NEM(ネム)とCOMSA(コムサ)との関係性
COMSA(コムサ)は先日行ったICOにて、多額の資金調達に成功しました。
そのCOMSA(コムサ)とNEM(ネム)には深い「関係」があります。
今回はその関係性について、詳しく説明していきたいと思います。
COMSAとはなにか
COMSAとはZaif取引所を運営するテックビューロが日本初のICO(イニシャル・コイン・オファリング)のプラットフォームとして立ち上げたプロジェクトです。
今回COMSA自身がまず2107年10月25日まででICOを行い、100億円以上を集めました。
ICOの条件などは下記の記事にまとめてあります。
日本初のICOはどこ?
COMSA(コムサ)3つの大きな特徴
COMSAの凄いところは企業と通貨をつなぐ「ハブ」的役割
COMSAは企業とBitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)、NEM(ネム)などのパブリックチェーンをmijinのプライベートブロックチェーンを使い、つなぐ役割をもちます。
またZaif取引所などは日本でも大手の取引所になるため、ここで企業トークンを売買できるようにし商圏を拡大していけることになります。
COMSAホワイトペーパーから抜粋した提供できるソリューションは
1. NEMとEthereumのブロックチェーンでペッグされたハイブリッドトークンの発行。
2. 上記を用いたICOソリューション。
3. NEMとEthereum上の、暗号通貨とペッグしたトークン(BTC, ETH, and XEM)。
4. NEMとEthereum上の、法定通貨とペッグしたトークン(JPYZ、Tetherなど)。
5. 内部高速トークン勘定としてのプライベートブロックチェーンmijin。
6. ペッグされたトークンの裏付けとなるZaif取引所と、そこでのトークンの取引取り扱い。
引用:COMSA公式サイトよりDL(ホワイトペーパー)
https://comsa.io/ja/
まとめると
企業トークンを発行し、非中央集権のパブリックチェーン(Bitcoin,Ethereum,NEM)と中央集権のプライベートチェーン(mijin)をシームレスでつなげるような仕組みをCOMSAが提供できる
ということですね。
重要な役割「COMSA CORE」
このシームレスでつなぐ大きな役割を果たすものがCOMSA COREと呼ばれるものです。
COMSA COREはNEM、Bitcoin、そしてEthereumのブロック チェーン間でトークンのペッグと制御を司る機能を持ち、各暗号通貨間での総量をコントールすることができます。
9台のノードでコントローラーを稼働しています。
COMSA COREの特徴をかなり簡潔にあげると、
・ゼロダウンタイムであり、秒間最大50トランザクションをさばける
・それぞれのサーバーがBitcoin、NEM、Ethereumのノードへの入金トランザクションを客観的に監視するオラクルとして機能する
・マルチシグ認証があり、COMSAネットワークは、9台中X台の署名を以て送金の合意を形成する。
・中央集権化しているため、システム障害が起こった場合、パブリックチェーンではできないロールバックなどが実施できる
とまとめることができます。
ワンタイム・スマートコントラクト
2017年中にmijinに搭載されるCatapult(カタパルト)の機能にアグリゲートトランザクション(複合トランザクション)というものがあります。
これは複数のトランザクションをセットにして処理するもので、速度が速くなるのと同時に処理を実行できるのとセキュリティに強くなるという特徴があるようです。
進化し続けるCOMSA(コムサ)
まだまだCOMSAには様々な特徴がありますが、メインの特徴だけ紹介しました。
今年中にプレミアムウォーターホールディングスのICOをCOMSAでやるようなので、それがどうなるかに期待したいですね。
Written by 野村 幸裕
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