Global Payments Steering Group(GPSG)とは
Global Payments Steering Group(GPSG)は2016年に結成され、ブロックチェーン技術を利用した初の国際銀行間送金グループとして発表されました。
その参加機関の内訳は、リップル(Ripple)社のアドバイザーであるDonald Donahue(ドナルド・ドナヒュー)氏を議長に迎え、世界各国から以下の6行が参加しました。
バンクオブアメリカ・メリルリンチ(アメリカ)
サンタンデール(スペイン)
スタンダードチャータード銀行(英国)
ウエストパック銀行(オーストラリア)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(カナダ)
CIBC(カナダ)
そしてやや後発にて、三菱東京UFJ銀行が参加を表明します。こちらについては三菱東京UFJ銀行のHPでも公表されています。
三菱東京UFJ銀行 ニュースリリース(平成29年3月31日)
米国 Ripple 社主催のグローバル銀行間コンソーシアム 「Global Payments Steering Group」への参加について
Donald Donahue(ドナルド・ドナヒュー)という人物
Donald Donahue(ドナルド・ドナヒュー)は、2015年6月1日にアドバイザーとしてリップル(Ripple)社に参加しました。
その経歴はMiranda Partners CEOであり、The Depository Trust & Clearing Corporation (DTCC)の前CEOでもあります。
Miranda Partnersは金融市場インフラへのリスク関連コンサルティングを行う会社であり、DTCCは1.7兆ドルの取引を処理するアメリカの証券およびデリバティブの決済機関です。
2007~08年のリーマンショックでは金融システムを安定化させる取り組みをリードしてきました。
また、9月11日テロの際には金融部門の物理的セキュリティ、及びサイバーセキュリティを向上させるために、米国財務省とタッグを組んで取り組んだ実績を持ちます。
まとめ
Global Payments Steering Group(GPSG)とは2016年に結成されたブロックチェーン技術を利用した初の国際銀行間送金グループである
東京三菱UFJ銀行を始めとする世界各国から7行が参加
議長をリップル(Ripple)のアドバイザーであるDonald Donahue(ドナルド・ドナヒュー)が務めている
written by yuta takahashi
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