BinanceのCEOのジャオ・チャンポン氏(Changpeng Zhao)が、フォーブスの暗号資産長者番付にランクインしました。
Binanceの日本進出の話がなくなってから、ジャオ氏はかなり遠い存在になってしまったように感じます。
今回は暗号資産長者番付にランクインしたジャオ氏とBinanceについて振り返っていきたいと思います。
フォーブスが暗号資産長者番付を公開
暗号資産長者番付の目的
アメリカの経済雑誌「フォーブス(Forbes)」と言えば、長者番付を思い浮かべる人は少なくはないでしょうか。
「(時代の)転換期の記録を提供することにある。麻薬取引に使われる通貨というもともとの始まりから暗号資産を引き離し、成長段階にある正規の資産として暗号資産を評価するために必要な透明性確保の一端を担う」。
引用:フォーブスが暗号資産長者番付を発表 バイナンスCEOもランクイン https://jp.cointelegraph.com/news/forbes-publishes-first-ever-richest-people-in-cryptocurrency-list
今回の新しい試みである暗号資産長者番付は、一言でいうと 透明性の確保 です。
暗号資産の認知が広まったのはいいことの、未だ麻薬などテロ組織による利用などの悪いイメージは払拭されておりません。
今後、暗号資産が法定通貨と並び、一通貨として機能する為には透明性の確保は必須であり、フォーブスはその一役を買って出ようということになります。
暗号資産長者番付の結果
結果は以下の通りです。
01位|クリス・ラーセン/75-80億ドル(8250-8800億円)リップル共同創業者
02位|ジョセフ・ルービン/10-50億ドル(1100-5500億円)イーサリアム共同創業者
03位|ジャオ・チャンポン/11-20億ドル(1210-2200億円)バイナンスCEO
04位|ウィンクルボス兄弟/各9-11億ドル(990-1210億円)Winklevoss Capital共同創業者
05位|マシュー・メロン/9-10億ドル(990-1100億円)個人投資家
06位|ブライアン・アームストロング/9-10億ドル(990-1100億円)コインベースCEO
07位|マシュー・ロスザック/9-10億ドル(990-1100億円)Bloq共同創業者
08位|アンソニー・ディ・イオリオ/7.5-10億ドル(825-1100億円)イーサリアム共同創業者
09位|ブロック・ピアス/7-10億ドル(770-1100億円)Bitcoin Foundation会長
10位|マイケル・ノボグラッツ/7-10億ドル(770-1100億円)ギャラクシーデジタルCEO
引用:暗号資産長者番付を発表!世界長者番付・日本長者番付との比較 https://fintech.money-goround.jp/?p=831
印象的だったのは、3位にBinanceのCEOであるジャオ氏がランクインしていたことでしょうか。
彼は中国生まれのアジア人で、まだ41歳と若くして世界長者番付にもランクインしていることから、今注目を集めている人物です。
ジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao)とBinance
彼は41歳という異例の若さで、 世界最大の取引所「Binance」 のCEOをつとめている程の手腕の持ち主です。
Binanceは香港に拠点を構える取引所で、取り扱い通貨が多いことと手数料がやすいことで、多くのユーザからの支持を得ています。
またジャオ氏の発言から、Binanceが日本に進出することも期待されていました。
Binanceに関する詳しい解説はこちら
Binanceの日本進出は白紙に…
Binanceから日本語表記が消えた理由
1/15にBinanceホームページから日本語表記が消えたことについて、話題を集めました。
https://twitter.com/IHayato/status/953035682108268544
https://twitter.com/bitcoin51/status/953049956838817792
Binanceユーザーの不安を大分煽る結果にはなってしまいました。
結局、日本の金融庁からの日本語表記の削除のお達しがあったことが理由だとされています。
Binanceは本社を日本に移転することを完全否定
Binanceが本社を日本に移転するかもしれないという、噂が流れていました。
またその後、Binanceで採用の手伝いをし、ミスビットコインと言われている藤本真衣さんから、すでに日本支社は存在しているという情報が流れました。
その為、Binanceの日本支社説はかなり濃厚だと期待されていましたが、CEOの口から誤報であるとの証言があり、 Binanceの日本支社移転は完全否定
されてしまいました。
暗号資産だけではなく、どの分野でも噂やデマから誤報が広まることはあり得ますので、情報のソースは物事を判断する上で重要だと言えるでしょう。
ただBinanceが日本で活動を行っていたことは事実であり、金融庁登録を目指し、 日本で取引所を作ることに意欲を見せていました 。
今後Binanceがどのような動きを見せるかはわかりませんが、コインチェックの一件により、金融庁登録の難易度が上がったことには間違いないでしょう。
私個人としては、日本の暗号資産市場に活発さを取り戻す為にも、ジャオ氏に期待したいです。
BinanceのCEOへの独占インタビュー記事はこちら
- 取引量No.1取引所【バイナンス(Binance)独占インタビューPart1】~世界中をハッピーに~
- 取引量No.1【バイナンス(Binance)独占インタビューPart2】~日本はファイナンシャルリーダーに~
Binanceの口座登録から使い方を知りたい方はこちら
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