いができる支払いサービスの計画を発表しました。今回は最近のビッサムの動きをまとめました。
韓国の大手取引所ビッサムをご紹介!
Bithumb(ビッサム)は、韓国で最大の取引量を誇る暗号資産取引所です。
一体どのような特徴の取引所なのでしょうか。ご紹介いたします。
取引量が韓国全体のなんと約75%!
引用元:CryptoCompare
韓国の暗号資産取引所は、BithumbとKorbit、Coinoneの3社が三大暗号資産取引所となっていますが、その中でも Bithumbの取引量は韓国全体の約75% を占めています。(※2018年3月23日現在)
他の主要な取引所と比べても群を抜いて大きな取引所であることが分かります。
言語は日本語を含む6ヶ国語で対応
Bithumbの公式サイトの右上に言語選択する欄があり、韓国語、英語、日本語、中国語、スペイン語、ヒンディー語の 6ヶ国語に対応 しています。
日本語にも対応しているということで、日本人にも使いやすい取引所でしょう。
豊富なアルトコイン
Bithumbでは、ビットコイン取引だけでなく、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)、モネロ(XMR)、ビットコインキャッシュ(BCH)の取引ができます。
韓国の他の大手取引所であるKorbitとCoinoneでは、ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リップルなどの取引ができますが、 Bithumbの方がアルトコインの種類が豊富 です。
中でもBithumbだけでリップルの取引量が世界の37%を占めています。
取引手数料が安価になるサービス
売買手数料は一律0.15%
Bithumbの取引手数料は一律0.15% です。
しかし、定額クーポンを購入する事により、 0%~0.075%と格段に安くなる ため、頻繁に取引をする方にはオススメです。
送金手数料は0.0005BTC
XRPの手数料が他の海外取引所と比べると高いですが、それ以外は 大きな違いはありません。
充実した顧客対応
言語対応や、カスタマーセンターでの電話対応 など、大きな取引所だけあって 顧客対応が充実 しています。
Bithumbの飲食支払いサービス事業参入
飲食店に設置されているタッチパネル端末のキオスクでは、利用者はメニューを閲覧できたり、決済方法を選んだりできる。ビッサムは、キオスクの製造業者4社と提携し、レストランやカフェを運営する中小企業向けに、キオスクの「タッチB」ブランドを提供する。
引用元:COINTELEGRAPH 取引所ビッサム、飲食店で暗号資産決済を提供へ(2018年3月12日)より
非常にサービスも充実したBithumbですが、さらに今後サービスを拡充していく算段をたてているようです。
その計画の一つとして、まずは 支払サービス事業の参入 です。
最近、日本の居酒屋やファミレス飲食店によく設置されているタッチパネル端末にて、注文をします。
そのタッチパネル端末の会社でキオスクの製造業者4社と提携し、レストランやカフェで、ビッサムの口座から暗号資産払いができるような計画をたてているようです。
最近日本でもビットコイン払いができるお店が広まっていますが、リップル払い等他の暗号資産でも支払いができるようになる点はメリットがあり、とても面白そうです。
今後どうなるのか飲食事業の支払方法がどうなっていくのか非常に期待が高まります。
Bithumbの国際送金市場に参入
韓国最大の暗号資産取引所ビッサムは1、米ビットペイと提携し国際送金市場に参入する。
引用元:COINTELEGRAPH 韓国ビッサムが米ビットペイと提携、暗号資産で海外送金、「2千億ドル」市場を狙う(2018年3月15日)より
それから支払サービス事業だけでなく、 国際送金市場にも参入 を表明しています。
米ビットペイは、世界最大級のビットコイン決済ゲートウェイと言われています。
ビットペイのCCOであるサニー・シン氏は、新たな送金サービスについて、企業が請求書をビットコインに変換すれば、ビットペイを通じて、従来よりも迅速かつ安価に決済することができると話しています。
もし実現されれば、韓国と欧米間の国境を越えた支払いは今年2千億ドルの市場となるとも言われているようです。
ビットコイン決済が国を超えて市場を大きくするツールになるのは明確のようです。
暗号資産本来の目的が世界共通の通貨でしたので、その目的の機能が果たされているという点にこのサービスも非常に期待してしまいます。
今後の取引所のゆくえ
コインチェック事件から日本の多くの取引所でも暗号資産取引所のサービスの変革に乗り出しているようように思えます。
これは、日本に限ったことではなく、世界の取引所であるBinance等多くの取引所で動きが見られます。
暗号資産事業が今後、さらに大きくなることが予想されますがやはり 取引所によって動き方が違う ようです。
Bithumbのように支払い等のユーザーのためのサービスの拡充をおこなっているような取引所は、ユーザーがさらに魅力的に感じるのではないでしょうか。
今後さらに世界の取引所の成長が加速しそうです。
引き続きBithumb取引所に注目しましょう。
その他国外取引所でおすすめはBinance(バイナンス)!口座開設はこちら
BITHUMB(ビッサム)の口座開設をしたい方についてはこちら
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天然でちょっと恥ずかしがり屋な女の子。
読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「今取引所はどうなっているのか?!」 を、徹底調査してレポートして参ります。
取引所調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
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